【JavaScript入門】substringメソッドの使い方

プログラミング言語の辞書

substringメソッドは、開始位置と終了位置を指定して、その範囲の文字を抽出します。

substringメソッドの基本

開始位置は必須で、終了位置は省略可能です。終了位置を省略した場合、開始位置から文字列の終わりまでが対象になります。
このメソッドでは、開始位置と終了位置を指定しますが、終了位置の文字は含まれません。例えば、”JavaScript”の文字列から最初の4文字を取り出すには、開始位置を0、終了位置を4と指定します。substring(0, 4)は”Java”を返します。また、開始位置が終了位置より大きい場合、自動的に位置が入れ替わります。この特性により、substring(4, 0)も同様に”Java”を返します。

特殊なケースとして、開始位置や終了位置に負の値を指定した場合、それらは0として扱われます。また、両方の値が文字列の長さを超えた場合、文字列の長さとして扱われます。これにより、安全かつ予測可能な動作が保証されます。

substringメソッドは、データを抽出しやすくし、文字列操作の基本として広く利用されています。特に、文字列から特定の部分を取り出す際に非常に便利です。例えば、メールアドレスからドメイン部分を抽出する場合や、特定のフォーマットに従ったデータを解析する場合など、多岐にわたる用途で使用されます。