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エンジニアの種類を収入・将来性でランキング!未経験におすすめのエンジニアも紹介 - 忍者CODEマガジン

エンジニアの種類を収入・将来性でランキング!未経験におすすめのエンジニアも紹介

キャリア(副業、転職、フリーランス)

エンジニアとしてのキャリアを考えている方にとって、どの職種が自分に適しているかを知ることは重要です。技術の進歩にともない、さまざまな職種のエンジニアが派生し、それぞれに特化したスキルが求められるようになりました。

今回は、エンジニアの種類とその特徴について詳しく解説します。自分に合ったエンジニアの職種を見つけるための参考にしてください。

エンジニアの種類一覧

エンジニアにはさまざまな種類があり、それぞれ異なるスキルと役割があります。まずは代表的なエンジニアの種類を紹介します。

エンジニアの種類 具体的な職種
開発系エンジニア ・プログラマー 

・アプリケーションエンジニア 

・フロントエンドエンジニア 

・サーバーサイドエンジニア 

・組み込みエンジニア

Web系エンジニア ・フロントエンドエンジニア 

・バックエンドエンジニア 

・フルスタックエンジニア

インフラエンジニア ・ネットワークエンジニア 

・サーバーエンジニア 

・セキュリティエンジニア 

・クラウドエンジニア 

・データベースエンジニア

プロジェクト管理を担当するエンジニア ・プロジェクトマネージャー 

・プロジェクトリーダー 

・SE 

・ブリッジSE

特定の分野で活躍するエンジニア ・社内SE 

・セールスエンジニア 

・フィールドエンジニア 

・3Dエンジニア

開発系エンジニア

開発系エンジニアは、ソフトウェアやアプリケーションの設計・開発を担当します。

・SE(システムエンジニア):システムの設計・開発・運用を担当する仕事です。また、開発物の目的確認や、必要な機能の洗い出しを行う要件定義も業務に含まれます。
・プログラマー:プログラムを書くエンジニアで、コードの実装が主な業務です。
・アプリケーションエンジニア:特定のアプリケーションを設計・開発し、メンテナンスまで行います。
・サーバーサイドエンジニア:サーバー側の設計や開発、運用を担当します。
・組み込みエンジニア:ハードウェアに直接組み込まれるソフトウェアの開発を行います。例えば、家電製品のタイマー機能や自動車の制御システムなどです。

Web(ウェブ)系エンジニア

Web系エンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの開発を担当します。

・フロントエンドエンジニア:WebサイトやWebアプリケーションの見た目や動きを実装します。
・バックエンドエンジニア:WebサイトやWebアプリケーションのサーバー側の設計や構築を担当します。
・フルスタックエンジニア:フロントエンドとバックエンドの両方のスキルを持ち、全体の開発を行います。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、システムの基盤となるインフラストラクチャの設計・構築・運用を担当します。

・ネットワークエンジニア:ネットワークの設計・構築・運用を行います。
・サーバーエンジニア:サーバーの設計・構築・運用を行います。
・セキュリティエンジニア:システムのセキュリティ対策を担当します。
・クラウドエンジニア:クラウドサービスの導入・運用を行います。
・データベースエンジニア:データベースの設計・構築・運用を行います。

プロジェクト管理を担当するエンジニア

プロジェクトの進行管理やチームのリーダーシップを担うエンジニアです。

・プロジェクトマネージャー:プロジェクト全体の管理を行い、スケジュールやリソースの調整を行います。
・プロジェクトリーダー:チームのリーダーとして、プロジェクトの進行を管理します。
・ブリッジSE:海外の開発チームとの連携を担当し、コミュニケーションの橋渡しを行います。

特定の分野で活躍するエンジニア

特定の分野で専門的なスキルをもち、活躍するエンジニアです。

・社内SE:企業内のITシステムの運用・管理を行います。
・セールスエンジニア:技術的な知識を持って、営業活動を支援します。
・フィールドエンジニア:現場での設置やメンテナンスを行います。
・3Dエンジニア:3Dモデリングや3Dプリントなど、3D技術を活用した業務を行います。

高収入を狙えるエンジニアTOP3

エンジニアの収入は、スキルや就職先によって大きな差が生まれます。なかでも特に高収入を狙える職種は、多くの知識と高度な技術、さらに優れた能力が求められます。

なお、国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査によると、日本の平均年収は458万円とのことです。ここでは、その収入を上回る上位3つのエンジニア関連職種について紹介します。

