プログラミングに興味はあるものの、「何から始めればいいのかわからない」「学んだ先にどんな仕事があるのかイメージできない」と感じる初心者の方は多いでしょう。プログラミングは、目的や目指す働き方によって学ぶべき内容が変わるため、最初に方向性を整理しておくことが大切です。
この記事では、プログラミングを学んだ先で目指せる職業を紹介したうえで、始める前に決めたいこと、初心者向けの学習の進め方、挫折しないコツ、独学とスクールの違いまでわかりやすく解説します。
プログラミングを始める前に押さえておきたい基礎知識

プログラミングを学ぶと、将来的に目指せる仕事の幅が広がります。ただし、ひとくちにエンジニアといっても、担当する領域はさまざまです。画面に見える部分を作る仕事もあれば、データ処理やサーバー管理など、ユーザーからは見えにくい部分を支える仕事もあります。
そのため、初心者の方は「どの職種がすごいか」で考えるのではなく、「自分は何を作りたいのか」「どんな働き方をしたいのか」という視点で職種を知ることが大切です。ここでは、プログラミングを学んだ人が目指しやすい代表的な職業を紹介します。
プログラミングの全体像や、言語ごとに何が作れるのかを先に整理したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
【プログラミング基礎入門】言語や開発できるもの、学習方法をわかりやすく解説
Web系プログラマー
Web系プログラマーは、企業サイトやサービスサイト、ECサイト、予約システムなど、インターネット上で動く仕組みを作る仕事です。私たちが日常的に使っている多くのWebサービスは、Web系プログラマーの仕事によって成り立っています。
扱う技術は幅広く、画面の見た目を整える作業から、問い合わせフォームや会員登録機能の実装まで担当することがあります。初心者にとっては、作ったものをブラウザですぐ確認しやすいため、学習成果を実感しやすい分野です。まずはWebサイト制作やWebサービス開発に興味がある方に向いています。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリでユーザーが直接見る画面を作る仕事です。ボタンやメニューの動き、ページの見やすさ、スマートフォンでの表示のしやすさなど、使いやすさに大きく関わる領域を担当します。
主にHTML、CSS、JavaScriptなどを使って開発を進めるため、デザインやUIに興味がある方と相性がよい職種です。自分が書いたコードによって画面が変わる様子を確認しやすく、初心者でも成長を感じやすいでしょう。見た目だけでなく、使いやすさまで考えてものづくりをしたい方に向いています。
バックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアは、Webサービスやアプリの裏側で動く処理を作る仕事です。たとえば、ログイン機能、会員情報の管理、決済処理、データベースとの連携など、サービスを支える重要な仕組みを担当します。
ユーザーの目には直接見えにくい部分ですが、サービスの使いやすさや安定性を左右する大切な役割です。論理的に考えることが好きな方や、システム全体の動きを理解しながら開発したい方に向いています。見た目よりも仕組みづくりに興味がある方は、バックエンドの学習が合いやすいでしょう。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアは、業務システムやスマホアプリ、パソコン向けソフトなど、特定の目的を持ったアプリケーションを開発する仕事です。日常で使うチャットアプリや家計簿アプリ、企業の勤怠管理システムなども対象になります。
開発するものによって必要な言語や環境は変わりますが、「便利な機能を形にする」という点は共通しています。身近なアプリを作ってみたい方や、ユーザーの課題を解決する仕組みを作りたい方に向いている職種です。Web制作よりも、特定の機能やサービスそのものを作りたい人にとって魅力があります。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、システムやサービスを安定して動かすための基盤を支える仕事です。サーバーやネットワーク、クラウド環境などを整え、トラブルが起きにくい状態を作ることが主な役割です。
プログラミング学習というと画面づくりを想像しがちですが、サービスを安全かつ快適に動かすには、インフラの知識も欠かせません。表に出る仕事ではないものの、多くのWebサービスや業務システムを支える重要な職種です。コツコツと仕組みを整えることが得意な方や、安定稼働を支える仕事に興味がある方に向いています。
初心者向け|プログラミングの始め方

まったくの初心者の場合、プログラミングを始めたいと思っても、どこから手を付けたら良いのかわからないでしょう。そこで、プログラミング学習の始め方から習得するまでの流れを紹介します。
目標設定:作りたいものを具体的に決める
プログラミングは、何を作るかによって必要な環境や学ぶべき言語が異なります。
まずは、「アプリを開発したい」「Webを制作したい」など、プログラミングで作りたいものを具体的に決めましょう。目標を具体的に定めることでモチベーション維持につながりますし、以降のロードマップが明確になります。
言語選択:学習する技術・言語を決める
作りたいものを決めたら、学習する技術やプログラミング言語を決めます。言語によって記述方法や得意分野、開発しやすい領域が異なるため、目的に合ったものを選ぶことが大切です。
目的別に、初心者が最初に検討しやすい技術・言語の例は以下のとおりです。
| Webサイト制作・Web開発 | HTML、CSS、JavaScript、PHP、Ruby |
|---|---|
| アプリ開発 | Webアプリ: JavaScript、Python、PHP、Ruby、Java、C#、Go Androidアプリ: Kotlin、Java iPhoneアプリ: Swift |
| ゲーム開発 | C#、C++、JavaScript |
| システム開発 | C言語、C++、Java |
| 電子機器制御 | C言語、Python |
| AI開発 | Python、R |
プログラミングの考え方に慣れていない初心者の場合は、習得のしやすさという観点も重要になります。まずは理解しやすい、構文が比較的シンプルな言語を選ぶのがおすすめです。最初から難しい言語を選んでしまうと、途中で挫折する可能性が高くなります。
また、初心者の場合は利用者の多い言語を選ぶことも大切です。利用者の少ない言語はそれだけ情報が少ないため、トラブルへの対処が難しくなります。
「最初にどの言語を選べばよいか」で迷っている方は、以下の記事もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。
初心者はどのプログラミング言語から学ぶべき?学習ロードマップも公開!
