【初心者必見】おすすめのプログラミング言語10選!選び方も紹介

プログラミング言語の辞書

プログラミング言語は数多くあります。初めてプログラミングを学習する方のなかには、どの言語を選べば良いかわからない方もいるのではないでしょうか。また、それぞれの言語を扱えるようになるのか、不安を感じている方もいるでしょう。

今回は主要なプログラミング言語の特徴や、初心者におすすめの言語、言語の選び方をご紹介します。

【初心者向け】おすすめのプログラミング言語《10選》

初心者向けに、現在人気のプログラミング言語10言語について、どのような用途に向くのか、学習の難しさなどを簡単にまとめました。

1.Python

学習難易度 求人数 できること
低め 多い アプリ開発

AI/機械学習

IoTシステム開発

「Python」は、AI開発や科学技術計算など幅広い用途に使われており、世界的に人気の言語です。スクリプト言語のためコードや文法がシンプルで可読性が高く、初心者にも学習しやすいといえます。

用途の広さから言語別の求人数はトップクラスです。

2.Ruby

学習難易度 求人数 できること
低め 多い Webアプリ開発

ゲーム開発

スマホアプリ開発

「Ruby」はWebアプリ開発に強いスクリプト言語です。「Ruby on Rails」という強力なフレームワークがあり、Webサービスの開発に多く用いられています。Twitterや食べログなどはRubyでの開発からスタートしました。

日本人が開発した言語のため日本語の情報が多く含まれています。文法が英語と似ていることもあり、直感的に書けるため初心者でも学びやすい言語です。

3.Java

学習難易度 求人数 できること
高め 多い 業務系システム開発

組み込み系システム開発

Webアプリ開発

Androidアプリ開発

「Java」は、汎用性が高く、業務システムからスマホアプリまで広く使われるコンパイラ言語です。文法やルールが多く、Java独特のルールがあるため難易度は高めですが、高いスキルを身に付けて活躍したい方に向いています。

利用者が多い言語であることから、インターネットで情報収集がしやすく、学習を進めやすいでしょう。

できることの幅広さから求人数がトップクラスに多いため転職したい方におすすめの言語です。

4.PHP

学習難易度 求人数 できること
低め 多い Webアプリ開発

「PHP」は、Web開発に特化した、サーバーサイドの処理に使われるスクリプト言語です。HTMLと併用でき、動的コンテンツを生成します。WordPressもPHPがベースです。

ほかの言語に比べて文法が分かりやすい上、プログラムの実行が比較的簡単なことからプログラミング初心者も学びやすい言語です。

サーバーサイド開発のみで使用される言語のため汎用性が高いとはいえませんが、Javaに次ぐ求人数があります。

5.JavaScript

学習難易度 求人数 できること
低め 多い Webサイト開発

Webアプリ開発

ゲーム開発

「JavaScript」は、ポップアップウィンドウの表示や自動スクロールなど、Webに動作をつけることができるプログラミング言語です。HTML/CSSとセットで習得するのをおすすめします。

Webブラウザとテキストエディタがあれば最低限のプログラミングができるため、学習するハードルは低い点で初心者にもおすすめです。

また、「Node.js」という実行環境ではサーバーサイド開発も可能と汎用性もあります。求人数も豊富です。

6.Go

学習難易度 求人数 できること
低め 少なめ Webサーバー構築

アプリ開発

「Go」はGoogleが開発した言語で、記述方法が少なくシンプルなコーディングが可能なコンパイラ言語です。可読性が高いため、初心者も理解しやすいでしょう。

求人数は少なめですが、大手企業のサービスで採用が多く、今後の需要拡大が見込まれます。現在、技術者が少ないため需要拡大にともなって高年収が期待できることも魅力です。

7.C#

学習難易度 求人数 できること
高め 多い Webアプリ開発

スマホアプリ開発

ゲーム開発

VR・AR・MR開発

「C#」は、マイクロソフト社が開発したコンパイラ言語です。主にWindows向けのアプリ開発に採用されていますが、近年ではVRやARを駆使したアプリ・ゲームの開発にも使用されています。

学習難易度は高いものの汎用性が高いため、一度習得すると幅広い案件に携わることができます。学習難易度を踏まえると、未経験の方はプログラミングスクールの受講などをおすすめします。

