忍者CODEマガジンは、未経験からでもプロのエンジニアを目指せるプログラミングスクール「忍者CODE」が運営しているプログラミング情報サイトです。
- プログラミングの効果的な学習方法
- プログラミング用語の解説
- エンジニアのキャリアに関する情報
など、プログラミングを始めたばかりの初学者に役立つ記事を幅広く公開しています!
JavaScriptでの演算子の基本的な使い方
そもそも演算子とは?
演算子は、プログラミング言語で使用される特殊な記号やキーワードです。演算子は、数値や変数に対して特定の操作や計算を行うために使用されます。
JavaScriptでは、さまざまな種類の演算子が利用可能です。
代数演算子の使用
JavaScriptでは、代数演算子を使用して数値の計算を行うことができます。代数演算子には、足し算(+)、引き算(-)、掛け算(*)、割り算(/)などがあります。
例えば、以下のようなJavaScriptコードを考えてみましょう。
var x = 5;
var y = 3;
var sum = x + y; // 足し算
var difference = x - y; // 引き算
var product = x * y; // 掛け算
var quotient = x / y; // 割り算
上記の例では、x
とy
という変数に数値を代入し、それぞれの代数演算子を使って計算を行っています。結果を別の変数に代入しています。
比較演算子の使用
JavaScriptでは、比較演算子を使用して値の比較を行うことができます。比較演算子には、等しい(==)、等しくない(!=)、より大きい(>)、より小さい(<)、以上(>=)、以下(<=)などがあります。
例えば、以下のようなJavaScriptコードを考えてみましょう。
var x = 5;
var y = 3;
var isEqual = x == y; // 等しいかどうかの比較
var isNotEqual = x != y; // 等しくないかどうかの比較
var isGreater = x > y; // より大きいかどうかの比較
var isLess = x < y; // より小さいかどうかの比較
上記の例では、x
とy
という変数の値を比較しています。結果を別の変数に代入しています。
論理演算子の使用
JavaScriptでは、論理演算子を使用して複数の条件を組み合わせたり、真偽値の結果を評価したりすることができます。論理演算子には、論理積(&&)、論理和(||)、否定(!)などがあります。
例えば、以下のようなJavaScriptコードを考えてみましょう。
var x = 5;
var y = 3;
var z = 10;
var result1 = (x > y) && (x < z); // 論理積
var result2 = (x > y) || (x > z); // 論理和
var result3 = !(x > y); // 否定
上記の例では、x
とy
とz
という変数を使って論理演算を行っています。結果を別の変数に代入しています。
JavaScriptの演算子を使うことで、簡単な計算や条件の評価を行うことができます。演算子の基本的な使い方を理解し、実際にコードを書いて試してみましょう。
JavaScriptの講義動画を無料で見れる入門講座
JavaScriptの学習に迷った方はまずはJavaScript入門講座をチェックしましょう!
JavaScriptとは何かといった話から、問題集、一部講義動画の視聴もすべて無料で利用できます!!
本の購入やスクールへ通う前に、一度入門講座を確認しておくと、スムーズに学習を始めることができますよ。
JavaScriptの演算子の応用例
変数と演算子の組み合わせ
JavaScriptでは、変数と演算子を組み合わせることで、さまざまな計算を行うことができます。変数に格納された値を演算子を使って操作したり、計算結果を別の変数に代入したりすることができます。
例えば、以下のようなJavaScriptコードを考えてみましょう。
var x = 5;
var y = 3;
var sum = x + y; // 足し算
var product = x * y; // 掛け算
var average = (x + y) / 2; // 平均の計算
上記の例では、x
とy
という変数に数値を代入し、それぞれの演算子を使って計算を行っています。計算結果は、別の変数に代入されています。
条件文と演算子の組み合わせ
JavaScriptでは、条件文(if文やelse文など)と演算子を組み合わせることで、特定の条件に応じた処理を行うことができます。演算子を使って条件を評価し、条件が真であるかどうかによってプログラムのフローを制御することができます。
例えば、以下のようなJavaScriptコードを考えてみましょう。
var age = 18;
var isAdult = age >= 18; // 成人かどうかの判定
if (isAdult) {
console.log("成人です");
} else {
console.log("未成年です");
}
上記の例では、age
という変数に年齢を代入し、演算子を使って条件を評価しています。
isAdult
変数には、成人であるかどうかの真偽値が格納されます。条件文(if文)を使って、成人かどうかによって異なるメッセージがコンソールに表示されます。
関数と演算子の組み合わせ
JavaScriptでは、関数と演算子を組み合わせることで、特定の処理をまとめて実行したり、戻り値を計算したりすることができます。関数内で演算子を使って計算を行い、結果を返すことができます。
例えば、以下のようなJavaScriptコードを考えてみましょう。
function calculateArea(width, height) {
var area = width * height; // 面積の計算
return area;
}
var width = 5;
var height = 3;
var rectangleArea = calculateArea(width, height); // 長方形の面積の計算
console.log("長方形の面積は " + rectangleArea + " です");
上記の例では、calculateArea
という関数を定義し、演算子を使って長方形の面積を計算しています。関数を呼び出す際には、引数として長方形の幅と高さを渡しています。計算結果は、戻り値として返され、コンソールに表示されます。
JavaScriptの演算子を使った応用例として、変数と演算子の組み合わせ、条件文と演算子の組み合わせ、関数と演算子の組み合わせを紹介しました。これらの応用例を参考にして、実際にコードを書いて計算にトライしてみましょう。
コーディングスキルを活かして「副業」を獲得するには?
