C言語のfor文は、特定の回数だけ繰り返し処理を実行するための基本的な制御構文です。
for文の基本構造
for (初期化; 条件; 更新) {
// 繰り返し実行する処理
}
ここでは、初期化、条件、更新の各部分について説明します。
初期化: ループの最初に一度だけ実行される部分で、ループカウンタの初期値を設定します。
条件: 各繰り返しの前に評価される部分で、この条件が真である限りループが続行されます。偽になるとループが終了します。
更新: 各繰り返しの後に実行される部分で、通常ループカウンタの値を変更します。
例えば、0から4までの数字を順に表示するfor文は次のように書かれます。
for (int i = 0; i < 5; i++) {
printf("%d\n", i);
}
この例では、iが0から4まで変化し、それぞれの値が表示されます。
さらに、無限ループを作成することも可能です。この場合、条件部分を常に真にすることで実現できます。
for (;;) {
// 無限に繰り返す処理
}
for文の使い方を理解することで、効率的に反復処理を実装できるようになります。これにより、C言語プログラムの柔軟性と強力さを最大限に引き出すことができます。
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