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高卒でも稼げる仕事4選!大卒との収入比較やおすすめの業界も解説 - 忍者CODEマガジン

高卒でも稼げる仕事4選!大卒との収入比較やおすすめの業界も解説

キャリア(副業、転職、フリーランス)

高卒と大卒を比較すると、大卒の方が平均年収が高いイメージを持っている方は多いでしょう。しかし、職種によっては、高卒でも稼げる仕事が存在するのは事実です。

そこで今回は、高卒でも稼げる仕事の特徴やおすすめの職種・資格を紹介します。高卒から高収入を目指したい方はぜひ参考にしてください。

高卒と大卒の収入について

高卒と大卒ではどの程度収入が異なるのでしょうか。ここでは、それぞれの平均年収について解説します。

高卒と大卒の平均年収比較

厚生労働省の調査によると、高卒の平均年収は338万2,800円、大卒の平均年収は443万2,800円という結果が出ています。

その差は100万円以上あり、仮に平均年収のまま40年間働き続けると、生涯年収は実に4,000万円以上の差が出ることになるのです。

出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査

なぜ高卒は大卒よりも収入が低いのか

なぜ高卒と大卒ではそれほどまでに大きい収入格差があるのでしょうか。考えられる理由のひとつとして、能力や学習経験の違いがあげられます。

大学に合格するためには、厳しい受験競争を勝ち抜かなければなりません。この過程で、論理的思考力、問題解決能力、そして幅広い知識を身に付けることになります。

加えて、大学での4年間の学びを通じて、専門知識やコミュニケーション能力、リーダーシップなどのスキルを磨く機会も得られます。そのため、多くの企業は大卒者を高く評価し、より高い給与を提示する傾向にあるのです。

このような背景から、大卒と比べた際、高卒は収入がやや低めに設定されることが見受けられます。

とはいえ、高卒であっても企業が求めるスキルを身に付けられれば、大卒と同等かそれ以上の収入が得られる可能性も十分にあります。

高卒でも稼げる仕事とは?

ここでは、高卒でも稼げる仕事の特徴を紹介します。仕事探しをする際の参考にしてみてください。

肉体労働がメインの仕事

体力を使う仕事は担い手が少ない傾向にあり、人材確保のために高収入を得られる可能性が高いといわれています。資格や学歴、経験を問わない企業も多く、スキルを積めば高卒であっても稼げるチャンスがあります。

特に、デスクワークよりも体を動かす仕事をしたい方におすすめです。また、危険を伴う仕事はより高い待遇を受けられることも少なくありません。

ただし、高い給与を得られる分、肉体的負担が大きいことや命の危険があるというリスクがあります。

専門的なスキルが求められる仕事

資格やスキルが重要視される職場であれば、高卒でも高収入を得ることが可能です。IT系の仕事や宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナーなど専門知識が必要な仕事は数多くあります。

資格やスキルを身に付けておけば、その後のキャリアを形成する際にも有利に働きます。一定の努力が必要であるものの、手に職を付けられるのは、働く上で大きな武器となるでしょう。

成果が重視される仕事

売上が可視化しやすい仕事は高卒でも稼げる傾向にあります。仕事の成果がインセンティブや歩合に直結している会社は、学歴に関係なく高収入が期待できます。

営業職は、その最たる例です。成果を出せば出すほど収入がアップする制度を採用している会社もあります。実力や結果に応じて収入が変わってくるので、やりがいにも直結します。

高卒でも稼げる職種4選

ここでは、高卒でも稼げる職種・仕事を4つ紹介します。

建設関連の職種

肉体労働の代表格として、建設関連の仕事があげられます。住宅や商業施設を作る仕事や、道路などのインフラ構築・整備をする土木作業等に分けられています。

建設・土木作業員は未経験者や中卒・高卒でも応募可能な求人が多いのが特徴です。また、厚生労働の調査では平均年収411.1万円と高収入が目指せることもメリットです。

建設関連の職種は、資格や経験があれば高い収入を得られる可能性があります。例えば、国家資格である「フォークリフト運転技能講習修了証」が必要なフォークリフト運転作業員の平均年収は456.8万円です。また、建築現場の監督・指導を行う建築施工管理は632.8万円です。

