ウェブデザインとは?制作に必要なものや作成手順についてわかりやすく解説!

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将来のキャリアに不安を感じていて、スキルアップのためにWeb(ウェブ)デザインに興味をもつ方も多いでしょう。しかし、気にはなっているものの、Webデザインとは具体的に何をするものなのかがわからない方もいるのではないでしょうか。

今回は、Webデザインの概要やWebデザインを作る際に必要なものといった基礎知識から、Webデザインを作る基本の流れまでを解説します。

Web(ウェブ)デザインとはなにか?

Web(ウェブ)デザインとは、Webサイトの外観を制作する作業のことです。元々はホームページのデザインを指すものでしたが、最近はWebサービスやランディングページのデザインも含まれていることがあります。

そして、WebデザイナーはWebサイトやWebサービスなどの外観をデザインする職種のことです。ユーザーが見るWebページの全体のレイアウトや配色、文字のフォントなどを考え、ユーザーの興味を引く魅力的なWebサイトを作成します。

単に見た目が良いデザインに仕上げれば良いわけでなく、クライアントの要望に応えつつ、ユーザー視点での見やすさ・使いやすさを考えるのも仕事のうちです。

そのため、Webデザイナーになるには、デザインの知識はもちろんコミュニケーション能力やトレンドを捉えるセンスなども求められます。

Webデザイナーについて、以下の記事でくわしく紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。

内部リンク:
1月記事「№33_ウェブ デザイナー と は」
1月記事「№34_ウェブ デザイナー 仕事 内容」

Webデザインを作るのに必要なモノ

これまでWebデザインに携わったことがなく、Webデザインの作成に何が必要なのかがわからない方もいるでしょう。そこで、Webデザインを作るのに必要なものを紹介します。

パソコン・マウス

Webデザインを作るには、PCとマウスが必要です。WindowsとMacのどちらでもデザインはできますが、Webデザイナーの職場ではMacを使うことが多いので、今からそろえるならMacを選ぶと良いでしょう。

ノートPCでも問題ありませんが、ノートPCのタッチパッドではWebデザインの細かい作業に対応しづらいためマウスは必須です。

PCのスペックも必ずチェックしておきましょう。スペック不足のPCだとWebデザインで使用するツールの動作が遅くなったり、まったく動かなくなったりします。最低でも以下のスペックを満たすPCを用意しましょう。

・CPU:Core i5以上またはRyzen 5以上
・ストレージ:SSD 256GB以上
・メモリ:8GB以上(16GB以上が理想)

また、PhotoshopやIllustratorを使用する場合は、GPU(グラフィックボード)が搭載されているかも確認してください。モニターサイズは15インチ以上の大きめのものを選ぶと作業がはかどるでしょう。

デザインツール

Webデザインを作るためのデザインツールも用意しましょう。代表的なのは、多くの現場で使われているPhotoshopやIllustratorです。

・Photoshop:画像の編集・加工用ソフト
・Illustrator:バナーやロゴ、イラストなどを制作するソフト

趣味やお試しでWebデザインをしてみたいという場合は、無料ツールを使ってみるのも良いでしょう。

例えば、Canvaは無料プランがあるうえにノーコードでデザインができるため、Webデザインに触れてみたい方におすすめです。ほかにもいろいろな無料ツールがあるので、使いやすいものを探してみましょう。

テキストエディタ

作成したデザインをインターネット上に公開するには、HTMLやCSSといったプログラミング言語を使ってコーディングする必要があります。

BracketsやAtomなどのテキストエディタを用意しておくと、効率良くコーディングが進みます。

Webデザインを作る際のおおまかな流れ

Webデザインに必要なものがそろったら、さっそく作業を開始しましょう。ここでは、Webデザインを作る際のおおまかな流れを解説します。

1.Webサイトに掲載する情報を整理する

まずはWebサイトに掲載したい情報を洗い出して整理します。「トップページ」「商品の特徴」「料金」のように、ページの構成もある程度決めておきましょう。

2.Webサイトのレイアウトを考える

情報が整理できたら、次にWebサイトのレイアウトを考えます。画面のどの場所に何を配置するのか、紙とペンで良いのでラフデザインを書いてみましょう。

複数のWebページを作る場合は、各ページのラフデザインを作っておくと、この後の作業が進めやすくなります。

3.Webサイトをデザインする

ラフデザインが完成したら、デザインツールを使ってデザインをPC上に描き起こす作業に移ります。全体の配色や文字のフォント、アイコン・ロゴの位置などは、この段階で決めておきましょう。

お試しなら無料ツールでも構いませんが、今後Webデザインを仕事にしていきたいと考えているなら、練習を兼ねてPhotoshopやIllustratorを使うのがおすすめです。

4.Webサイトをコーディングする

すべてのデザインが完成したら、HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語で動かすコーディングを行います。

最近はPC以外にもスマートフォンやタブレットなど、Webサイトを閲覧する端末が豊富です。そのため、どの端末から閲覧してもきれいに表示される、レスポンシブデザインを意識して作業を進める必要があります。

ノーコードツールを使えばコーディングなしでWebサイトを公開できますが、仕事でWebデザインをする場合はノーコードツールが使えないこともあるでしょう。

Webサイト作成の現場では、エンジニアにコーディングを任せることもありますが、Webデザイナーがコーディングまで担当するケースも少なくありません。そのため、Webデザイナーを目指すなら、コーディングのスキルも身に付ける必要があります。

初心者でもWebデザインのスキルを身に付けるには?

Webデザインを作るには、デザインの知識やコーディングなどのスキルを身に付ける必要があります。初心者がこれらのスキルを身に付けるには、どうしたら良いのでしょうか。

ここでは、初心者がWebデザインのスキルを身に付ける方法を2つ紹介します。

自分のペースで進めるなら独学がおすすめ!

自分のペースで学習を進めたいなら独学がおすすめです。独学のためのツールとしては、書籍やWebデザインの学習サイトなどがあります。PhotoshopやIllustratorなどの使い方動画もたくさん公開されているので、これらを活用して学習を進めましょう。

ただし、独学だと不明点や疑問点を相談できる人がいないため、習得に時間がかかったり挫折したりしやすい点に注意が必要です。

内部リンク:
1月記事「№16_Webデザイン 独学」

実用的なスキルを習得したいならスクールがおすすめ!

本格的にWebデザインを学びたい、実用的なスキルを身に付けたいという方にはスクールがおすすめです。

プロの講師による指導のもと、カリキュラムに沿ってWebデザインの基礎から応用まで体系的に学べるので、必要なスキルが効率的に身に付きます。講師やほかの生徒とコミュニケーションが取れるため、モチベーションを保ちやすいでしょう。

ただし、独学と比べて費用が高くなりがちなので、自分の予算にあったスクールを選ぶことが大切です。

まとめ

Webデザインとは、Webページの外観を作る仕事です。PC・マウスとノーコードのデザインツールを用意すれば、初心者でも今日からWebデザインを始められます。

ただし、お試しの場合はノーコードツールでも良いですが、今後仕事にしていきたいならPhotoshopなどのデザインツールやテキストエディタなども用意しましょう。

また、本や学習サイト、スクールなどを活用して、実務で使えるスキルを身に付ける必要があります。

Webデザインを仕事にしたいと考えているなら、プログラミングスクール「NINJA CODE」で学ぶのがおすすめです。

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