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在宅ワークで稼ぎやすいIT系資格おすすめ5選を紹介! - 忍者CODEマガジン

在宅ワークで稼ぎやすいIT系資格おすすめ5選を紹介!

キャリア(副業、転職、フリーランス)

コロナ禍を経て在宅ワークは広く普及し、希望者も増加傾向にあります。特にIT業界では、在宅勤務を取り入れた働き方が主流となっています。人気の在宅案件を獲得する上で、ITに関する資格を持っていれば、大きな強みとなるでしょう。今回は実務経験がなくても挑戦できるIT系資格を、厳選して紹介します。

在宅ワークで稼ぐならIT系の資格を取得しよう!

医療事務やMOSなどの一般的な資格も人気ですが、高収入を目指すならIT系の資格が有利です。その理由を3つのポイントで説明します。

在宅で副業するのに資格は必要?有利になる資格を紹介

理由1|IT系の案件は在宅ワークが多い

IT業界ではリモートワーク化が急速に進んでいるため、在宅ワークの案件が豊富です。下記の職種では、フルリモートやハイブリッド型など、柔軟な働き方ができる環境が整ってきています。

・プログラマー
・SE(システムエンジニア)
・Webデザイナー
・クラウドエンジニア(クラウドサービスを使って業務のITインフラの設計を行う職種)
・データサイエンティスト(データ活用のスペシャリスト)
・フロントエンドエンジニア(Webサイトやアプリの見た目部分を開発する職種)

クラウド技術(※1)やWeb(ウェブ)会議システムの進化により、チーム開発もオンラインでスムーズに行えるようになりました。

※1:インターネットを通じてデータを保存したり、さまざまなサービスを利用できたりする技術のこと。

理由2|スキルや経験があるほど高収入を得られる

IT系の在宅ワークでも、専門的なスキルや幅広い知識を持つ人材が高く評価されます。スキルの難易度や経験年数に応じて収入は上昇する傾向にあります。

近年は、AI開発やデータ分析分野の需要が急増しており、専門性の高い人材に優良案件が集中しています。プロジェクトマネジメントや上流工程の経験があると、さらに高収入が期待できるでしょう。

未経験からキャリアをスタートする場合は、まずひとつの専門分野に特化してスキルを磨き、徐々に範囲を広げていくのがおすすめです。

理由3|資格取得が高単価案件の獲得につながりやすい

IT業界では、資格が実務能力の客観的な証明として重視されます。そのため、フリーランスにとって資格は高単価案件へのアピール材料となり、高度な資格を取得すれば年収アップが見込めます。

特にAI開発、クラウド技術、セキュリティ関連の資格は高く評価され、単価交渉の際や案件選びの幅を広げる点で有利です。

正社員のキャリアアップにも、資格は不可欠です。資格保有者には、月額1万円~2万円の資格手当や、10万円程度の合格報奨金を支給するという企業も多く存在します。

在宅ワークしたい方におすすめのIT系資格5選

ここでは、未経験から挑戦できるIT系の資格を厳選して紹介します。これらの資格は実務経験や教育機関での学歴が不要です。

ITパスポート

ITパスポートは、未経験者の基礎固めにおすすめの国家資格です。ITに関する基礎的な知識が証明できます。

就職・転職時のスキルのアピールに役立ち、基本情報技術者試験などの上位資格への足がかりにもなります。さらに、経営戦略やマーケティングの知識も問われるため、IT業界以外でも活用でき汎用性が高いです。

合格率は約50%と比較的高めです。40代以上の方は、「即戦力」人材としての入社が求められるため、ITパスポートと実践的なスキル習得の併用を推奨します。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構情報処理推進機構「情報処理技術者試験 統計資料

基本情報処理技術者(FE)

基本情報処理技術者試験(FE)は、ITエンジニアの登竜門として知られる国家資格です。ITパスポートよりも専門的で、在宅でプログラマーやシステムエンジニアを目指す方には、必須といえます。

試験範囲は下記の3分野で、合格率は約23~27%です。

・テクノロジ系(基礎理論・プログラミング・データベース)
・マネジメント系(プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント)
・ストラテジ系(システム戦略・経営戦略)

基礎知識と実務スキルを証明できるため、資格取得を奨励し、資格手当の対象とする企業も多いです。未経験者は基礎からじっくり学習する必要がありますが、転職や案件獲得の際に有利で、長期的なキャリア形成にも役立ちます。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構情報処理推進機構「情報処理技術者試験 統計資料

応用情報技術者試験(AP)

応用情報技術者試験(AP)は、基本情報技術者試験(FE)の上位の国家資格です。実務に必要な応用知識や問題解決能力を証明するため、IT業界で高く評価されています。

合格率は約23%と難関で、記述試験があります。システム全体を俯瞰した設計力やセキュリティ対策の立案能力、プロジェクトマネジメントや新技術への適応力など幅広く問われます。

