【初心者】プログラミング学習は何から始めるべき?おすすめの方法や言語を解説

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プログラミングに興味があり、本格的に学んでみたいと思っているものの、どこから手を付けたら良いかわからないと悩んでいる方もいるでしょう。

今回は、プログラミング学習を始める前の準備やおすすめの学習手段、プログラミングで収入を得るためのロードマップを紹介します。

初心者は何から始める?プログラミング学習前の4ステップ

プログラミング初心者は何から手を付けるべきなのか、学習前に進めておくべき準備を4つのステップに分けて紹介します。

STEP1:学習目的を明確にする

プログラミングに必要な知識は幅広く、難易度も高めです。目的意識のない状態で始めてしまうと挫折しやすくなります。学習のモチベーションを維持するためにも、なぜプログラミングを学びたいのか、目的を明確にしておくことが重要です。目的があれば学習のスケジュールも立てやすくなります。

STEP2:目的に合ったプログラミング言語を選択する

プログラミングに必要なプログラミング言語は数多く存在します。すべてを学習するのは困難なため、目的を達成できるようなプログラミング言語に絞って学習するのがおすすめです。代表的なプログラミング言語をいくつか紹介します。

JavaScript

JavaScriptは、幅広いシステムの開発に使われているプログラミング言語で、ユーザーの操作画面に関わるフロントエンド開発でよく用いられます。Web(ウェブ)アプリやスマートフォンアプリ、ゲーム開発を目的にする方におすすめの言語です。

ブラウザとテキストエディタがあればプログラムをテストできることから、簡単に実行結果を確認できるメリットもあります。テストを実行しやすいことから初心者にもおすすめです。

Python

Pythonは、Webアプリケーション開発などで幅広く利用されているプログラミング言語です。最新の技術にも用いられており、Webアプリ開発のほか、AIやIoT、データ分析などを目的とする方に向いています。

シンプルで理解しやすい構文が特徴で、利用人口も多いことから、ライブラリが豊富です。ツールが充実していて学習難易度も高くないため、初心者が学習するのにも向いています。

Ruby

Rubyは日本で開発されたプログラミング言語です。利用されている分野も幅広く、Webアプリやスマートフォン向けのアプリの開発、APIの作成を目的とする方に向いています。

日本で開発された言語のため、日本語の参考資料が豊富にあるのが特徴です。資料を見つけやすく、プログラミングを楽しむために開発されていることから、初心者の学習にも向いています。

PHP

PHPは、Web開発のうち、Webページの動作に関わるバックエンド開発で用いられるプログラミング言語です。HTMLやCSSと合わせて、Web開発に取り組みたい方に向いています。日本国内では案件数が多いこと、プログラムの記述がわかりやすいことから初心者にもおすすめです。

HTML/CSS

HTMLとCSSは、Webページ作成で用いられるプログラミング言語です。HTMLで指示を出し、CSSでWebページの装飾やレイアウトを行います。Webページ作成を目的にする方に向いた言語です。基本のプログラミング言語のひとつであるため、初心者が学習するのにも向いています。

おすすめのプログラミング言語については以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。

【2024年最新】システムエンジニアにも必要!おすすめのプログラミング言語

STEP3:開発環境を整える

プログラミングをするには、開発環境が必要です。PCやネットワークのほか、テキストエディタなどを準備します。

テキストエディタは、プログラミングなどの文書の記述や保存ができるソフトのことです。Windowsであれば「メモ帳」がテキストエディタとして標準で備わっています。

しかし、標準のテキストエディタには必要最低限の機能しかありません。テキストエディタのみでは、記述したプログラミング言語を機械が理解できる言語に翻訳(コンパイル)したり、バグを発見(デバッグ)したりするのは不可能です。