【1位】プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体の計画、実行、監視、管理を担当する役職です。チームメンバーをまとめ、プロジェクトがスケジュール通りに進行し、目標を達成するように調整します。また、リスク管理や品質保証も重要な役割です。

dodaの調査によると、平均年収は691万円です。プロジェクトの規模や業界により異なりますが、一般的には高い報酬が期待されます。

出典:doda「平均年収ランキング2023年版

【2位】プリセールス

プリセールスは、製品やサービスの販売前に顧客に対して技術的な説明やデモンストレーションを行う役職です。営業チームと連携し、顧客のニーズを理解し、最適なソリューションを提案します。技術的な知識とコミュニケーション能力が求められます。

dodaの調査によると、平均年収は609万円です。技術的な専門知識が評価され、高収入が期待されます。

出典:doda「平均年収ランキング2023年版

【3位】ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業のIT戦略の立案やシステム導入の支援を行う専門家です。企業の経営課題を解決するためのITソリューションを提供し、プロジェクトの成功に導きます。幅広い知識と経験が必要です。

dodaの調査によると、平均年収は602万円です。コンサルティング業界は高収入の傾向があり、特に大規模プロジェクトや専門性の高い分野で活躍する場合、高い報酬が期待されます。

出典:doda「平均年収ランキング2023年版

未経験におすすめのエンジニアTOP3

エンジニアとしてのキャリアをスタートするには、未経験からでも挑戦しやすい職種が存在します。

ここでは、未経験者に特におすすめのエンジニアの職種を紹介し、それぞれがなぜ初心者向けなのかを解説します。

【1位】システムエンジニア

システムエンジニア(SE)は、顧客の要望に基づいてシステムの設計や開発、導入を行います。業務の範囲が広く、分析から設計、テスト、運用サポートまで幅広い知識が求められるため、多岐にわたる技術を学ぶことができます。

未経験におすすめの理由は、教育体制が整っている企業が多く、実務を通じて徐々にスキルアップが可能な点です。また、多様なプロジェクトに関われるため、経験を積みやすい環境が整っています。

詳細は下記の記事もご覧ください。

関連記事:システムエンジニア(SE)の仕事内容|必要なスキルや向いている人

【2位】プログラマー

プログラマーは、ソフトウェアやアプリケーションの具体的なコードを書く仕事です。指示された仕様に従ってプログラミングを行うため、特定のプログラミング言語の知識が主な要件となります。

未経験におすすめの理由は、短期間で専門的なスキルが身につき、小規模プロジェクトから徐々にステップアップが可能な点です。また、プログラミングスクールやオンラインコースも豊富にあり、学習しやすい環境が整っています。

【3位】ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、企業のコンピューターネットワークや通信網の設計、構築、運用を行います。ネットワークの維持とセキュリティ強化が主な業務で、トラブルシューティング能力も求められます。

未経験におすすめの理由は、資格取得を目指せる環境が多く、資格がキャリアアップに直結しやすい点です。また、他のエンジニア職と比較してプログラミングをする機会が少なく、最初はマニュアルに則って作業することが多いため、スキル面でも目指しやすい職種であるといえます。

将来性のあるエンジニアTOP3

エンジニアリングの分野は日々進化しており、将来性のある職種も変化しています。ここでは、今後特に需要が高まると予測されるエンジニアの職種を紹介します。これらの職種は、技術の進歩や市場のニーズに対応するため、ますます重要性を増しています。

【1位】AIエンジニア

AIエンジニアは、人工知能(AI)技術を活用して、機械学習やデータ分析のシステムを開発・運用するエンジニアです。AI技術はさまざまな業界で導入が進んでおり、ビジネスの効率化や新たなサービスの創出に貢献しています。

AIエンジニアの将来性がある理由は、AI技術の進化とその応用範囲の広がりによるものです。特に、製造業、医療、金融などでのAI活用が進んでおり、AIエンジニアの需要は今後も増加すると予測されています。

【2位】クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、クラウドコンピューティング環境の設計・構築・運用を担当するエンジニアです。企業がクラウドサービスを利用することで、柔軟なITリソース管理やコスト削減を実現しています。

クラウドエンジニアの将来性がある理由は、クラウドサービスの普及とともに、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中で、その重要性が増しているためです。AWSやGoogle Cloud、Microsoft Azureといった主要なクラウドプラットフォームのスキルをもつエンジニアは、特に高い需要があります。

【3位】セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、システムやネットワークのセキュリティを確保し、サイバー攻撃から守るための対策を講じるエンジニアです。情報漏洩やサイバー攻撃が増加する中で、セキュリティエンジニアの役割はますます重要になっています。

セキュリティエンジニアの将来性がある理由は、デジタル化の進展にともない、企業や組織がセキュリティ対策を強化する必要が高まっているためです。セキュリティ分野の専門知識と経験を持つエンジニアは、今後も高い需要が見込まれます。

まとめ

今回は、エンジニアの職種について、年収や将来性などの観点から詳しく紹介しました。特にAIエンジニア、クラウドエンジニア、セキュリティエンジニアはいずれも高度な技術と専門知識が求められ、今後ますます需要が高まると予測されています。エンジニアとしてのキャリアを目指す方は、自分に合った分野を見つけ、積極的にスキルを磨いていきましょう。

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