独学でプログラミングの学習に行き詰ったらスクールを検討しよう!
本や学習サイトを使って独学でプログラミングを学習するのはなかなか難しいものですよね。
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OS選択:使用するOS(MacかWindows)を決める
プログラミングにはパソコンを使います。すでに持っているパソコンでも始められますが、プログラミング用にパソコンを購入する場合には、使用するOS(Mac・Windows)を決める必要があります。MacとWindowsはどちらもプログラミングに使用できますが、使いやすさや開発環境の違いがあるため、作りたいものに合わせて選ぶことが大切です。
たとえば、Web制作やWebアプリ開発、Androidアプリ開発は、MacでもWindowsでも進めやすい分野です。一方で、iOSアプリの開発はApple公式のXcodeを使うため、Macが必要です。最初からOSの優劣で考えるのではなく、将来どの分野に進みたいかを踏まえて選ぶようにしましょう。
環境構築:開発のための実行環境を整える
使用するパソコンのOSを決めたら、次は開発環境の構築です。
初心者には、フリーのエディタや統合開発環境(IDE)が使いやすいでしょう。統合開発環境は、エディタ・コンパイラ・デバッガなどの開発用ツールをひとまとめにしたソフトウェアで、プログラミングを効率的に進めやすくなります。特にエディタにはコード補完やエラーチェック機能があり便利です。
定番の開発環境には、VS Code、Xcode、Android Studio、Visual Studio、Eclipseなどがあります。導入前には、サポートOSや学びたい言語・分野に合っているかを確認してください。
詳しい解説は「初心者必見!プログラミング学習に必要な道具や環境を整えよう」にもあるのでチェックしてみてください。
言語学習:プログラミング言語を覚える
開発環境が整ったら、プログラミング言語の学習を始めます。学習サイトやアプリを活用する、書籍で学ぶ、プログラミングスクールに通うなどの方法があります。
学習サイトやアプリ、書籍は自分のペースで学べること、スクールは短期間で効率良く学べることがメリットです。自分のライフスタイルに合った方法で学習を進めましょう。
【ポイント!】初心者は継続することが何よりも重要
プログラミングの習得にはある程度の時間がかかります。入門レベルの理解でも継続的な学習が必要であり、実際に手を動かして初めて定着することも多いため、途中で止まらず続けることが大切です。
独学での習得を目指す場合は、仲間や相談相手がいないと、問題点が出てきても解決できず、挫折してしまうおそれがあります。確実に学習を進めたい場合は、スクールに通うのも有力な選択肢です。スクールでは、プログラミングに必要な知識を体系的に学べ、実践的なスキルを身に付けやすくなります。
初心者がプログラミング学習で挫折しないコツ

プログラミング学習では、最初は順調に見えても、途中で手が止まってしまう人が少なくありません。理由は、覚えることが多いだけでなく、何をどこまで学べばよいのか見えにくくなりやすいためです。
挫折を防ぐには、一気にレベルを上げようとせず、できることを少しずつ増やしていくことが重要です。ここでは、初心者が無理なく学習を続けるために意識したいコツを紹介します。
最初から複数言語に手を出さない
初心者がやりがちなのが、気になる言語を同時にいくつも学ぼうとすることです。しかし、プログラミングに慣れていない段階で複数言語に手を広げると、文法や考え方が混ざってしまい、理解が浅くなりやすくなります。
まずはひとつの言語に絞って、基本的な書き方や考え方に慣れることを優先しましょう。土台ができてから別の言語に広げたほうが、結果的にスムーズに学べます。最初は広く浅く学ぶよりも、ひとつをある程度使える状態にすることが大切です。
インプットだけで終わらせない
参考書を読む、動画を見る、解説記事を読むといったインプットは大切ですが、それだけではなかなか身につきません。内容を理解したつもりでも、実際にコードを書いてみると、思うように動かせずに戸惑うことはよくあります。
だからこそ、学んだ内容はその場で手を動かして試すことが重要です。変数や条件分岐を学んだら自分でも書いてみる、少しコードを変えて動きを確認してみるといった積み重ねが理解につながります。読むだけで終わらせず、必ず自分で試す習慣をつけると、知識が定着しやすくなります。
小さく作りながら学ぶ
初心者のうちは、最初から大きなサービスや完成度の高いアプリを作ろうとしないほうが続けやすくなります。目標が大きすぎると、完成までの距離が遠く感じられ、途中で達成感を得にくくなるためです。
まずは簡単な自己紹介ページ、計算ツール、メモ機能など、小さなものをひとつずつ作るのがおすすめです。小さくても自分で形にできた経験は自信につながり、次の学習へのモチベーションにもなります。初心者ほど、完璧を目指すより、小さく作って少しずつ前に進むことを意識しましょう。
何を作ればよいかイメージしづらい場合は、以下の記事も参考になります。
【プログラミングは簡単】初心者がすぐに作れるもの5選!言語別に解説
独学とスクールはどちらがいい?