資格取得によって、月額5,000円~2万円の資格手当や5万円~20万円の合格報奨金を支給する企業も多く存在します。また、中小企業診断士や情報処理安全確保支援士などの資格で一部科目免除となるため、キャリアの選択肢が広がり、年収アップや案件獲得につながります。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構情報処理推進機構「情報処理技術者試験 統計資料

Python 3 エンジニア認定基礎試験

Python 3エンジニア認定基礎試験は、基礎から実践的なプログラミングまでを網羅している試験で、Pythonスキルを客観的に証明できます。

Pythonは直感的で学びやすい文法のため、プログラミング初心者にも取り組みやすい言語です。合格後は、Python 3エンジニア認定データ分析試験(実践レベル)やPython 3エンジニア認定実践試験(上級レベル)と次のレベルを目指せます。

Pythonエンジニアの年収は他のプログラミング言語のエンジニアよりも高く、平均は1,000万円を超えるともいわれています。AIブームの影響で、Pythonスキルの需要は今後も増加が見込まれるため、AI開発やデータサイエンス分野ではさらに高収入が期待できます。

リモートワークとの相性も抜群なため、データサイエンティストやAIエンジニアとしてのキャリアを目指す方にとって、足がかりとなるでしょう。

Pythonについて詳しく知りたい方は、下記の記事もチェックしてみてください。

Pythonとは何か?基本概念や使用用途について初心者向けに解説

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、厚生労働省が認定する唯一のWebデザイン分野の国家資格です。合格後は「ウェブデザイン技能士」の称号が与えられるため、在宅でのWebデザイン案件獲得に役立ちます。

試験は入門レベルの3級からプロレベルの1級までの3段階あり、理論と実技の両面から下記のスキルを証明できます。

・HTML・CSSなどのコーディング技術
・ビジュアルデザイン力
・アクセシビリティ(※2)とユニバーサルデザインの知識

HTML(Webページの骨組みをつくる言語)と、CSS(見た目を整える言語)を習得できるため、ホームページやLP(ランディングページ)(※3)制作の案件獲得にも有利です。

Webデザインについて詳しく知りたい方は、下記の記事もチェックしてみてください。

ウェブデザインとは?制作に必要なものや作成手順についてわかりやすく解説!

※2:障害の有無に関わらず、誰もが製品やサービス、情報を利用できること。Webにおいては、アクセスのしやすさを指す。

※3:Web上の広告や検索結果などを経由したユーザーが最初に辿り着くページのこと。

IT系の資格を選ぶときの注意点

IT系の資格取得はキャリア形成に重要な役割を果たします。しかし、単に資格の数を増やすことを目的とするのではなく、戦略的に資格を選ぶことが大切です。

まず、自分が目指す職種を明確にする必要があります。例えば、システムエンジニアを目指すのであれば、基本情報技術者や応用情報技術者などの資格取得がおすすめです。一方、Webデザイナーを目指す場合は、ウェブデザイン技能検定などが適しています。目標を定めることで、取得すべき資格が明確になります。

次に、現在のスキルを把握した上で、それに合った資格を選ぶことも重要です。自分の能力を超えた資格に挑戦しても、合格へのハードルが高くなります。適切なレベルの資格を選ぶことで、効率的に学習を進めることが可能です。

IT業界は常に変化し続けているため、トレンドと市場ニーズを把握することも欠かせません。近年では、AIやビッグデータ(※3)関連の需要が高まっているため、これらに関連する資格が注目を集めています。市場の動向を踏まえて資格を選ぶことで、案件獲得時に有利に働きます。

IT業界の職種について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

【分野別】IT業界の主な職種を紹介!転職成功のポイント

※3:人間が全体を把握することが困難な、膨大なデータ群のこと。

IT系の資格を取得するには?

IT系の資格を取得するには、体系的で継続的な学習が欠かせません。自分に合った学習方法を選び、効率的に学習しましょう。

まずは基礎固めが重要です。応用に進む前に基本概念やIT用語を十分に理解し、座学と実践を組み合わせて、実務で通用するスキルを身に付けましょう。

学習方法としては、独学とオンラインスクールがあげられます。独学ではモチベーションの維持や疑問点の解消が難しい場合があるため、専門家のサポートが付き、効率的な学習ができるオンラインスクールも併用することをおすすめします。

まとめ

今回は、在宅ワークで収入アップを目指す方に向けて、未経験からでも挑戦できるIT系資格を5つ紹介しました。資格取得は、キャリアアップのために重要です。

NINJA CODE」では、WebデザインスクールPythonスクールを運営しています。プログラミングやWebデザイン、Web制作など各分野の基礎が学べるため、資格取得に向けた確かな土台を築けます。

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