必要なスキルを身に付けて、将来的にフリーランスのWebデザイナーになりたいと考えている方もいるでしょう。しかし、未経験であってもフリーランスのWebデザイナーは目指せるのでしょうか。
この記事では、フリーランスで働くことのメリットや未経験の状態からフリーランスのWebデザイナーを目指すためのロードマップを紹介します。
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フリーランスのWebデザイナーとして働くメリット・魅力
会社に縛られずにフリーランスのWebデザイナーとして働けるようになったら良いと考えている方もいるかもしれません。
フリーランスのWebデザイナーで働くことについて、具体的にどういったメリットがあるのでしょうか。5つ紹介します。
オススメ:受講後に案件の紹介があるデザインスクール
働く場所・時間を自由に選べる
フリーランス向けのWebデザイナーの仕事では、働く場所や働く時間などを基本的に指定されないリモート案件(在宅案件)の募集があります。
自分のペースで仕事ができることから、ライフスタイルに合わせて柔軟に仕事のスケジュールを組めます。また、育児や介護をしながら空いた時間に自宅で仕事をすることも可能です。
高収入が期待できる
フリーランスのWebデザイナーの年収は、会社勤めのWebデザイナーの年収と同程度です。しかし、一部のフリーランスのWebデザイナーは平均的な年収よりも高い年収を得ています。
会社員は給与が決められていて給与が大きく上昇することはあまりありません。一方で、フリーランスは成果報酬型の報酬であるため成果次第では、高収入を期待することができます。
受注する案件が多いほど得られる報酬(年収)も増えます。スキル次第では高単価案件の獲得も目指せることから、年収1,000万円以上も不可能ではありません。
やりがいを感じやすい
規模の小さい案件でも、受注から顧客とのやり取り、事務作業などすべて自分でこなすのがフリーランスです。すべて自分の裁量で行うことから、収入を得られたときに手ごたえを感じやすいメリットがあります。
また、成果を積み重ねていくと評判も上がり、案件を受注しやすくなることでやりがいを感じられるのもフリーランスの魅力です。
これまでにない知識やつながりを得られる
フリーランスはゼロからのスタートとなるため、会社員で働く場合と異なる視点でものごとを考えられるようになります。
例えば、どのようにすれば信用を獲得できるか、どこに自己投資をして収入を上げるかといった視点です。これまでにない知識や経験を獲得することでさまざまな気付きを得られます。
また、これまでにない人とのつながりを得られるのもフリーランスの魅力です。人とのつながりにより、新規で仕事の受注が得られたり、新たな挑戦の機会を得られたりすることもあります。
自分で案件を選べる
会社員で働く場合と比べて、自分で受注する案件を選びやすいのもフリーランスの魅力です。受注するにはクライアントの要望に応えられるレベルに達している必要はありますが、スキルがあれば業務の幅を広げることができます。
フリーランスであれば、「得意分野で仕事をしたい」「興味のある案件にかかわりたい」といった思いをより実現しやすいです。
未経験からフリーランスのWebデザイナーになる道のり
Webデザイン未経験から知識やスキルを身に付け、フリーランスのWebデザイナーになるには何が必要になるのでしょう。フリーランスとして働けるようになるまでのロードマップを紹介します。
Webデザインのスキル・知識を磨く【約3ヶ月~】
そもそもフリーランスとしてWebデザインの仕事を得るには、Webデザインの知識やスキルの習得が不可欠です。未経験者がWebデザインを学ぶときは、Webデザインで使用するソフトウェアの使い方を中心に学習を進めていきます。
知識やスキルを構築する方法としては、書籍やWebサイトなどを利用した独学による方法、スクールに通う方法などが一般的です。
独学の場合は、自分でスケジュールを組み立てる必要があることなどから、スクールに通うより習得に時間がかかる可能性があります。どのくらいの期間を学習に充てられそうか考えて学習方法やスケジュールを考えることがおすすめです。
ポートフォリオを作成する【約3ヶ月】
フリーランスのWebデザイナーとして高単価案件を獲得するには実績が重要です。実績やスキルを目に見える形にするためにも、今までの集大成といえる作品集であるポートフォリオの作成を進めましょう。
