会社員のエンジニアは、残業時間が長く、激務になる傾向があります。フリーランスエンジニアとして独立して、今よりもっと柔軟な働き方をしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
フリーランスエンジニアは、自由に働ける一方で、「やめとけ」という声も多く寄せられています。今回は、フリーランスエンジニアが「やめとけ」といわれている理由を解説します。
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フリーランスエンジニアはやめとけといわれている理由
フリーランスエンジニアは、以下の理由でやめとけといわれています。
・収入が安定しない
・営業スキルが求められる
・社会情勢に左右されやすい
・高いスキルがないと仕事を獲得できない
それぞれの詳しい内容を解説します。
収入が安定しない
フリーランスエンジニアは、収入が安定しづらい傾向にあります。
会社員として働くエンジニアは毎月決まった額の給料が支給されるため、収入は安定します。一方で、フリーランスエンジニアは、受注した案件の単価や量によって給料が変動するため、毎月決まった額は支給されません。
収入が多い月もあれば、少ない月もあるでしょう。場合によっては生活費の工面すら難しくなるかもしれません。収入が安定しないのは、フリーランスエンジニアのデメリットのひとつです。
営業スキルが求められる
フリーランスエンジニアにとって欠かせないのが営業スキルです。会社であれば営業担当者に、営業活動を任せることができます。しかし、フリーランスエンジニアは基本的に自分で仕事を獲得することが必要です。
エンジニアとしてのスキルは高いにもかかわらず、仕事がないエンジニアは少なくありません。その原因の多くが営業スキルが不足していることにあります。
今までエンジニアとして働いてきた方が、急に営業スキルを身に付けるのは難しいでしょう。営業スキル不足で仕事が受注しづらい点も、フリーランスエンジニアはやめとけといわれる理由のひとつです。
社会情勢に左右されやすい
社会情勢によって仕事の有無が左右されやすい点もフリーランスエンジニアのデメリットです。具体的には、以下のようなケースが考えられます。
・コロナ禍によって取引先の売上が減少し、仕事を依頼してもらえなくなった
・AIを活用したコーディングツールの普及にともない、取引先の工数に余裕ができたため、契約を切られてしまった
会社員として働いていれば、法律で守られているため、すぐに契約が打ち切られたり、仕事がなくなったりする心配はありません。一方、フリーランスエンジニアだと、仕事がない状態になりやすい点もデメリットといえるでしょう。
高いスキルがないと仕事を獲得できない
フリーランスエンジニアは、高いスキルがないと仕事を受注するのが難しいです。一度仕事を受注してもらえたとしても、取引先に満足してもらえる成果物を納品できなければ、継続して受注できません。
フリーランスエンジニアは増えつつあるため、仕事を得るためには競争に勝つ必要もあります。低単価の案件であれば、高いスキルがなくても受注できる場合がありますが、それだけでは会社員以上に稼ぐのは難しいです。
高単価の案件を獲得するハードルが高く、思ったように稼げない点もフリーランスエンジニアはやめとけといわれる理由のひとつです。
フリーランスエンジニアになるメリット
フリーランスエンジニアは厳しい仕事です。一方で、フリーランスエンジニアになるメリットも数多くあります。
・高収入を狙える
・人間関係で悩む必要がない
・仕事の場所を選べる
・得意な案件を選んで受けられる
具体的にどのようなメリットがあるか解説します。
高収入を狙える
フリーランスエンジニアは、会社員と比べて高収入を狙いやすいです。
会社員で収入を増やすためには、昇給をしなければいけません。昇給をしたとしても、ある程度の収入で頭打ちになってしまうケースがほとんどです。
フリーランスのエンジニアは、仕事をした分だけ収入が増えるため、年収の上限はなくなります。昇給を待つ必要もないため、若くして高収入を得る可能性がある点もメリットといえるでしょう。
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人間関係で悩む必要がない
フリーランスエンジニアは、基本的に1人で仕事を行うため、人間関係で悩むことが少ないです。
会社員として働いていて、職場の人間関係に頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。そういった方は、フリーランスエンジニアとして独立すると、今より働きやすくなるかもしれません。
人との付き合いが苦手な方にとって、フリーランスエンジニアはおすすめといえるでしょう。
仕事をする場所・時間を選べる
フリーランスエンジニアは、出社する必要がありません。カフェやコワーキングスペースなど、好きな場所で仕事ができます。
仕事をする時間も選べるため、家族と過ごす時間や休みの時間を確保しやすいのが特徴です。プライベートを充実させたい方に、フリーランスエンジニアはおすすめです。
得意な案件を選んで受けられる
フリーランスエンジニアは、得意な案件を選んで受けられるため、仕事のストレスが少ないのが特徴です。
会社員として働いていると、苦手な案件にも対応しなければいけません。上司から仕事を任されたら断るのは難しいでしょう。
フリーランスエンジニアであれば、不得意な案件を避けて仕事ができます。苦手な仕事をなるべくしたくないと考えている方にとって、フリーランスエンジニアはおすすめといえるでしょう。
フリーランスエンジニアになるにはどうすれば良い?
フリーランスエンジニアになるためには、以下の3つを実践するのがおすすめです。
・会社でスキルを蓄積する
・人脈を作る
・案件サイトを活用してみる
それぞれの内容について解説します。ぜひ、フリーランスエンジニアを目指す際の参考にしてみてください。
会社でスキルを蓄積する
スキルがないとフリーランスエンジニアとして働くのは難しいです。フリーランスエンジニアとして働きながらスキルを身に付けることもできますが、時間がかかってしまう場合が多いです。
会社員として働いている間に、フリーランスでも通用するレベルのスキルを身に付けましょう。規模が大きな案件は、会社員でないと関わるのが難しいため、積極的に参加して自分の糧にすることが大切です。
人脈を作る
フリーランスエンジニアとして案件を受注する際に重要となるのが人脈です。会社員時代の繋がりがきっかけで、仕事を依頼してもらえるケースは多いです。
なるべく人脈は会社員のうちに作っておきましょう。社会情勢の悪化によって仕事が少なくなった際も、人脈があれば仕事に困る可能性が低くなります。
案件サイトを活用してみる
ランサーズやクラウドワークスのようなフリーランス向けに案件を紹介しているサイトを活用するのもおすすめです。フリーランスエンジニア向けの案件サイトもあるため、利用してみましょう。
案件サイトを利用すると、案件ごとの相場を調べられます。相場の情報は取引先と報酬の交渉をする際に活用できるため、すでに取引先が決まっている場合でも、一度案件サイトをチェックしてみてください。
まとめ
フリーランスエンジニアはやめとけという声が多いですが、高いスキルを身に付けていれば十分に仕事を受注できます。会社員時代よりも稼ぐことも可能なため、自信のある方はぜひフリーランスエンジニアを目指してみてください。
スキル不足が気になっている方は、スクールを利用して力を付けるのがおすすめです。プログラミングのスキルを身に付ける際に、おすすめなのが未経験からプロを目指せるオンラインのプログラミングスクール「NINJA CODE」です。
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