プログラミングを始めるときに迷いやすいのが、独学で進めるか、スクールを活用するかという点です。どちらにもメリットはありますが、向いている人は異なります。大切なのは、どちらが優れているかではなく、自分に合った学び方を選ぶことです。
時間をかけて自分のペースで進めたい人もいれば、できるだけ効率よく学びたい人もいます。ここでは、それぞれに向いている人の特徴を紹介します。
独学が向いている人
独学が向いているのは、自分で学習計画を立てて、コツコツ進められる人です。学ぶ時間やペースを自分で決めやすいため、仕事や家事の合間に少しずつ進めたい方に向いています。
また、わからないことが出てきたときに、自分で調べながら解決することが苦にならない人にも独学は合いやすいです。費用を抑えやすい点も独学の魅力ですが、そのぶん学習の方向性を自分で管理する必要があります。自分のペースを大事にしたい方や、まずは気軽に始めてみたい方は、独学からスタートしやすいでしょう。
スクールが向いている人
スクールが向いているのは、何から学べばよいかわからない人や、できるだけ遠回りせずに学びたい人です。学ぶ順番が整えられているため、初心者でも迷いにくく、基礎から段階的に進めやすくなります。
さらに、質問できる環境やサポートがあることもスクールの大きな強みです。独学では、わからないことが解決できずに手が止まってしまうことがありますが、スクールなら疑問を早めに解消しやすくなります。
ひとりで続ける自信がない方や、明確な目標に向けて効率よく学びたい方は、スクールを検討しやすいでしょう。
プログラミング初心者におすすめのスクール
プログラミングは独学でも学べますが、初心者のうちは「何をどの順番で学べばよいかわからない」「エラーが出ても原因がわからない」などの悩みを抱えやすくなります。特に、転職や副業など、学んだ先に具体的な目標がある方ほど、途中で手が止まってしまうと遠回りになりやすいです。
そのため、できるだけ効率よく学びたい方やひとりで学習を続けるのが不安な方は、プログラミングスクールを活用するのがおすすめです。学ぶ順番が整理されたカリキュラムがあり、わからないことを質問できる環境があると、初心者でも迷いにくくなります。
なかでも忍者CODEは、未経験者でも学びやすい実践型のオンラインスクールです。基礎知識だけで終わらず、実際に手を動かしながら学べるカリキュラムが用意されているため、初心者でも「学んだだけ」で終わりにくいのが特徴です。
さらに忍者CODEでは、
- チャットでいつでも、無制限で質問可能
- 学習者同士でつながれるコミュニティへの招待
などといったサポート体制を設けているため、学習を進めていく中で出てきた問題点や不明点をスムーズに解決しながら、挫折することなくプログラミングスキルの習得が可能です。
また、忍者CODEでは動画コンテンツにて学習を進めていくため、スッと頭に入ってきやすいようになっているのも特徴です。
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まとめ
プログラミング初心者が学習を始めるときは、まず「何を作りたいのか」「どのような働き方を目指したいのか」を整理することが大切です。方向性が決まると、学ぶべき言語や分野が見えやすくなり、無駄なく学習を進めやすくなります。
また、最初から多くのことを詰め込もうとせず、ひとつの言語に絞って基礎を学び、小さなものを作りながら理解を深めることが挫折を防ぐポイントです。独学とスクールにはそれぞれメリットがあるため、自分の性格や目標に合った学び方を選びましょう。大切なのは、完璧を目指すことではなく、手を動かしながら少しずつ前に進むことです。


