【CSS入門】コメントアウトの方法と使い方

プログラミング言語の辞書

CSSでコメントアウトを行う方法とその使い方について解説します。

コメントアウトの方法と用途

1行のコメントアウト

1行だけコメントアウトする場合は、/* コメント内容 */の形式で囲みます。

複数行のコメントアウト

複数行をコメントアウトする場合も、同じ形式で開始と終了を指定します。/*で始め、*/で終わる間のすべてのテキストがコメントとして扱われます。

使用例

コードの無効化
コードを見やすくするために、セクションごとにコメントを挿入します。例えば、/* ====== ヘッダーセクション ====== */のように使用します。

メモ書き
特定のスタイルや処理の理由をコメントとして残すことで、後からコードを見返した時に理解しやすくなります。

注意点

コメントの入れ子は不可
CSSでは、コメントの中にさらにコメントを入れることはできません。例えば、/* ここに /* 入れ子のコメント */ を含める */とするとエラーになります。

公開時の不要なコメント
最終的に公開するコードには、不必要なコメントを残さないようにします。コメントが多いとファイルサイズが増えるだけでなく、コードの可読性が低下することがあります。

ショートカットキー
多くのコードエディターでは、簡単にコメントアウトを行うためのショートカットキーが用意されています。例えば、Windowsでは「Ctrl + /」、Macでは「Command + /」を使います。

コメントアウトは、CSSコードの整理や一時的な無効化に非常に便利です。適切に使用して、効率的なコーディングを目指しましょう。