コンパイラとデバッガもそろえる必要があるため、初心者にはエディタ・コンパイラ・デバッガの機能がひとつになった統合開発環境(IDE)の導入が向いています。

STEP4:最低限のプログラミング知識を身に付ける

プログラミング学習を始めるにあたって、プログラミング言語の文法や開発用途に応じたフレームワークなど、基礎的な事項を身に付けておくことが重要です。

しかし、参考書を読むなどインプットするだけでは理解しにくい部分もあります。実際にコードを入力しながら学習を進めるのがおすすめです。

プログラミング初心者におすすめの学習手段

プログラミング初心者はどのようにプログラミング学習を進めていくべきか、おすすめの学習手段を4つ紹介します。

書店やインターネットで入手しやすいことから、プログラミングの本を使って学習を進めるのもおすすめです。本であれば、自分のペースで学べるメリットがあります。

しかし、疑問に思った部分を質問する相手がいないため、自力で解決しなければなりません。挫折しやすいというデメリットもあります。

学習サイト

インターネット上にはプログラミングが学べる学習サイトも存在します。手軽に始められることから、学習サイトの利用もおすすめです。無料のサイトがあるほか、有料のサイトでも費用がそれほどかからないメリットがあります。

しかし、独学のため、本で学習するように疑問点を自分で解消しなければなりません。モチベーション維持が難しいのは、デメリットといえるでしょう。

セミナー

セミナーでプログラミングを学習する方法もあります。セミナーは、プロの講師に直接教えてもらえるのがメリットです。実践的な知識の養成にも役立ちます。

デメリットは、スケジュールが決まっており、学業や仕事との兼ね合いで日程が合わなくなる可能性があることです。開催場所も限られるため、受講したいセミナーになかなか参加できないこともありそうです。

プログラミングスクール

プログラミングスクールのカリキュラムに沿ってプログラミングを学習する方法もあります。

プロの講師にプログラミングを教えてもらえるほか、疑問点を直接質問できるのがメリットです。わからないことを放置せずに済むため、モチベーションも維持しやすいでしょう。

デメリットは、本や学習ツールなどのほかの方法と比べて費用が高額になりやすいことです。

プログラミングスクールのNINJA CODEは、スクールへの通学が必要なく、オンライン動画教材でプログラミングを学べます。無制限に受講できるため、自分のペースで学習できるのが魅力です。

未経験からでも実務レベルのスキルが身に付くカリキュラムで、就職や転職を見据えた将来設計が可能です。独学プランなら追加費用なし、10万円以下から受講できます。現役エンジニア、デザイナーがチャットサポートで受講生を支えてくれるので、不安や疑問を解消しながら学びを進めることができます。

まずは、無料メンター相談で受講に関する疑問点や不明点をご相談ください。

【学習後】プログラミングで稼ぐまでのロードマップ

プログラミング学習後に、未経験者でもシステムエンジニアなどとして収入を得るにはどうすれば良いのでしょうか。プログラミングで稼ぐためのロードマップを紹介します。

ポートフォリオを作成する

ポートフォリオとは、実績やアピールポイントをまとめたものです。プログラミング言語を使った独自のWebサイト、開発したアプリなどをポートフォリオに入れることができます。

プログラミングの基本的な知識が身に付き実践できるようになったら、実際に制作をし、ポートフォリオとしてまとめて自身のホームページなどで公開しましょう。

ポートフォリオがあればより多くの人に実績を知ってもらえるほか、応募する企業へのアピールにもなります。

クラウドソーシングサイトで案件を受注する

未経験の場合、実績がないことがネックになる可能性があります。そんな時は、クラウドソーシングを利用するのも手です。これは、案件を発注したい人や企業と案件を受注したい個人とをマッチングするサービスです。

ランサーズやクラウドワークスなどの大手クラウドソーシングであれば、クライアント数や案件数も多く、受注しやすいです。ポートフォリオを作成し、気になる案件に応募してみましょう。

受注と学習を繰り返し、実績を積み重ねる

案件を無事に終えたら、受注数を増やして実績を積み重ねていきます。自分の成長のためには、仕事内容をその都度振り返ることが重要です。課題を分析したり、苦手な部分を克服できるように復習したりして、スキルを磨き続けてください。

まとめ

プログラミング初心者で何から始めよう―そう考えているだけでは、プログラミングの知識は身に付きません。まずは行動あるのみです。今回紹介したステップを参考にプログラミング学習を進めてみてはいかがでしょうか。