出典:
厚生労働省「jobtag 建設・土木作業員
厚生労働省「jobtag フォークリフト運転作業員
厚生労働省「jobtag 建築施工管理技術者

エンジニア職

IT化が進む現代において、需要が高まり続けている職種です。スキルを身に付けておけば未経験でも十分に就業可能です。代表的な仕事にはシステムエンジニアがあり、役割によって細分化されています。

以下が、それぞれの仕事内容と平均年収です。いずれも上位職になるほど年収が上がる傾向にあります。

 

職種 仕事内容 平均年収
システムエンジニア(組込み(※1)、IoT(※2)) 制御装置やソフトウェアを開発したり、システム全体の設計や開発をしたりする 557.6万円
システムエンジニア(基盤システム) ITインフラ(ネットワークやPC、データベース、アプリケーションなど)を設計、開発する 684.9万円
システムエンジニア(業務システム) 顧客の情報システムの開発を受託し、ソフトウェアを開発する 557.6万円

※IoTはインターネットを通じて、さまざまな物(機械やデバイス)がつながり、情報をやり取りする仕組み

※1:家電製品や工業機器などに組み込まれるシステムやアプリケーションのこと
※2:IoTはインターネットを通じて、さまざまな物(機械やデバイス)がつながり、情報をやり取りする仕組み

出典:
厚生労働省「jobtag システムエンジニア(組込み、IoT)
厚生労働省「jobtag システムエンジニア(基盤システム)
厚生労働省「jobtag システムエンジニア(業務用システム)

Webデザイナー

Web(ウェブ)デザイナーは、コーポレートサイトやECサイトなどのWebサイトのデザインを行う仕事です。未経験からでも始めやすく、フリーランスとして就業している方も多くいます。

時間や場所にとらわれず自由に働きたい方や、家庭と両立したい方におすすめです。平均年収は509.3万円と算出され、大卒の給与よりも高いことがわかります。

出典:厚生労働省「jobtag Webデザイナー

営業

営業は成果が可視化されやすい職種であり、インセンティブ制度を採用している企業であれば学歴に関係なく稼げます。不動産や保険などの業種は、契約数に応じて報酬が変動する傾向にあるため、成果を収入に反映させたい方には特におすすめです。

営業職は未経験でも採用している会社が多く、スキルや知識は入ってから身に付けられる傾向にあります。平均年収は、IT営業で620.4万円、商社営業・不動産営業などで579.5万円です。

出典:
厚生労働省「jobtag 営業(IT)
厚生労働省「jobtag 商社営業
厚生労働省「jobtag 住宅・不動産営業

高卒でも稼ぐためのおすすめ資格

ここでは、高卒でも稼ぐためにおすすめしたい資格を紹介します。

ITパスポート

ITに関する基礎知識を証明できる、経済産業省認定の国家試験です。近年の合格率は50%前後のため、ほかの国家試験と比べるとさほど難しくないといえます。

ITリテラシーの基礎が学べるため、IT関連の職種を目指している方におすすめです。

基本情報技術者

情報処理技術に関する基礎知識や技能を保持していることを証明する国家資格です。ITパスポートよりも難易度が高い資格とされており、システムの設計や開発の知識が要求されるのが特徴です。

ITエンジニアとしての技術が問われることから、エンジニア職への転職を考えている方に向いています。資格取得により、IT分野での専門性や実務能力をアピールできます。

宅地建物取引士

不動産取引の専門家として証明できる資格です。取得することで、不動産売買や賃貸借契約に関する重要事項の説明など、法律で定められた独占業務も行えます。不動産や建築、金融業界を目指す方は、取得しておくと大変役に立ちます。

令和5年(2023年)度の試験の合格率は17.2%でした。取得は容易ではありませんが、それだけ希少性が高い資格といえます。

出典:一般社団法人不動産適正取引推進機構「令和 5 年度宅地建物取引士資格試験結果の概要

施工管理技士

施工管理技士とは、建設現場での工程管理、品質管理、安全管理などの業務を行うための国家資格です。資格なしでも就業可能であるものの、施工管理技士の資格を持つことで、より広範囲の業務を担当できるようになります。

特に、建築業界でキャリアアップを目指したい方におすすめです。2級と1級があり、未経験から1級に合格するまでは最短3年かかります。厳しい道のりではあるものの、1級を取得すれば安定したキャリアの構築につながります。

まとめ

高卒の方であっても、努力次第で高収入を得ることは可能です。しかし、そのためにはスキルを身に付ける必要があります。

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