【C言語入門】while文の使い方を解説

プログラミング言語の辞書

C言語のwhile文は、特定の条件が真である間、繰り返し処理を実行するための制御構文です。またwhile文は、条件を満たす限りループを続けるため、反復処理を柔軟に行うことができます。

基本構造

while文の基本構造は次の通りです。

while (条件) {
// 繰り返し実行する処理
}

条件が真である間は、ブロック内の処理が繰り返し実行されます。条件が偽になるとループが終了します。

無限ループ

while文は無限ループを作成するためにも使用されます。無限ループは条件が常に真であるため、ループが終わらない構造です。例えば、次のように記述します。

while (1) {
// 無限に繰り返し実行する処理
}

無限ループは、特定の条件が満たされるまで繰り返し処理を行う必要がある場合に便利です。

条件の更新

while文を使用する際、条件が真のままではループが終わらないため、ループ内で条件を変更する処理が必要です。これにより、適切なタイミングでループを終了させることができます。

break文とcontinue文

break文: ループを途中で終了させるために使用します。特定の条件が満たされた場合にループを抜け出すことができます。
continue文: 現在のループの残りの処理をスキップし、次の繰り返しに進むために使用します。特定の条件が満たされた場合にのみ、処理を続けることができます。
while文を使うことで、柔軟かつ効率的に繰り返し処理を行うことが可能です。条件式の評価やループの終了条件を適切に設定することで、プログラムの意図した動作を実現できます。