近年、注目を集めているスキルのひとつがプログラミングです。IT業界だけでなく、さまざまな分野で需要が高まっていくと考えられています。
一方で「プログラミングで何ができるの?」「プログラミングを学ぶメリットはあるの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、プログラミングでできることや、学ぶメリットについて解説します。
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プログラミングでできることとは?
プログラミングでできることは数多くあります。代表的な例として以下の4つを紹介します。
・Web(ウェブ)サイト作成
・アプリ開発
・システム開発
・AI開発
それぞれ具体的に何ができるか詳しく解説します。
Web(ウェブ)サイト作成
私たちがPCやスマートフォンで見ているWebサイトは、プログラミングで作られています。HTMLやCSSといったプログラミング言語が利用されている場合が多いです。
Webサイトに表示されている画像や文字列、色などはすべてプログラミングで表現できます。企業のWebサイトにはアニメーションが用いられている場合があり、それらもすべてプログラミングで作られています。
アプリ開発
スマホやPCで利用しているアプリは、すべてプログラミングによって作られています。LINEやInstagramなどのSNS、食べログやホットペッパーなど情報発信アプリ、ほかにもゲームなど、開発できるアプリの種類は多種多様です。
個人でアプリ開発を行い、数億円単位の利益を得ている方もいます。多くの方に利用してもらえるアプリを制作できれば、一攫千金を狙うことも夢ではありません。
システム開発
この世に存在しているさまざまなシステムは、プログラミングによって作られています。銀行のATMや飲食店の予約システムなどが、代表的な例です。
これらは人々の生活をより便利で豊かにしてくれます。人間の生活を支えるうえで、プログラミングは欠かせない技術といっても過言ではありません。
AI開発
ChatGPTのようなAIもプログラミングによって作られています。身近なところだと、AIは「ルンバ」のようなお掃除ロボットやスマホの音声アシストなどに活用されています。
AI産業はこれからも発展していくと考えられるため、プログラミングスキルの需要はさらに高まっていくといえます。
プログラミングが得意なこと
プログラミングは、以下のような行為を得意としています。
・自動処理
・正確処理
・高速処理
それぞれの具体的な内容について解説します。
自動処理
プログラミングは、単純な作業を自動で処理することが得意です。
例えば、表計算ソフトのExcelだと入力された数式・数字に基づいて自動で計算を行います。お掃除ロボットのルンバは、自動で部屋の中を掃除して、充電が少なくなったら充電場所に戻るようにプログラムされています。
このように人間の手をほとんど使わなくても、自動で作業を行ってくれるのがプログラミングの特徴です。
正確処理
正しいプログラミングが組まれたコンピュータは、物事を正確に実行できます。例えば、Excelを使った自動計算や、銀行のATMを使った入金・出金などでミスが起こるケースはほとんどありません。
予期せぬエラーが起こる可能性はありますが、人間と比べると決められたことを正確に処理する能力が優れているといえます。
高速処理
プログラミングは物事を高速で処理する能力が高いです。例えば、世界最高レベルのスーパーコンピュータである「富岳」は、1秒で44京回以上の計算ができます。
人間が物事を処理する速度よりも圧倒的に早いです。膨大な量のデータを処理するためには、プログラミングが欠かせないことがわかります。
プログラミングを学ぶメリット
プログラミングを学ぶメリットは、以下の3つです。
・論理的思考力が身に付く
・将来性のあるスキルを身に付けられる
・仕事の選択肢が増える
具体的な内容について詳しく解説します。
論理的思考力が身に付く
プログラミングを行っているとさまざまなエラーが起こります。完成されたプログラミングを作るためには、何度もエラーを修正しなければいけません。
エラーが起こったら問題のある箇所を見つけ出す必要があります。その際、論理的思考力が役立ちます。プログラミングを学べば、トライ&エラーの連続によって、自然と論理的思考力が身に付くといえるでしょう。
将来性のあるスキルを身に付けられる
世界中ではIT系の人材が不足している傾向にあります。プログラミングは日本だけでなく、世界中で注目されているスキルですが、優秀な技術者はまだまだ足りません。
プログラミングができる技術者の需要は高いです。今からプログラミングのスキルを身に付ければ、将来は世界で活躍できる人材になれる可能性もあります。
仕事の選択肢が増える
先ほども述べたように、プログラミングのスキルをもつ技術者は不足しています。さまざまな企業でプログラミングができる人材を求めているため、プログラミングを学べば、今よりも待遇の良い企業に転職できるかもしれません。
日本はもちろん、世界でも活躍できるチャンスがあります。仕事や会社の選択肢が広がるのは、プログラミングを学ぶメリットといえるでしょう。
プログラミングを学ぶための方法とは?
プログラミングは需要の高いスキルですが、学び方がわからない方も多いのではないでしょうか。プログラミングを学ぶ方法として、おすすめなのは以下の2つです。
・ゲームやアプリを活用する
・プログラミングスクールに通う
それぞれを詳しく解説します。
ゲームやアプリを活用する
参考書を使ってプログラミングを勉強しようと考えている方もいるでしょう。しかし、ゼロからプログラミングを理解するのは難しいため、参考書による学習では続かないかもしれません。
ゲームやアプリを活用すれば、遊び感覚でプログラミングを学べます。例えば、任天堂ではNintendo Switch専用ゲームソフトである「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」を販売しています。
このソフトではプログラミングの体系的な知識を身に付けつつ、オリジナルのゲームを作成できるため、楽しみながら学習を続けやすいです。
参考書と比べてゲームやアプリは、楽しみながらプログラミングを学べるのが特徴です。最初はゲームやアプリを活用しつつ、より高度な知識を身に付ける際に参考書を活用しましょう。
プログラミングスクールに通う
独学でプログラミングを学んでいると、疑問点を解決できない可能性があります。調べても答えがわからないケースは少なくありません。
プログラミングスクールを利用すれば、専門の講師に疑問点を質問できるため、学習中につまずく可能性が少なくなります。挫折しづらくなるのもプログラミングスクールに通うメリットです。
ゲームやアプリとは異なり、現場でも活用できる知識を身に付けられます。本格的にプログラミングを学びたいと考えている方は、ぜひプログラミングスクールを利用してみてください。
まとめ
プログラミングは「自動処理」「正確処理」「高速処理」の3つを得意としており、私たちの生活のさまざまなところで活用されています。今後も需要が高まっていくスキルと考えられるため、学習するメリットは十分にあります。
書籍や学習サイトを活用すれば独学でも学習できますが、疑問点が解決できずに挫折してしまうかもしれません。プログラミングスクールを利用すれば、必要な知識を体系的に学べます。
プログラミングスクールの「NINJA CODE」なら、未経験からプロを目指すことが可能です。経験豊富なメンターから手厚いサポートを受けられるため、効率良くスキルを身に付けることができます。
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