未経験からでも転職可能なWebデザイナーですが、専門的なスキルが必要なため独学では挫折する方が多くいます。自分に合った学習方法で着実にステップアップすることが重要です。
今回は、未経験からWebデザイナーになるための学習方法について紹介します。ベストな選択ができる情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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未経験からWebデザイナーになれる?
WebデザイナーはWebサイトのデザインや設計をおこなう職種です。
必須資格はなくスキルがあれば誰でも活躍できます。実際に「未経験可」の求人も多く、実務経験がない方でも問題ありません。
しかしWebデザインの知識やデザインツールの使い方など基礎スキルの習得は最低条件です。
Webデザインの基礎知識に自信がない方や全く制作経験がない方は、ある程度学習してスキルを身に付けたりポートフォリオを作成したりする必要があります。
関連記事:「№18_ウェブデザイナー ポートフォリオ」
未経験からWebデザイナーになる方法
未経験者がWebデザイナーになるための学習方法は以下の3つです。
・独学で学ぶ ・Webデザインスクールに通う ・未経験可の企業で働く |
それぞれ詳しく確認していきましょう。
独学で学ぶ
最も手軽にWebデザインを学習する方法は独学です。
独学で学ぶ最大のメリットは、費用を抑えながら自分のペースで学べる点です。書籍やYouTubeなどで学ぶことが一般的なため、学習にかかる費用を抑えられます。
一方、独学で学ぶデメリットは、ひとりで勉強するため客観的な指摘や評価が得られないところです。
学習効率が低く、スキル習得までの時間が他の方法よりもかかることは押さえておきましょう。
また勉強へのモチベーションの維持が難しく挫折してしまう方も多くいます。飽きやすい方や明確なキャリアプランがない方は別の方法を検討することをおすすめします。
独学でWebデザインのスキルを身に付ける際の習得時間や方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
【おすすめ!】Webデザインスクールに通う
最もおすすめなのは、Webデザインスクールで1から学ぶ方法です。
スクールは効率良く必要なスキルを習得できるカリキュラムを組んでいるため、基礎から実践的なスキルまで身に付けたい方やすぐにWebデザイナーとして活躍したい方におすすめです。
具体的なメリットは以下の通りです。
・Webデザインの知識やスキルを体系的なカリキュラムに沿って学べる ・分からないところを講師へいつでも質問できる ・チームで制作するプログラムもあるためモチベーションが上がりやすい ・人脈が広がる |
一方で、受講料がかかるため他の方法よりもコストがかかる点はデメリットです。
なるべく費用を抑えたい方はオンライン型のスクールを選んだり、無料体験学習などで費用対効果を確かめたりすると良いでしょう。
またカリキュラムを終えてWebデザイナーになれば収入を得られるため、すぐに元が取れると考えることもできます。
未経験可の企業で働く
未経験者でも採用してくれる企業で働きながらWebデザインのスキルを身に付けていくのもひとつです。
未経験可の企業で働きながら学ぶメリットは、実際の業務を通してスキルを身に付けられることです。
現場で求められる知識やスキルを学びながら経験値を積めます。
また、給料をもらいながらWebデザインを経験できる点も学費のかかるスクールに比べるとメリットになるでしょう。
一方、未経験可といっても基礎的な知識・スキルが求められるため、全く知識がない方は難しいのが現状です。
20代前半であれば将来性を見込んで採用される可能性もありますが、20代後半以降の場合は他の方法を検討したほうが良いでしょう。
未経験からWebデザイナーを目指すなら身に付けるべき5つのスキル
未経験からWebデザイナーを目指す方が身に付けるべきスキルを紹介します。
デザイン知識
Webデザイナーになるためには、何よりも基礎的なデザイン知識が必要です。
ここでは、特に重要な3要素を紹介します。
レイアウト
Webサイトの目的を達成するには、レイアウト(=情報を適切に配置すること)が重要です。
具体的にはヘッダー・ナビゲーション・メインコンテンツ・サイドバー・フッターなどの情報で構成されます。
それぞれの役割に合った適切な配置にすることで、UI/UXに優れたサイト設計が可能です。
配色
ファーストビューは直帰率(※)に影響を与えるといわれています。
特に第一印象を左右するのが配色です。ターゲットユーザーの目を惹くサイトデザインを考えるためにも、基本的な知識は習得しておきたいところです。
色が与える印象や影響、配色ルールなどを押さえておくと良いでしょう。
※直帰率…Webサイトのあるページに訪問したユーザーのうち他のページへ遷移せずに離れる割合
フォント
Webサイトはテキストの読みやすさも重要です。
フォントの種類やフォントサイズについての基本的な知識は身に付けておきましょう。
▼フォントの種類
システムフォント | デバイスに初めからインストールされているフォント |
Webフォント | サーバー上のフォントデータを読み込んで表示させるフォント |
▼フォントサイズ
10px以下 | 小さすぎるのでNG |
16px | 基本的なサイズ |
17~18px | 子ども・高齢者向けのサイトに推奨されるサイズ |
HTML・CSSの知識
デザインを実際のWebサイトに反映するための作業をコーディングといいます。
HTMLやCSSはコーディングで使用する言語のことです。Webサイトの基本となりますので、最低限習得しておく必要があります。
HTML…Webサイト制作において文書の構造を指定するマークアップ言語 CSS…Webサイト制作において色やサイズを指定するプログラミング言語 |
Illustrator・Photoshopを操作するスキル
Webデザイナーになるために、デザインツール・ソフトを操作するスキルは欠かせません。
PhotoshopやIllustratorはWebデザインの現場で最もよく利用されるソフトです。求人の応募条件として操作可能かどうかが設定されていることもあります。
なお、簡単にページ全体のデザインを作成できるWEB作成ソフト「Adobe XD」を使用している現場もあります。
直感的に操作できて動作が軽い点や、複数名で共有できる点が人気の高まっている理由です。
すでにPhotoshopやIllustratorを扱ったことがある方は習得してみてはいかがでしょうか。
情報をキャッチアップする力
Webデザインのトレンドは日々変化しているため、常に情報を収集する必要があります。
また需要の高いWebデザイナーになるには、最新の技術や情報を習得して実務にいち早く活かすことが重要です。
Webデザインに関する知識のアップデートや、進化を続けるIT業界の情報を常にキャッチしていけるかが鍵になります。
コミュニケーションスキル
Webデザイナーはターゲットユーザーのニーズに合ったサイトデザインや設計をしなければなりません。
そのため、クライアントが抱えている課題やニーズを引き出すコミュニケーションスキルが求められます。
またチームのメンバーと協力する場面も多いため、周囲を巻き込む力や説明力も重要です。
WEBデザインについて学ぶなら!未経験向けオンライン学習「NINJA CODE」
未経験からプロのWebデザイナーを目指すならオンライン学習スクール「NINJA CODE」へご相談ください。
「挫折させない」をコンセプトに、未経験からでも実務レベルのスキルが身に付くカリキュラムを組んでおります。受講期間は無期限なので自分のペースで学べます。
またオンライン学習のWebデザインスクールですので、学業や仕事で忙しい方にもおすすめしです。
学習のサポート体制が万全で、分からないことがあれば専任のメンターに質問したり、1対1の直接指導を受けたりできます。
「自分に合うか試してみたい」という場合は無料体験レッスンも受けられますので、ぜひ一度「NINJA CODE」へお問い合わせください。
まとめ
今回は、未経験からWebデザイナーになるための学習方法について解説しました。
未経験からWebデザイナーになるのは可能ですが、決して簡単なことではありません。効率的にスキルを身に付けるためにも、スクールに通うことをおすすめします。