忍者CODEが提供するWeb制作コースの副業・案件獲得保証プランでは、HTMLだけでなくCSS、JavaScript、PHPと言った言語も学べるため、高単価な副業案件を獲得できるスキルを身につけられます。
現役クリエイターが学習のサポートをしてくれるため、学習中に分からないことがあれば、24時間無制限のチャットサポートでいつでも質問が可能です。
また、カリキュラムを受講完了した1ヶ月以内に5万円分の案件を必ずお渡ししています。副業をしたい方はぜひ忍者CODEをチェックしましょう!
JavaScriptにおける演算子の注意点
演算子の優先順位に注意する
JavaScriptでは、演算子には優先順位があります。複数の演算子が組み合わさった式を評価する際には、優先順位に基づいて評価が行われます。優先順位に関するルールを理解し、意図した結果を得るために注意が必要です。
例えば、以下のようなJavaScriptコードを考えてみましょう。
var result = 5 + 3 * 2; // 演算子の優先順位による計算
console.log(result); // 結果は11ではなく9になる
上記の例では、掛け算の演算子(*)の方が足し算の演算子(+)よりも優先順位が高いため、先に掛け算が行われます。そのため、結果は11ではなく9になります。優先順位を変えたい場合は、カッコを使って明示的にグループ化することができます。
型の変換に注意する
JavaScriptでは、異なるデータ型同士の演算を行う場合には、自動的に型の変換が行われることがあります。しかし、型の変換によって意図しない結果が生じる場合があります。特に文字列と数値の演算には注意が必要です。
例えば、以下のようなJavaScriptコードを考えてみましょう。
var x = "5";
var y = 3;
var result = x + y; // 文字列と数値の演算
console.log(result); // 結果は「53」となる
上記の例では、変数x
には文字列の「5」が格納されています。変数y
には数値の3が格納されています。文字列と数値の演算を行う際には、数値が自動的に文字列に変換され、文字列の連結が行われます。そのため、結果は「53」となります。型の変換を避けるためには、必要に応じて型の変換を明示的に行う必要があります。
演算子を使った計算を行う際には、演算子の優先順位に注意し、適切な型の変換を行うことで意図した結果を得ることができます。これらの注意点を把握して、正確な計算を行いましょう。
JavaScriptを学んで「転職」を目指す方へ
忍者CODEが提供するWeb制作コースの転職支援プランでは、未経験からエンジニアへ転職するための充実したサポート体制を提供しています。現役クリエイターが学習のサポートをしてくれるため、学習中に分からないことがあれば、24時間無制限のチャットサポートでいつでも質問が可能です。
また、転職活動に関してはプロのキャリアアドバイザーのサポートを受けられ、ポートフォリオや履歴書の添削も行いますので、IT業界が未経験の方でも、安心して転職活動に臨むことができますよ!
挫折することなくJavaScriptを習得するなら
独学?スクール?
これからJavaScriptなどプログラミング言語の学習を始めようと考えている方、または最近学習を始めた方がいらっしゃるかと思います。
ただ、実際学習を始めるとなると
どこをゴールにしていいかわからない…
挫折してしまわないかな…
このように不安な気持ちになる方もいますよね。
たしかに、何かわからないことが出てきたとき、エラーが解決できないとき、誰かに相談できる環境がないことが理由でプログラミング言語の学習を挫折する方が多くいます。
実際にプログラミング言語初学者が挫折をする1番の理由は「不明点が発生した際に気軽に相談できる環境がない」という実態があります。
それだけ学習する環境が大事だということです。
そんな背景があるからこそ、プログラミングの勉強をする際にスクールを選ぶ方が多いのが事実です。
プログラミングスクールに通う理由は他にもあり
・効率良く学習を進めたい
・モチベーションの維持にもつながりそう
・以前に独学で挫折した経験がある
・学習者同士でつながれるコミュニティへの招待
まとめ
この記事では、JavaScriptの演算子の基本的な使い方と応用例、注意点について学びました。
演算子は値や式の計算や操作を行うための記号やキーワードです。代数演算子、比較演算子、論理演算子など、さまざまな種類があります。演算子を使って値の計算や操作ができます。
代数演算子は数値の計算や文字列の連結に使用できますし、比較演算子や論理演算子は条件の評価や処理の実行に役立ちます。関数と演算子を組み合わせると、まとまった処理や再利用性の高いコードを作ることができます。演算子を使用する際には、優先順位に注意し、括弧を使って評価順序を制御することが重要です。
また、JavaScriptでは演算子を使用する際に型の変換が行われることがあります。異なる型の値を組み合わせて演算する場合は、意図しない結果が生じる可能性があるため、明示的な型変換に注意が必要です。