まずは、副業で難易度の低い案件を受注してポートフォリオを作成するのがおすすめです。案件によっては公開できないケースもありますので、受注前に実績を公開できるか確認しておきましょう。スクールに通っている場合は、ポートフォリオの作成支援を受けられることもあります。
なお、ポートフォリオの作成手順については以下の記事で詳しく解説していますのでご参照ください。
「【未経験向け】Webデザイナーのポートフォリオを制作する方法は?」
独立準備をする【約3ヶ月】
Webデザイナーとして独立できる基礎を築いたら、会社員からフリーランスになるための準備も必要です。
税務署には、個人事業主として開業することを届け出る開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)を提出します。
原則として正規の簿記による帳簿の記帳と保存が義務となりますが、青色申告承認申請書の提出も検討してみましょう。青色申告は必須ではありませんが、青色申告特別控除(事業所得などから一定額を控除できる制度)などさまざまな特典があります。
青色申告を選択しない場合と比べて税金面でのメリットがあることから、開業届と合わせて提出するのも良いです。
また、社会保険関係では厚生年金から国民年金への切り替え、必要に応じて健康保険の切り替えも行います。国民年金への切り替えは国民年金窓口での手続きが必要です。
ほかにも、事業用口座の開設や経理処理をスムーズにするための会計ソフトの導入など、さまざまな準備が必要になります。
案件を獲得する
フリーランスとして開業したら、案件獲得によりWebデザイナーとしての実績を積んでいきます。ほとんど実績がない状態で案件獲得のハードルが低いのは、知人や友人などからの紹介です。
ほかにも、ネット上で受発注できるクラウドソーシングサイトで案件を探す方法、求人サイトで応募する方法などがあります。
フリーランスのWebデザイナーを目指すなら断然スクールがおすすめ!
未経験からWebデザイナーのフリーランスとして働くには、先にも紹介したようにWebデザインの知識やスキルが必要です。Webデザインを学ぶ方法は複数ありますが、フリーランスを目指すならWebデザインスクールに通うのが良いでしょう。
フリーランスのWebデザイナーになるためにスクールをおすすめする理由をふたつ紹介します。
独学で実用的なスキルを身に付けるのは難しい
フリーランスのWebデザイナーは増えており、価格競争が激化しています。フリーランスになったとしても、安定して収入を得るには高いスキルを身に付けなければなりません。具体的には以下のようなスキルです。
・商品やサービスの特長をデザインに反映できるスキル
・顧客ニーズに対応できるスキル
・クライアントの成果につながるデザインスキル
・トレンドや新しい技術に関するスキル
・HTML/CSSやPHPなどのWeb系のプログラミングスキル
など
Webデザインスキルは独学でも習得可能ですが、実践に役立つ高いスキルを身に付けるにはやや不十分です。
独学だとデザインを評価してもらえないため、自己流に陥りやすくスキルアップが難しくなります。また、講師に質問したりサポートを受けたりすることができません。スクールよりも学習効率は下がってしまいます。
未経験可の求人に応募して実績を積む方法もありますが、Webデザインの知識ゼロからの状態だと現実的に難しいです。未経験者がフリーランスとして働くためのスキルを身に付けるならスクールに通う方が効率的といえます。
スクールなら独立(転職)のサポートまでしてくれる!
スクールは、基礎から実践的なスキルまで学べます。また、講師からのサポートも受けられるため成長を実感しやすいです。
なかには、独立のためのサポートをしているスクールもあります。オンラインスクールなら通学が難しい方も続けやすくおすすめです。
NINJA CODEのWebデザインコースでは、未経験の状態からフリーランスになるまでをサポートします。基礎から実践的な課題で、独立後も通用するようなスキルを養成できるのが特長です。
メンターとキャリアコンサルタントによるサポートで理想のキャリアを実現するサポートも行っています。Webデザイナーとして独立を考えている方はぜひご検討ください。
まとめ
働く場所や時間の自由度が高く、自身の興味のある案件を受注できるなど、フリーランスのWebデザイナーとして働くメリットは多いです。
しかし、未経験からだと独立までなかなか難しい面もあります。未経験から独立を考えるなら、実践的なスキルが身に付き、独立や転職のサポートを受けられるようなWebデザインスクールの受講を検討してみましょう。