職に困らないためには、社会において一定のニーズがある資格を取得することが重要です。このような資格を持つことで、特定の職種において専門的な業務に携わったり、安定したキャリアを築いたりすることができます。今回は、手に職をつけられるおすすめの資格10選をご紹介します。
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職に困らない資格とは?
職に困らない資格を探す際の目安として、「業務独占資格」と「必置資格」があります。
業務独占資格とは、その資格の所持者でなければその業務を行うことができない資格のことです。主に、医師や弁護士、建築士などがあげられます。これらの資格を取得すると、専門的なスキルを活かして長期的なキャリアを築くことが可能です。
一方、必置資格は、特定の事業や業務を行うために必ず配置しなければならない資格のことです。例えば、建設業における施工管理技士や、食品業界における衛生管理者などが該当します。上記の資格を取得すれば、業界内での重要な役割を果たすことができ、安定した収入やキャリアアップの可能性が広がります。
また、需要が高い職種に関連する資格も、安定した将来を築く上で有益です。IT業界の資格や、介護福祉士などの資格は、今後ますます必要とされる職種に対応しており、資格取得によって転職やキャリアアップがしやすくなる点が魅力です。
手に職をつけられるおすすめ資格10選
仕事の安定性や収入の向上を目指し、昇進や転職に有利な資格を取得することは、キャリアチェンジを考えている方にとって重要です。ここでは、手に職をつけられるおすすめ資格を10個紹介します。
社会保険労務士
社会保険労務士は、企業の人事、社会保険、労務管理などに関する専門知識をもつエキスパートです。社会保険労務士しか対応できない独占業務が存在し、資格を持っていることで就職や転職の際に有利になることが期待されます。資格自体が難関であるため、合格すれば高い評価を得られるでしょう。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、個人の資産運用やライフプランに関してアドバイスをする専門家です。ファイナンシャルプランナーになるには、FP技能士やCFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)資格、AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格などの資格が必要です。特に、金融業界や保険業界への転職で有利になります。
介護福祉士
介護福祉士は、介護の専門職として働くための資格です。資格を取得するには、養成施設または福祉系高校の課程を修了するか、もしくは介護現場で3年以上の実務経験を積んだ上で「実務者研修」を修了する必要があります。
少子高齢化が進む日本において、資格を持つことで長期的なキャリアを築くことが可能です。
保育士
保育士の資格を取得し、さらに公務員試験にも合格した場合、公立の保育園での就業が可能となります。公務員として働くことで、私立の保育園に勤務する場合よりも給与や待遇が向上することが期待されます。
また、民間企業でも保育サービスを提供する企業が増えているため、多様な働き方が可能です。
宅地建物取引士
宅地建物取引士(宅建士)は、不動産売買や賃貸物件の仲介をする際に必要な資格です。必置資格のひとつであり、不動産取引を営む事業所では従業員5人につき1名以上は宅建士を置かなければならないため、安定したニーズが見込まれます。
不動産業界だけでなく、金融業界でも高い需要があります。
行政書士
行政書士は国家資格で、官公庁への提出書類や権利義務に関する書類を作成する専門職です。独立開業に強い資格であり、業務内容を柔軟に変更できるため、自営業を考えている方にとってはおすすめの選択肢といえます。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
Microsoft Office製品の操作スキルを証明する資格であるMOSは、特に事務職を目指す方にとって有利です。Word やExcelを使った業務の効率化が期待できるため、ビジネス現場で重宝される資格のひとつです。
簿記
簿記の資格は、経理や財務に関連する業務に携わるために必要です。日商簿記には初級から1級までの4種類があり、特に1級や2級を持っていると、実務的な経理の知識を持っていることを証明できます。経理部門への転職や昇進を目指す方におすすめです。
Web(ウェブ)デザイン関連の資格
Webデザインの資格は、副業や在宅ワークにも活かせる点が魅力です。Webデザイン技能検定やWebデザイナー検定などの資格を取得することで、より専門的なスキルを身につけることができます。IT業界でのキャリアを目指す方におすすめです。
資格の概要を以下で説明します。
資格名 | 特徴 |
ウェブデザイン技能検定(国家資格) | ・国家資格で、Webデザインの知識・スキルを証明するための試験
・レベル1から3までの等級があり、上級者向けの1級は実務経験が求められる ・Webデザインの実務に役立つ技術、HTML(※1)/CSS(※2)、画像編集、デザイン構成などが出題される ・企業が求める資格として認知度が高い |
