働き方改革の推進によって残業の規制が厳しくなったこともあり、副業に対する関心が高まっています。
また、副業によって収入を増やすことは、プライベートの充実やライフイベントの備えにもなります。副業を探している方は、稼げる副業が何なのかを知っておくとよいでしょう。この記事では、在宅可能な稼げる副業を7つピックアップして紹介します。
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副業でどのくらい稼げる?金額の目安
副業にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると4つに分類できます。ここでは、副業の種類と、得られる収入の相場を紹介します。
1.スマートフォンで簡単にできる副業
スマートフォンで簡単にできる副業には、「アンケートモニター」「ポイ活」「フリマアプリ」などがあります。隙間時間に誰でも簡単に働けるメリットはあるものの、収益性が低い点はデメリットです。
商品モニターの謝礼額は、500円〜2,000円が相場です。座談会や会場調査などのアンケートの場合は、謝礼額が8,000円〜15,000円で、時給に換算すると3,000〜5,000円になることもあります。ポイ活は、時給換算で300円〜3,000円程度が相場です。
2.専門性が高い副業
専門性が高い副業には、プログラミングやWebデザイン、動画編集などが挙げられます。高いスキルが要求されますが、その分、高収入を目指せます。未経験でスキルを習得して稼げるようになるには時間がかかりますが、専門性を身につければ将来的に本業の収入を上回ることも可能です。
システム開発やWebデザインなどは成果型の報酬であり、「1本〇万円」といったように決められています。例えば、Webサイトの制作であれば1本5万円〜30万円程度が相場で、時給に換算すると2,000円〜4,000円が目安です。
3.体を動かす副業
体を動かす副業には、フードデリバリーや家事代行などが挙げられます。特別なスキルは必要なく、労働した分だけ収入になるため、確実性が高い仕事といえるでしょう。特に、新型コロナウイルス感染症の影響によってフードデリバリーの需要が高まって以来、認知も広がり、将来性もあります。運動不足を解消したい方にもおすすめの副業です。
フードデリバリーの相場は、配達1回の収入が平均500円〜650円ほどで、時給換算すると1,300円〜2,000円以上です。1件配達するのに15分〜20分ほどかかりますが、効率良く配達できると高い収入を得られます。
4.資産を運用する副業
資産を運用する副業とは、いわゆる「投資」のことです。投資にもさまざまな種類がありますが、代表的なのは「株式投資」「不動産投資」「デイトレード」などが挙げられます。損をすることもあれば大幅に増えることもあり、どのくらい稼げるのかは一概には言えません。
リスクを分散する運用方法もありますが、いずれにしろ確実に稼げる副業ではない点に注意が必要です。
在宅で稼げる!おすすめの副業ランキングTOP7
ここでは、「在宅」「稼げる」というポイントに着目したおすすめの副業ランキングを紹介します。いずれもスキルが要求される仕事ですが、未経験から始めて稼げるようになった方もいるため、ぜひ挑戦してみてください。
1.プログラミング
Webサイトの制作やスマートフォンアプリの開発などを行うのが、プログラミングの仕事です。プログラミングスキルやITの知識が求められますが、単価の高い案件も多く、高収入を目指せます。
案件相場は、「HP」や「LP(ランディングページ)」の作成で1万円〜10万円程度、アプリ制作で10万円〜100万円程度です。
プログラミングスキルを習得する方法は、「書籍や動画コンテンツなどで独学」「プログラミングスクールに通う」の主に2種類あります。お金をかけたくない場合は独学、効率良く学習したい場合はスクールに通うのがおすすめです。
プログラミングスクールの「NINJA CODE」は、プログラミング未経験が一から安心して学べるカリキュラムを用意しています。現役のクリエイターがメンターとなって指導するため、実践的なスキルが習得可能です。副業の案件も紹介しているので、「スクールに通ってそのまま稼げるようになりたい」といった方は、ぜひお問い合わせください。
プログラミング案件の種類や単価については、以下の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
内部リンク
