【CSS入門】object-fitプロパティで画像や動画の表示方法を調整

CSSのobject-fitプロパティを使えば、画像や動画の表示方法を簡単に調整できます。

object-fitプロパティの使い方

このプロパティは、主にimg要素やvideo要素に適用され、コンテンツがどのようにコンテナにフィットするかを制御します。主な値には、fill, contain, cover, none, scale-downの五つがあります。fillはデフォルトの値で、コンテンツがコンテナ全体を満たしますが、アスペクト比が維持されないことがあります。
containはアスペクト比を維持しながら、コンテンツをコンテナに収め、余白が発生することがあります。coverはアスペクト比を維持しつつ、コンテナ全体を覆うようにコンテンツを拡大し、場合によっては一部が切り取られます。noneはコンテンツの元のサイズを維持し、scale-downはコンテンツを縮小して元のサイズまたはcontainのいずれか小さい方にフィットさせます。これらの設定を適切に活用することで、画像や動画の表示方法を簡単に調整でき、ユーザーにとって視覚的に美しく、使いやすいレイアウトを実現できます。