プログラミング学習は、途中で挫折してしまう方が少なくありません。Web（ウェブ）業界に強く興味を持っている方でも、挫折してしまう場合があります。なぜ、プログラミング学習は途中で挫折しやすいのでしょうか。
今回は、プログラミング学習を途中で挫折してしまう原因について解説します。挫折の対策も紹介しているので、これからプログラミング学習を始める方は参考にしてみてください。
プログラミング学習者の約9割は挫折するといわれている
株式会社侍が2019年に行った調査によると、プログラミング学習者の約9割は挫折したことがあると回答しています。プログラミング学習を進めるなかで、途中で挫折してしまうのは珍しくありません。
だからこそ、挫折を乗り越えてプログラミングスキルを身に付けたエンジニアの需要は高いです。これからプログラミング学習を始めるなら、挫折をする原因と対策について理解しておきましょう。
出典：「プログラミング学習者の約9割が挫折を経験 挫折時に『気軽に聞ける環境があればよかった』人が6割に」（PR TIMES）
プログラミング学習を挫折してしまう原因
プログラミング学習を挫折してしまう原因は、下記の3つです。
・エラーが解決できない
・質問ができない
・モチベーションが維持できない
それぞれの原因について詳しく解説します。
エラーが解決できない
コーディングを行っていると、エラーが表示されてプログラミングが動かなくなることがよくあります。プロのプログラマーでもエラーは発生するため、珍しいことではありません。エラーを繰り返し解決して、問題なく動くプログラミングを行うのがエンジニアやプログラマーの基本です。
しかし、学習を始めたばかりでエラーが出ると、どのように解決すれば良いかわからないこともあるでしょう。数時間以上悩むことも多く、1日以上経っても解決しない場合もあります。
エラーと向き合うのに慣れていないと、何度もエラーが表示されるのがストレスになり、プログラミング学習そのものに挫折してしまうかもしれません。「エラーは出て当たり前」という心構えで、プログラミングを行うのが大切です。
質問ができない
ゼロからプログラミングを学ぶときは、本やインターネットを使っても不明点が解決できない場合があります。独学であれば質問ができないため、不明点が解決せずに放置されてしまう場合も多いです。
不明点が増えていくと、学習を続けているはずなのにわからないことだらけになり、挫折する原因となります。不明点は放置せずに、解決できるまで根気強く向き合うことが大切です。
モチベーションが維持できない
プログラミング学習のモチベーションを維持できない場合もあります。特に会社員は、勤務終了後や休日のわずかな時間で学習をしなければいけないため、モチベーションが続かず挫折しやすいです。
「仕事が忙しかったから勉強は明日にしよう」
「せっかくの休みだから勉強したくない」
このように考えてしまい、プログラミング学習を先延ばしにする人は少なくありません。今の仕事の疲れやストレスを抱えているなかで、モチベーションを維持して学習を続けるのは難しいです。
プログラミング学習で挫折しない方法
プログラミング学習で挫折しない方法は、下記の6つです。
・学習のゴールを設定する
・必要なスキルを明確にする
・実際にプログラミングを行ってみる
・コードの丸暗記は避ける
・学習計画を立てる
・疑問点を質問できる環境を作る
それぞれの方法について詳しく解説します。
学習のゴールを設定する
プログラミング学習のゴールを設定すると、モチベーションを維持したまま学習を続けやすいです。設定するゴールとしては、下記が考えられます。
・簡単なWebサイトを1つ制作する
・参考書を1冊終わらせる
・案件を受注する など
モチベーションの維持に繋がれば、目標はどのような内容でも問題ありません。ゴールがないと、何のために勉強を続けているかわからなくなりやすいため、必ず設定しましょう。
必要なスキルを明確にする
プログラミングで何がしたいかによって、必要な学ぶべきプログラミング言語は異なります。例えば、Web制作であればHTMLやCSS、アプリ開発であればJavaやPythonなどを学ぶ必要があります。
やりたい仕事に必要なスキルが不明確なまま学習をスタートさせると、モチベーションは続きません。最短で仕事を始めるためには、必要なスキルを明確にした上で、効率良く学習を進めるのが大切です。
実際にプログラミングを行ってみる
プログラミングの文法を学ぶのは重要ですが、実際に行ってみないとスキルとして身に付きません。プログラミング言語に対応した開発環境を整えて、Webサイト制作やアプリ制作などを行ってみましょう。
最初は簡単なものでも問題ありません。書籍を読んで知識を得ているだけだと、途中で飽きてしまい、モチベーションが下がる可能性は高まります。プログラミング学習は、実際に手を動かしながら進めるのが大切です。
コードの丸暗記は避ける
プログラミングのコードを丸暗記するのは避けましょう。頻繁に登場する汎用性の高いコードであれば、覚えてしまった方が楽です。しかし、コードの種類は多く、プロのプログラマーでもすべてを覚えているわけではありません。
実装したい動きを実現できるコードがわからない場合は調べるのが基本です。すべてを覚えようとすると、単純作業になる上にスキルも身に付きません。丸暗記するよりも、必要なコードを都度調べて使用できるスキルを身に付けるのが重要です。
学習計画を立てる
ゴールを設定しても、途中で挫折してしまうかもしれません。常にモチベーションを維持するためには、学習計画を立てて小さな目標を設定するのが重要です。
細かく学習計画を立てるのは大変なので「今日は〇〇ページまで進める」「この演習をやり遂げる」といった簡単な目標を常に設定するように心がけましょう。余裕があれば、1週間、1か月単位などで学習計画を作成してみてください。
疑問点を質問できる環境を作る
効率良く学習を進めるためには、疑問点を質問できる環境を作るのが欠かせません。プログラミングスクールを利用すれば、スタッフや講師に質問ができます。
学習の管理を行ってくれる場合もあるため、挫折しづらいのもポイントです。学習を一人で続けられるか不安な方は、プログラミングスクールを利用して、気軽に質問できる環境を整えてみてください。
プログラミングを学ぶなら挫折させないオンライン学習「NINJA CODE」
プログラミングスクールは数多くあるため、どれを利用するべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。プログラミングを学ぶのであれば、挫折させないオンライン学習「NINJA CODE」がおすすめです。
NINJA CODEはサポート体制が充実しており、1対１のチャットサポートが受けられます。気軽に質問ができるため、わからないことがあった際も安心です。
さらに現役のクリエイターが教材を作成しており、それを活用したカリキュラムでプログラミング学習ができるため、現場レベルのスキルが身に付きます。ポートフォリオに掲載できる作品も作れるため、案件獲得や転職活動にも役立ちます。
いきなり申し込むのは不安という方は、NINJACODEの無料メンター相談を利用してみてください。プログラミングに関する相談を幅広く受け付けているので、不安を解消した状態で学習に臨めます。
まとめ
プログラミング学習は挫折しやすいですが、工夫してモチベーションを維持できれば、スキルが身に付くまで継続して学び続けられます。独学でモチベーションを維持するのは難しい場合も多いので、NINJA CODEのようなプログラミングスクールを有効活用しましょう。
NINJA CODEは案件紹介や転職支援をしてくれるプランがあるため、学習が終わったら次のステップへ進みやすいのも特徴です。プログラミング学習を通して、新たな人生を歩みたい方におすすめのプログラミングスクールなので、ぜひ検討してみてください。
