【Python入門】配列の基本「タプル」とは?

プログラミング言語の辞書

タプルは、複数の値を一つにまとめるためのPythonのデータ型で、不変(イミュータブル)である点が特徴です。

タプルの特徴と作成方法

タプルは、複数の値を一つにまとめるためのPythonのデータ型で、不変(イミュータブル)です。丸括弧()で囲まれたカンマ区切りの値の集合で、一度定義すると要素の変更ができません。この不変性により、データの安全性が確保され、一定の値を保持する場合や辞書のキーとして使用するのに適しています。
タプルの基本操作には、インデックスを使用した要素へのアクセス、スライスによる特定範囲の要素抽出、in演算子を使用した要素の検索などがあります。また、関数の戻り値として複数の値を返す場合や異なる種類のデータをまとめて管理する場合に便利です。
タプルは、データの整合性を保ち、意図しない変更を防ぐための強力なツールですが、動的な変更が必要な場合はリストの使用が推奨されます。