Webデザイナー検定 | ・公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS)が主催する検定 ・初級と上級があり、Webデザインに必要な基本的な知識とスキルから高度な技術までを評価 ・HTML/CSSの基礎、ユーザビリティ(使いやすさ)、Webの仕組みなどを幅広くカバー ・実務経験が少ない人にもおすすめの資格 |
Webクリエイター能力認定試験 | ・サーティファイ主催の認定試験
・スタンダードとエキスパートの2つのレベルがあり、HTML/CSSコーディング、デザインスキル、サイト構築の知識を問う ・試験問題は実際にWebページを作成する実技試験が含まれ、実務に直結したスキルを評価 ・Web制作会社やフリーランスで働く人にも人気 |
マルチメディア検定 | ・CG-ARTSが主催し、Webデザインだけでなく、映像、音声、グラフィックなどのマルチメディア全般の知識を問う資格
・初級と上級があり、デジタルコンテンツ制作の基礎知識から、応用的なスキルを学べる ・Webデザイナーやクリエイターとしての幅広いスキルを証明できる資格 ・Web以外のマルチメディアコンテンツにも強みを持つ人に適した資格 |
※1:Webページの構造(文書の見出しや段落、リンクなど)を記述するための言語
※2:HTMLで記述された文書の見た目(文字の色やサイズなど)を装飾するための言語
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プログラミング関連の資格
資格がなくてもプログラミング関連に仕事に就くことは可能ですが、資格を取得することで就職や転職において有利になります。基本情報技術者試験やPHP技術者認定試験など、さまざまな資格があります。プログラマーやシステムエンジニアを目指す方におすすめです。
主な資格として、下記の4つがあげられます。
資格名 | 特徴 | レベル | 対象者 |
基本情報技術者試験 | IT全般の基礎知識を問う国家試験。システム開発やネットワーク、データベース、セキュリティなど広範な分野をカバー。 | 初級 | IT業界に入りたい初心者 |
PHP技術者認定試験 | PHP言語の知識や実践的なスキルを証明する民間資格。PHPを利用したWeb開発の知識が必要。 | 初級〜上級 | PHPを使ってWeb開発を行うエンジニア |
Ruby技術者認定試験 | Rubyプログラミング言語の知識と実践力を証明する民間資格。主にWebアプリケーション開発に使用される。 | 初級〜上級 | Rubyを使ってWeb開発を行うエンジニア |
CIW JavaScript スペシャリスト | JavaScriptの知識とWeb開発における活用スキルを証明する国際的な資格。 | 中級 | JavaScriptを活用したWeb開発を行うエンジニア |
手に職をつける資格を選ぶコツ
ここでは、資格を選ぶ際に役立つポイントを紹介します。
興味をもてる資格を選ぶ
将来性のある資格を選んでも、自分が興味を持てなければ勉強のモチベーションを維持するのは難しくなります。資格取得の勉強は長期にわたることが多いため、興味を持ち続けられる分野の資格を選ぶことが大切です。
自分が心から関心を持てる資格であれば、自然と学びに積極的になり、資格取得に向けての努力を続けやすくなります。
長く働ける仕事で役立つ資格を選ぶ
資格を選ぶ際には、長期的に働き続けられる業界、職種に役立つ資格を選ぶよう意識しましょう。例えば、仕事とプライベートのバランスが取りやすい職種や、結婚や子育てをしながらでも働きやすい仕事で役立つ資格を選ぶと、安心感が得られます。
また、こうした資格はライフステージの変化に対応しやすく、安定したキャリアを築きやすいのが特徴です。
成長が期待できる業界で活かせる資格を選ぶ
資格を選ぶ際には、今後の成長が期待できる業界に注目することも重要です。現代社会では、IT化やロボット化が進んでいます。これらの分野で活かせる資格は、今後さらに需要が高まると予測されます。
逆に、衰退の可能性が高い業界でしか通用しない資格は、長期的なキャリア形成には向かないかもしれません。将来の市場動向を見据えて、幅広い分野で活かせる資格を選ぶことが大切です。
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また、転職活動に関してはプロのキャリアアドバイザーのサポートを受けられ、ポートフォリオや履歴書の添削も行いますので、IT業界が未経験の方でも、安心して転職活動に臨むことができますよ!
手に職をつける資格をとるならIT関連業務がおすすめ
IT関連の職種は資格が必須ではありませんが、手に職をつけたい方には非常におすすめの分野です。ITエンジニアは現在深刻な人手不足に直面しており、経済産業省によると、2030年までにITエンジニアの不足数は約79万人に達すると予測されています。
出典:経済産業省「IT分野について」
そのため、IT業界は転職しやすく、収入アップや好待遇を目指す方にとって理想的な選択肢となっています。また、ITエンジニアとしてのスキルを持つことは、今後のキャリアにおいて有利に働きます。
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まとめ
手に職をつけられる資格を取得することは、将来の安定やキャリアアップに大きくつながります。特に、興味のある分野や将来性のある業界で活かせる資格を選ぶことが、長期的なキャリア形成において重要です。今後のキャリアをより確実なものにするために、資格取得を目指して一歩踏み出してみましょう。