8.Swift

学習難易度 求人数 できること
低め 少ない Appleアプリ開発

Webサーバー開発

Webアプリ開発

「Swift」はAppleが開発した言語で、主にApple社製品向けのアプリ開発に使われています。コードがシンプルで読み書きしやすい言語なので、初心者も理解しやすいでしょう。

求人数はほかの言語に比べると少なめですが、Apple製品におけるアプリ開発では主流言語であるため、一定の需要があります。また、近年ではWebフレームワークの登場でサーバーサイド開発にも使用されるようになっており、今後の成長が期待できる言語です。

9.Kotlin

学習難易度 求人数 できること
やや高め 少ない Androidアプリ開発

「Kotlin」は、主にAndroidのアプリ開発に使われるプログラム言語です。Javaと互換性があるうえ、コードがシンプルなためJavaよりも学びやすいです。

Androidアプリ開発ではYahoo!やLINEなどの大手企業も採用するなど、Kotlinが主流になってきています。現時点での求人数は少なめですが、将来性は十分に期待できます。

10.TypeScript

学習難易度 求人数 できること
低め 少ない Webアプリ開発

Webサイト開発

ゲーム開発

「TypeScript」はマイクロソフト社が開発した言語で、JavaScriptを拡張して作られました。フロントサイド・サーバーサイド両方の開発が可能です。

将来的な需要は期待できるものの、現時点での求人は少なめです。また、JavaScriptと似ているものの構造がやや難しく、日本語の資料も少ないため、JavaScript学習後に着手すると良いでしょう。

【超入門】プログラミングの基礎理解におすすめの言語

未経験の方のなかには、「言語の選択肢が多すぎて選べない」「まずは言語に慣れたいのでわかりやすい言語がいい」という方もいるでしょう。

初めてプログラミングの概念を学ぶのにおすすめの言語は「HTML・CSS」と「なでしこ」です。

HTML・CSS

「HTML・CSS」は、主にWebサイト制作に使用される言語です。厳密にはプログラミング言語ではなくマークアップ言語ですが、プログラミングを学び始めるにあたって基礎知識となるため習得がおすすめです。初心者にも理解しやすいため、独学でも学びやすいといえます。

学習難易度 できること
低め Webサイト制作

なでしこ

「なでしこ」は、日本語の文法をベースとしているため日本語でプログラミングができる言語です。英語が苦手な方でも、気軽にプログラミングに触れられます。

日本語ベースとはいえ、語順や変数、構文などはプログラミング言語独特の考え方が必要なため、プログラミングに慣れたいという方におすすめです。

なでしこは、ファイル処理や画像処理、WordとExcelとの連携などが可能なため、日々の作業自動化にも活用できます。プログラミングの面白さや便利さを実感しながら知識を身に付けられることが魅力です。

学習難易度 できること
低め ファイル処理

画像処理

Word・Excel連携

 

【初心者向け】プログラミング言語の選び方

ここまで、プログラミング言語について紹介してきましたが、それでもどの言語が良いか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

初心者がプログラミング言語を選ぶときに役立つ判断基準を3つご紹介します。

スクリプト言語から選ぶ

プログラミング学習はエラーや環境構築などで挫折しやすいため、学習のしやすさは重要な観点です。

スクリプト言語は自然言語と近く、書いたコードを即実行可能で動作確認しながらでも開発できる点で、初心者も学びやすいでしょう。

スクリプト言語には、PHP、Ruby、Python、JavaScriptなどが挙げられます。

需要が高いか

転職や副業を視野に入れてプログラミングを学びたい場合には、需要の高さも重要な観点です。需要の高さは案件の豊富さでもあり、転職や独立時に仕事を選びやすくなります。

幅広い開発環境に応用できるか

プログラミング言語は、前提として目的に沿った言語を選ぶのが基本です。しかし、初心者の場合は、まだ作りたいものが定まっていない方も多いでしょう。

具体的に学びたい言語がない場合には、用途の広さや汎用性の高さを基準に選ぶのもおすすめです。

まとめ

プログラミング言語は用途によって選ぶ必要がありますが、どれを選べば良いのかわからないときは、学びやすさや需要、汎用性などを参考にすることをおすすめします。

効率良くプログラミングを学びたい、または過去に挫折した経験があるけど再度チャレンジしたいといった方は、プログラミングスクールの利用がおすすめです。

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