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プログラマーは、IT業界の発展を支える重要な職種です。しかし、AIの登場によって、プログラマーの仕事がなくなってしまうのではないかと不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、プログラマーの将来性やニーズの高まりについて解説します。
プログラマーを目指す方や、現在、プログラマーとして働いている方も、ぜひ参考にしてください。
プログラマーの将来性
近年、AIの進化にともない、プログラマーの仕事がAIに奪われるのではないかという懸念が広がっています。
AIによってコーディングの自動化は進みつつありますが、プログラマーの仕事がなくなることはないでしょう。AIは学習した情報の正誤判断をすることができないため、間違ったコードを書く可能性があるからです。
したがってシステム開発においては、AIとプログラマーが共存し、互いの長所を活かすことが望ましいと言われています。
プログラマーはAIの生成したコードを確認し、必要な修正を加えることで、より効率的で信頼性の高いシステム開発が可能になるでしょう。
プログラマーの需要は?【今後10年先まで需要が続く】
今後10年間、プログラマーの需要は続くでしょう。主な理由として、IT人材が不足していることがあげられます。
IPAが発表した「DX白書2023」によると、DXを推進する人材の”量”について「大幅に不足している」「やや不足している」と回答した企業は約8割にも上るのです。IT人材不足の状況下では、プログラマーの需要は今後も高い水準で推移すると予想されます。
ただし長期的にIT業界で働き続け年収アップを目指すためには、プログラマーからシステムエンジニア(SE)などのキャリアアップが不可欠です。そしてAI技術の進歩に合わせてスキルを更新し、より高度な役割を果たすことも求められるでしょう。
出典:「DX白書2023」(IPA)
需要の高いプログラマーに求められるスキル・知識
需要の高いプログラマーになるためには、世間の今後の需要を見越したスキルや知識を身に付けることが重要です。
需要の高いプログラミング言語
プログラミング言語は200種類以上も存在します。将来的に高い需要が期待できるプログラミング言語のスキルを身に付けることが重要です。
これまで安定的に需要がキープされてきた言語は、今後も需要が続くと言われています。具体的には、JavaScript、Python、Java、C言語などがあげられます。
一方で、プログラミング言語は新しいシステムや技術の登場によって主流が変化していきます。キャリアアップや転職を有利に進めるためには、すでに習得している言語以外に、将来性が見込まれる言語を事前に学んでおくことが大切です。
現在のIT業界の状況から、将来性が期待されている言語としては、Python、Go言語、Scala、Java、PHP、JavaScript、C#、Kotlin、Swiftなどがあげられます。
1つの言語を習得することができれば、ほかの言語も学びやすいはずです。将来を見越して、需要の高いプログラミング言語のスキルを身に付けましょう。
セキュアプログラミング
IT業界の発展と同時に、コンピュータウイルスやハッキングという脅威も存在します。総務省の「令和2年版情報通信白書」によると、企業の55.2%が過去1年間でインターネット利用に伴う被害を経験しており、不正アクセス禁止法違反の検挙件数も増加傾向にあります。
このようなセキュリティリスクへの対策として、セキュアプログラミングが注目を集めているのです。従来ではセキュリティソフトが導入されてきましたが、セキュアプログラミングではプログラム作成段階から危険を排除することを意識します。
IT業界においてセキュアプログラミングも一般化される可能性があるため、プログラマーにとって必須のスキルと言えるでしょう。
出典:「令和2年版情報通信白書(PDF版)」(総務省)
AI開発
現在、AI(人工知能)はIT業界で大きく注目を集めている技術のひとつです。
企業や事業者では、主に下記のような業務や管理にAIを導入しています。
・ビッグデータ解析(顧客データの分析・購入履歴やトレンドの分析)
