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Java Goldの難易度は?取得するメリットや受験対策も解説 - 忍者CODEマガジン

Java Goldの難易度は?取得するメリットや受験対策も解説

基礎知識

Java Goldは、Javaの開発元であるOracle社が運営する最上位レベルの認定資格です。Javaに関するスキルを保有していることを証明できるため、Javaを扱う企業への転職やプロジェクトへの参加にも大いに役立ちます。日本国内だけでなく海外でも通用する点から、興味を持っている方もいるでしょう。

今回はJava Goldの難易度や取得メリットを紹介します。受験対策に有効な勉強方法も解説するので参考にしてください。

Java Goldの取得難易度

Oracle社が運営するJava認定資格にはBronze、Silver、Goldの3段階があります。Java Gold(Oracle Certified Java Programmer, Gold)は3段階の中で最難関の資格です。Java Silverを取得済みの方のみ受験できます。

Java Goldは、3年以上の開発経験がある中上級者向けの資格であり、ひとりで設計者の意図を理解した機能実装ができるレベルが求められます。

試験内容は初心者向けのBronzeや、初級~中級プログラマー向けのSilverよりもはるかに高度です。Silverの知識を前提として、さらに高度なJavaプログラミング技術や実践スキルが問われます。

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ほかのJava資格との難易度を比較

Javaに関する資格は、Java Goldのほかにもいくつかあります。主な資格について、合格率と取得までにかかる勉強時間の目安を紹介します。

資格名 合格率 勉強時間
Java Gold 非公開 約150時間
Javaプログラミング能力認定試験(1級) 約51%(1~3級平均) 約110時間
Androidアプリケーション技術者認定試験(ベーシック) 約40% 約60~120時間

Java Goldは、Javaプログラミング能力認定試験(1級)よりも難易度が高く、Android技術者認定試験とほぼ同じレベルとされています。

Java Goldを取得するメリット

Java Goldの取得メリットは、スキルアップに加え、一定レベルのスキルを客観的に証明できることです。取得により次のようなメリットがあります。

就職・転職時にアピールできる

Java Goldの資格を取得していることで、就職・転職時にJavaの高度な知識をアピールできます。

一般的に、選考時には資格の有無よりも実績のほうが重視される傾向です。しかし、経験不問の募集もあり、その場合には資格を取得していること自体が評価につながる可能性があります。

また、ほかの言語での実績にプラスしてJavaのスキルをアピールしたいときにも役立つでしょう。

なお、Java Goldは海外でも通用する資格であるため、海外での活躍を視野に入れている方にもおすすめです。

資格手当がもらえる可能性がある

企業によっては、Java Gold取得者に資格手当を支給しているところもあります。毎月一定額を給与に上乗せされる例や、資格取得時に一時金を支給される例などがあり、収入アップも見込めます。目安は、月1~1.5万、もしくは一時金として10万程度です。

在職中の方は、手当の有無を確認しておきましょう。受験料の負担など、資格取得の支援制度を整えている企業もあります。

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Java Goldの試験内容

Java Gold取得に向けて、まずは試験の概要や試験内容を確認しておきましょう。

Java Goldの資格に有効期限はありませんが、Javaのバージョンアップにともない、数年ごとに試験もアップデートされています。ここでは2024年5月時点の最新バージョンとなるJava Gold SE 11 試験の概要を紹介します。

試験概要

Java Goldの試験は、試験時間180分・全80問の多肢選択方式で、合格ラインは正答率63%です。

日本語試験はテストセンターもしくはオンライン(監督付き)で実施されており、試験予約時に受験方法を選択します。受験料は、3万7,730円(税込)です。

詳細は、OracleのWebサイトからご確認ください。

主な出題範囲

Java Goldの主な出題範囲は下記の通りです。Java Silverまでとは大きく異なり、高度な内容が中心になります。

Javaの基礎、例外処理とアサーション、インタフェース、汎用とコレクション、関数型インタフェースとラムダ式、JavaストリームAPI、モジュール型アプリケーションへの移行、並列処理、入出力、JDBCによるデータベース連携、Java SEアプリケーションにおけるセキュア・コーディング、ローカライズ、アノテーションなど

なかでもラムダ式とストリームAPIについては、全問題の6割ほどに関わってくるともいわれており、非常に重要です。また、Javaプログラムのパフォーマンスチューニングやコーディングに関する問題もいくつか出題されます。

Java Gold取得のための勉強法

Java Gold取得に必要な勉強時間は、150時間程度といわれています。マスターしなければならない内容が多いため、自分に合った方法を見つけて効率的に進めましょう。

Java開発の経験を積む

Java Goldの試験内容では、実際の開発場面で必要になる知識が求められます。まったくの未経験から知識を吸収するよりも、実務経験を重ねてから理解を深めるほうが効率的です。

特に、試験に頻出するラムダ式とJavaストリームAPIの理解には実務経験が役立ちます。

問題集+参考書で学ぶ

Java Goldの勉強には、「徹底攻略Java SE 11 Gold問題集[1Z0-816]対応」(通称「黒本」)をおすすめします。本試験に近い問題が収録されています。

また、黒本と併用して、「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE11(試験番号1Z0-816)」(通称「紫本」)を活用すると良いでしょう。黒本が演習問題を多く載せているのに対して、紫本は丁寧でわかりやすい解説が付属しており、疑問点の解消に役立てられます。

スクールに通う

Java Goldは独学でも取得可能ですが、効率的に学習を進めるにはスクールに通うのも有効です。

スクールでは、着実に知識を身に付けられるようにカリキュラムが組まれています。また、講師の指導のもとで学べるため、不明点があればすぐに質問できます。そのほか、学習の習慣が身に付く、挫折しにくいなどのメリットもあります。

Java Goldの勉強にはNINJA CODEがおすすめ

Java GoldはJava関連で最高峰の資格であり、簡単に取得できるものではありません。

「Java Goldに挑戦するために基礎からしっかり学び直したい」「実務経験が浅く独学では自信がない」といった方は、NINJA CODEで学ぶのがおすすめです。

NINJA CODEには、Javaに特化したJavaスクールがあります。現役のエンジニアがメンターとなって実践的な学習をサポートするほか、質問し放題のチャットサポートもあり、疑問点や不明点をすぐに解消できます。

気になる方は、無料メンター相談へお問い合わせください。

まとめ

Java Goldは、Java関連資格の中でも難易度の高い資格のため、自身が持つスキルのアピールに有効です。資格取得には、単独で開発全般が行えるスキルが必要で、約150時間の勉強が必要といわれます。勉強には問題集や参考書が活用できますが、実務経験が浅く独学が不安なら、効率良く学べるプログラミングスクールに通うことを検討してみてはいかがでしょうか。