「Java Silverを取得するために必要な勉強時間や効果的な学習方法を知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。未経験の方だと、勉強時間の目安や始め方が分からないこともありますよね。
Javaはプログラミング言語のなかでも学習難易度が高いものの、基本的な勉強方法やコツを実践すると効率良く学べます。
今回は、Java Silverに必要な勉強時間や学習のコツを解説します。
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Java Silverを取得するために必要な勉強時間は?
Java Silverを取得するために必要な勉強時間は、受験者の基礎知識やスキルレベルによって異なります。スキルレベルによる勉強時間の目安は下記の通りです。
・初心者の方|約80~100時間
・Javaの基礎を理解している方|約20~30時間
・Javaの実務経験がある方|約20〜30時間
それぞれ解説します。
Java Silverの難易度について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
「Java Silverは難しい?難易度や必要な学習時間、取得するメリットを解説」
初心者の方|約80~100時間
初心者の場合は基礎から学ぶ必要があるため、約80〜100時間の勉強時間は確保すべきです。
Javaはプログラミング言語のなかでも難易度が高く、文法やルールを習得するのに時間がかかるためです。
初心者であれば、1日1〜2時間程度の学習を2〜4か月は継続しましょう。基礎から応用までを学ぶだけでなく、試験対策も欠かせません。
Javaを理解している方|約20~30時間
Javaを理解している方であれば、約20~30時間の勉強時間が合格の目安です。基礎は備わっているため、復習や試験対策に重点を置いて学習を進めます。
1日2時間程度の勉強を確保できる場合、2週間もあれば安心です。Javaの理解度には個人差があるため、自信のない方は40〜50時間程度の勉強が必要な場合もあります。
Javaの実務経験がある方|約20〜30時間
Javaの実務経験がある方は、20〜30時間の勉強を確保できると安心です。実務を通してJavaの基本は理解できているため、試験対策を中心に取り組みます。
試験対策では、黒本と呼ばれる問題集を活用するのがおすすめです。試験対策に加えて、難しい部分のみ復習すると理解度が増して合格に近づきます。
なお、黒本については後述します。
Java Silverを取得するための勉強方法
Java Silverを取得するための基本的な勉強方法や、習得レベルごとのおすすめ学習ステップを紹介します。Java Silverを習得するための参考にしてください。
基本的な勉強方法
Java Silverを習得するためには、『スッキリわかるJava入門』で基礎を学び、『徹底攻略Java SE8 Silver 問題集(黒本)』を繰り返し解く方法が一般的です。基礎を理解した上で黒本を繰り返し解くと、知識を定着させられます。
知識を定着させてJava Silverを習得するためには、黒本を3周繰り返すのがおすすめです。
1周目は解説を確認しながら問題を解き、2周目は間違った部分や自信のない所を入念に学びます。
3周目は、過去に間違えた問題を自分なりに考えてプロセスを明確にし、解説を読んで正しいかを確認します。
ある程度自信がついてきた段階で、黒本の模擬試験に挑戦するのがおすすめです。基礎を学び、問題集を繰り返しても理解しにくい部分に関しては、『オラクル認定資格教科書』で確認すると知識不足を補えます。
Javaについては動画サイトや学習サイトも充実しており、ほかの教材と組み合わせて活用すると知識の定着を促進できます。
習得レベルごとのおすすめ学習ステップ
Javaの理解度に分けて、学習ステップを紹介します。自身のレベルに置き換えて、勉強する際の参考にしてください。
Java初心者の場合
Java初心者の場合、次の学習ステップがおすすめです。
・初心者向けの参考書やサイトを活用して基礎を学ぶ
・簡単な問題を解く
・間違えた部分を復習してさらに理解度を深める
・黒本の問題を解く
・理解できていない部分があれば、復習を重ねる
初心者の場合はJavaの基礎から応用に加えて、試験対策まで網羅的に学ぶ必要があります。
