【Python入門】インクリメント演算子とは？基礎を解説

Pythonでは他の多くのプログラミング言語に見られるインクリメント演算子（++）やデクリメント演算子（–）が存在しません。その代わりに、累算代入演算子（+= や -=）を使用して同様の操作を行います。これにより、変数の値を簡単に増減させることができます。

インクリメント演算子の使い方

累算代入演算子を使用することで、変数の値を任意の数だけ増減させることができます。例えば、変数の値を1増やすには「変数 += 1」、1減らすには「変数 -= 1」と記述します。
この方法は、「変数 = 変数 + 1」や「変数 = 変数 – 1」と同じ意味を持ち、コードを簡潔に保つことができます。
また、ループ処理では、インクリメント操作が頻繁に使用されます。例えば、forループを使って0から指定された範囲までの数字を順番に出力する場合、累算代入演算子を利用して変数の値を1ずつ増やしていく方法が一般的です。
Pythonの累算代入演算子は、簡潔で直感的に使えるため、コードの可読性を高める効果もあります。