【HTML入門】articleタグとは?概念や使い方などを解説

プログラミング言語の辞書

HTMLにおいて、ウェブページの構造や意味を示すための重要な要素の一つが「articleタグ」です。

このタグは、特定の記事やコンテンツが独立して存在し、自己完結している場合に使用されます。本記事では、articleタグの概念や使い方について詳しく解説します。HTMLの基本を学びながら、ウェブページの構造化に役立つarticleタグについて理解していきましょう。

HTMLのarticleタグとは

HTMLのarticleタグは、ウェブページの中で記事やコンテンツの独立したセクションを定義するための要素です。

このタグはHTML5から導入されたものであり、特定のコンテンツが自己完結している場合や、他のコンテンツと独立して単体で意味を持つ場合に使用されます。

例えば、ウェブページ内に複数の記事がある場合、それぞれの記事を<article>タグで囲むことによって、それぞれの記事が独立していることを示すことができます。これにより、ウェブページ全体が構造化され、検索エンジンやスクリーンリーダーなどがコンテンツを正しく理解しやすくなります。

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HTMLのarticleタグの使い方

articleタグは以下のように使用します。

<article>
 <h3>記事のタイトル</h3>
 <p>記事の本文がここに入ります。</p>
 <p>さらなる内容や情報が続く場合は、ここに追加で記述します。</p>
</article>

上記の例では、<article>タグで記事のセクションを囲み、その中に記事のタイトルや本文を記述しています。また、<h3>タグを使用して記事のタイトルを示し、<p>タグを使って記事の本文を段落ごとに記述しています。

一つのウェブページ内に複数のarticleタグを使うことができますし、articleタグの中に更に他のHTML要素を組み合わせて使うことも可能です。例えば、画像やリンクを追加することもできます。

<article>
 <h3>記事のタイトル</h3>
 <p>記事の本文がここに入ります。</p>
 <img src="画像のURL" alt="記事のイメージ">
 <p>さらなる内容や情報が続く場合は、ここに追加で記述します。</p>
 <a href="別のページのURL">続きを読む</a>
</article>

articleタグは、ウェブページの構造を明確にし、コンテンツを意味的にグループ化するための重要な要素です。

正しく活用することで、ウェブページの管理やメンテナンスがしやすくなり、ユーザーエクスペリエンスの向上にもつながります。初心者でも是非覚えておきたいHTMLの要素の一つです。

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articleタグと他のタグの違い

HTMLには記事の構造を定義するためのいくつかの要素がありますが、その中でも代表的なものに「articleタグ」「sectionタグ」「divタグ」があります。これらの要素は似ているようで異なる役割を持っています。ここでは、それぞれの特徴と違いについて見ていきましょう。

articleタグ

articleタグは、独立したコンテンツや記事をマークアップするための要素です。つまり、そのコンテンツが自己完結していて、他のコンテンツと独立して存在している場合に使用されます。例えば、ニュース記事やブログの投稿などが該当します。

<article>
 <h3>記事のタイトル</h3>
 <p>記事の本文がここに入ります。</p>
</article>

上記の例では、<article>タグで記事のセクションを囲み、その中に記事のタイトルや本文を記述しています。

sectionタグ

sectionタグは、テーマやコンテンツのセクションをマークアップするための要素です。1つのセクション内に複数のarticleやその他の要素が含まれることがあります。sectionタグは、より大きなコンテンツの一部分を示す際に使われます。

<section>
 <h3>セクションのタイトル</h3>
 <article>
  <h4>記事1のタイトル</h4>
  <p>記事1の本文がここに入ります。</p>
 </article>
 <article>
  <h4>記事2のタイトル</h4>
  <p>記事2の本文がここに入ります。</p>
 </article>
</section>

上記の例では、<section>タグでセクションを囲み、その中に複数のarticleタグが含まれていることがわかります。

divタグ

divタグは、汎用的なコンテナを定義するための要素です。特定のセマンティックな意味は持たず、単にスタイリングやレイアウトを目的として要素をグループ化する際に使用されます。

<div>
 <h3>コンテンツのグループ</h3>
 <p>ここにコンテンツが入ります。</p>
</div>

上記の例では、<div>タグでコンテンツのグループを定義しています。divタグは文章的な意味を持たないため、その使い方は非常に自由度が高いです。

まとめると、articleタグは独立した記事やコンテンツを、sectionタグはテーマやセクションを、divタグは汎用的なコンテナを表現する際に使われます。適切にこれらのタグを活用することで、ウェブページの構造がより意味的になり、コードの可読性が向上します。


divタグの使い方については下記の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

【HTML入門】divタグとは?特徴や使い方をわかりやすく解説
この記事ではdivタグの特徴やdivタグを使用する目的・使い方、divタグとspanタグの違い、divタグを横並びにする方法について解説していきます。正しくdivタグを活用して、思い思いのデザインを整えていきましょう。

まとめ

articleタグは、ウェブページ内の独立した記事やコンテンツをマークアップするための要素です。

独自のセクションとして意味を持ち、検索エンジンやアクセシビリティにも有益です。適切に使用することで、ウェブページの構造を整理し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。

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挫折することなくエンジニアを目指すなら

独学?スクール?

これからHTMLやCSSなどといったプログラミング言語の学習を始めようと考えている方、または最近学習を始めた方がいらっしゃるかと思います。

ただ、実際に学習を始めるとなると

1人で学習を進められるかな…
どこをゴールにしていいかわからない…
挫折してしまわないかな…

このように不安な気持ちになる方もいますよね。

たしかに、何かわからないことが出てきたとき、エラーが解決できないとき、誰かに相談できる環境がないことが理由でプログラミング言語の学習を挫折する方が多くいます。

実際にプログラミング言語初学者が挫折をする1番の理由は「不明点が発生した際に気軽に相談できる環境がない」という実態があります。

それだけ学習する環境が大事だということです。

そんな背景があるからこそ、プログラミングの勉強をする際にスクールを選ぶ方が多いのが事実です。

プログラミングスクールに通う理由は他にもあり

・確実にスキルを身に着けたい
・効率良く学習を進めたい
・モチベーションの維持にもつながりそう
・以前に独学で挫折した経験がある
このように「確実に!」「効率良く!」といった声もよく上がります。
やはり途中で挫折してしまったり、どこを目指しているのかわからなくなったりした場合、「プログラミングを学習することは難しい」と認識してしまい、その後のスキル習得を諦めてしまう可能性が非常に高くなります。
このようなことから、社会人で時間もそこまでないため短期間でスキルを習得したい人や独学で進めるのが不安な人が効率性や確実性を求め、プロの講師に相談できる環境が用意されているプログラミングスクールを選択するのがわかります。
「転職をしたい」「副業で稼げるようになりたい」という理由でプログラミング言語を学び始めたとき、わからない箇所を飛ばしてそのままに放置して学習を進めたとしても、目標とする転職や副業が実現するほどのスキルが身につかなければ多くの時間を費やして何も得られないという結果になります。
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