2月記事「№22_副業 プログラミング」
2.Web(ウェブ)ライター
Webライティングは、Webサイトに掲載する記事の文章を書く仕事です。一般的に、「1文字〇〇円」あるいは「1記事〇〇円」といったように報酬が設定されています。文字単価は0.5円〜3円が相場です。例えば、文字単価2円で3,000文字の仕事を受けた場合、報酬は6,000円となります。
Webライティングには文章力やWebの知識が求められますが、副業の中では比較的始めやすい仕事です。文章を書くのが好きな方は、ぜひ挑戦してみてください。
3.Web(ウェブ)デザイン
Webデザインの仕事は、Webサイトのデザインを設計することです。具体的には、HP(ホームページ)の制作や画像加工、バナー制作などを行います。
案件相場はHPの作成で20万円〜30万円程度、ロゴの制作で1万円~10万円程度、バナー制作で数千円~5万円程度です。Webデザインで稼ぐには、コーディングのスキルやデザインツールを扱うスキルなどを習得する必要があります。
書籍や動画コンテンツで独学も可能ですが、学ぶ範囲が多く複雑なため、スクールに通うのがおすすめです。
4.動画編集
動画編集は、撮影した動画を編集する仕事です。具体的には商品やサービスのPR動画の制作、結婚式や誕生日会などのイベントで流すムービーの制作、YouTuber が撮影した動画の編集などの案件があります。
報酬の相場は、クライアントが個人の場合は数千円〜数万円程度です。企業の場合は、数十万円以上の高額な報酬が設定されていることもあります。
動画編集で稼げるようになるには、編集ソフトを使いこなし、動画編集の技術やセンスを磨く必要があります。動画編集が学べるスクールは多くありますが、まずは独学で挑戦してみるとよいでしょう。
5.翻訳
翻訳の副業は、外国語を日本語に変換、あるいは日本語を外国語に変換する仕事です。翻訳の仕事は、「実務翻訳」「出版翻訳」「映像翻訳」の大きく3つに分けられます。
・実務翻訳:ITや経済、医療などの文書を翻訳する仕事
・出版翻訳:海外で出版された雑誌や書籍を翻訳する仕事
・映像翻訳:海外の映像作品を日本語に翻訳する仕事
報酬は文字単価で設定されており、1文字4円〜15円程度が相場です。求人サイトでは時給1,800円〜3,000円で募集がかけられていることもあり、高収入を期待できます。
6.テレアポ
テレアポ(テレフォンアポインター)は、作成された顧客リストに沿って電話をかけ、訪問のアポイントを取る仕事です。オペレーターから顧客に営業電話をかけるテレアポとは反対に、顧客からの問い合わせや申し込みを受けるテレオペ(テレフォンオペレーター)の仕事もあります。
テレアポの案件相場は、電話1件30円程度、アポイント1件1,000円程度です。時給に換算すると、1,000円程度となります。アルバイトの場合、時給1,300円〜1,500円の求人が多い傾向にあります。
7.データ入力
データ入力の副業は、クライアントが指定するフォーマットに、文字や数字を入力していく仕事です。具体的には顧客情報や売上データ、議事録などをExcelやWordに入力します。
データ入力の単価の相場は、1文字0.1円~1円程度です。仮に1日5千文字のデータを入力できれば、報酬は5,000円となります。データ入力の仕事は、タイピングさえできれば誰でも可能です。
稼げる副業を選ぶ際のポイント・注意点
ここでは、副業を選ぶ際のポイントや注意点を紹介します。
安全な仕事か見極める
副業を選ぶ際は、「安全な仕事か」「リスクがないか」を慎重に検討することが大切です。中には、「簡単に稼げる」という謳い文句で高額な初期投資を要求したり、成果物だけ取って報酬を支払わなかったりと、詐欺を働く悪徳業者もいます。
怪しい副業に引っかからないよう、案件を受ける際は仕事の内容や業者の情報を入念に調べましょう。
資格やスキルが活かせるか
効率的に稼ぎたい場合は、資格やスキルが活かせる専門性の高い仕事を選ぶことが大切です。例えば、英語が得意であれば翻訳の仕事、金融系の資格があれば金融ライターなどの副業が稼ぎやすいと言えます。
高収入を得るために、スキルを身につけてから副業を始めるのもよいでしょう。スキル習得にはある程度の時間はかかりますが、長期的に見れば効率的に稼げる可能性があります。
まとめ
稼げる副業にはプログラミングやWebライター、動画編集などがあります。副業にもさまざまな種類がありますが、高収入を目指す方は、専門性の高い仕事を選ぶとよいでしょう。