・画像・音声の認識
・データの自動仕分け
・農業の温度や湿度管理
・製造業のプロダクト管理
・未来予測 など
AIはさまざまな産業分野で活用が進んでいます。さらに、労働人口不足の解消を目的としてAIが使われることも多く、AI開発のスキルを持ったプログラマーは重宝されるでしょう。
今後もAI技術の進歩とともに、AI開発人材への需要は高まり続けると予想されます。
マネジメントスキル
プログラマーとしてキャリアアップを目指すなら、マネジメントスキルも身に付けておくことが重要です。プロジェクトマネージャーをはじめとする管理者の使命は、プロジェクトを円滑に進行させ、期間内かつ予算内で目的を達成することです。
管理者は、下記のように幅広い役割を担います。
・開発プロジェクトに必要な環境や人材
・予算管理
・機器の確保
・進捗スケジュール管理
・課題分析・問題解決 など
管理者には、分析力や判断力、コミュニケーション能力が求められます。優秀な開発メンバーがいても、管理者にマネジメントスキルがなければプロジェクトをスムーズに完遂させることはできないでしょう。
マネジメント経験を持つエンジニアは市場価値が高くなるため、将来を見越してマネジメントスキルを磨いておくことをおすすめします。
今からでも遅くない!需要の高いプログラマーを目指すなら
未経験であっても、今からプログラマーを目指しても遅くはありません。プログラマーになるために必要な勉強時間と勉強方法についてチェックしておきましょう。
プログラマーになるまでに必要な勉強時間
初心者がプログラミング言語を学ぶために必要な時間は、約3か月から半年といわれています。
例えば1日3時間程度の時間確保であれば、下記のように学習期間がかかります。
・Webアプリケーション用のマークアップ言語(HTML、CSS)の場合は約1か月
・スクリプト言語(Python、Ruby、Perlなど)の場合は約2か月
・高級言語(C言語、Java、Swiftなど)の場合は3か月から半年ほど
ただし、上記はプログラミング言語単体の習得までの所要時間です。付随するフレームワークやIDE(統合開発環境)の習得にも1〜2か月程度の勉強時間を要するでしょう。
プログラマーからエンジニアへキャリアアップする場合は、さらに1年以上の勉強時間や実務経験が必要です。
ただし、勉強の効率や個人差によって習得期間は異なるため、挫折しない程度のペースで進めましょう。
初心者からプロを目指すならスクールがおすすめ
プログラミングを独学で学ぶことは可能ですが、挫折しやすく、習得までに時間がかかる傾向があります。将来性を考えるなら、少しでも早くスキルを身に付けたいところです。
そこでおすすめなのが、プログラミングスクールの活用です。
スクールで学ぶ利点は、すでに確立された勉強のノウハウが存在することです。効率的なカリキュラムに沿って学習できるため、独学と比べてより短期間でプログラミングを習得できる可能性があります。
講師やメンターによるサポートを受けられるため、つまずいた時に適切なアドバイスを得られるのも大きなメリットです。
オンラインでプログラミングを学ぶなら、NINJA CODEがおすすめです。
NINJA CODEであればニーズに応じたプランがあるため、自分のスキルや将来性に合わせた学習を選択できます。現役クリエイターがメンターとなり、質問し放題のチャットサポートやオンラインでの直接指導、個別キャリア相談など、Web制作者になるための徹底的なサポート体制が整っているのが大きな魅力です。
まとめ
プログラマーの需要は今後も高く、AIとの共存が求められる時代になります。将来性のあるプログラミング言語やセキュアプログラミング、AI開発、マネジメントスキルなどを身に付けることが、プログラマーとしてのキャリアアップに重要です。
プログラミングの学習には時間がかかりますが、スクールを活用することで効率的に習得できます。特にNINJA CODEは、現役クリエイターによる手厚いサポート体制が整っており、Web制作者を目指す方におすすめです。
プログラマーを目指すなら、今からでも遅くはありません。自分のペースで着実にスキルを身に付け、将来性のあるプログラマーを目指してみてはいかがでしょうか。