必要な勉強時間には個人差があるものの、プログラミング初心者の場合は80〜100時間が目安です。
基礎・応用を身に付け、試験対策を充実させるために十分な勉強時間を確保することが欠かせません。
Javaを理解している方の場合
実務経験がなく、Javaを理解している方の具体的な学習ステップは下記の通りです。
・理解できていない部分を洗い出す
・参考書やサイトを活用して勉強する
・簡単な問題から解いていく
・間違えた部分を復習する
・黒本の問題を解く
・理解できていない部分があれば、復習を重ねる
Javaを理解している方は、復習や試験対策を中心に取り組む方法がおすすめです。
勉強時間の目安は20〜30時間ですが、理解度に応じて40〜50時間ほど必要な場合もあります。繰り返し問題を解き、全体の理解度を高めていく作業が大切です。
Javaの実務経験者の場合
Java実務経験者であれば、試験対策を中心に勉強する方法がおすすめです。
・黒本の問題を解く
・理解できていない部分を復習する
実務経験者ならJavaの基本的な部分は理解できているため、勉強時間は20〜30時間ほど確保すれば十分といえます。
基本的な対策だけでなく、分野ごとの時間配分やマークシートの仕方なども把握しておくと、安心して試験に臨めます。
Java Silverの勉強を効率良く進めるためのポイント
Java Silverの勉強を効率良く進めるためのポイントは次の3つです。
・毎日決まった時間に学習する
・集中力の高い時間帯を選んで勉強する
・休憩時間も取り入れる
それぞれ紹介します。
毎日決まった時間に学習する
毎日決まった時間に勉強を行うのが効率良く知識を定着させるコツです。あらかじめ勉強するタイミングを決めておくと、時間を確保しやすく継続につながります。
通勤や休憩など、少しでも勉強できるタイミングを洗い出し、学習に充てるべきです。
試験が近づいてきたら、過去問演習に時間を費やして実際の出題形式に慣れておくのがおすすめです。毎日決まった時間にコツコツ学習を行い、習慣にすれば知識も蓄積できます。
集中力の高い時間帯を選んで勉強する
勉強の効率を上げるためには、集中できる時間帯を把握しておくことが重要です。集中力が高まる時間帯に勉強すると、記憶が定着しやすい上、アウトプット作業も捗るためです。
集中力が高まり、勉強に適している時間帯は次の3つがあげられます。
・起床後2時間
・空腹時
起床後の2〜3時間は脳が良く働く時間帯であるため、1日のなかでも高い集中力を維持できます。
空腹時においても、「お腹が空けば狩りが必要」という人間の動物的本能が働き、集中力が高まります。
自分の生活リズムに合わせて集中できる時間帯を把握しておくと、効率良く勉強できます。
休憩時間も取り入れる
勉強の効率を上げるためには、適度に休憩を取り入れる必要があります。人間の集中力には限りがあり、長時間勉強し続けるとかえって効率が悪くなるためです。
適度に休憩を取り入れて勉強効率を向上させたい場合は、仮眠とポモドーロ・テクニックを試してみてください。
15〜30分程度の仮眠はパワーナップといわれており、寝なかった場合と比較して脳のパフォーマンスが34%も向上するといわれています。
25分勉強して5分休むサイクルを繰り返すポモドーロ・テクニックも、生産性を高めつつ、モチベーションを維持できるおすすめの方法です。集中力を維持して勉強の効率を上げるためには、適度な休憩が欠かせません。
効率良くJava Silverの勉強したい方にはNINJA CODEがおすすめ
Java Silverに挑戦したものの、独学では効率良く学べず、苦労している方も多いといわれています。
基礎からしっかり学び、効率的に取得したい方は、「NINJA CODE」をご検討ください。NINJA CODEなら、Javaに特化したJavaスクールを設けており、現役のエンジニアから学習のサポートを受けられます。
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まとめ
Java Silverを取得するために必要な勉強時間は、受験者の基礎知識やスキルレベルによって異なります。
自分の基礎知識やスキルレベルに応じた学習ステップを把握して、勉強時間を確保しましょう。
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