CSSとは?概念や出来ること、基本構造などをわかりやすく解説!

プログラミング言語の辞書

CSSとは?

CSSの概念

CSS(Cascading Style Sheets)は、ウェブページの見た目やスタイルを制御するためのスタイルシート言語です。HTMLがウェブページの構造を定義するのに対して、CSSはその構造にスタイルや装飾を追加します。

CSSはウェブデザインやウェブ開発において非常に重要な役割を果たしています。HTMLは情報のマークアップに特化しているため、見た目やレイアウトの面での制御が制約されています。CSSはこの制約を解消し、ウェブページのデザインやスタイルを自由にカスタマイズできます。

CSSで出来ることは?

CSSを用いることで、以下のようなことが可能になります。

  1. 色や背景の設定
    CSSでテキストの色や背景色を変えることができます。例えば、見出しの文字を赤色に、段落の背景を青色にすることができます。
  2. レイアウトの調整
    CSSで要素の位置やサイズの調整ができます。例えば、ヘッダーをページ上部に固定することや、要素を横並びに配置することができます。
  3. フォントやテキストのスタイル
    CSSでテキストのフォントやサイズ、装飾(太字や斜体)の変更ができます。また、行間や文字間の調整も可能です。
  4. リンクのスタイル
    CSSでリンクの色や下線の有無、マウスオーバー時の挙動などをカスタマイズできます。
  5. アニメーションの追加
    CSSで要素に動きや変化を付けることができます。例えば、画像のフェードインやボタンのホバーエフェクトなどがあります。

CSSはタグを作成

CSSでは、HTMLの要素に対してスタイルを適用するために、タグやクラス、IDなどの指定方法を使用します。例えば、<h1>タグに対して特定のスタイルを適用させるには、CSS内で以下のように指定します。

h1 {
    color: red;
    font-size: 24px;
}

上記のコードでは、h1セレクタを使用して<h1>タグに対してスタイルを適用しています。

colorプロパティはテキストの色を、font-sizeプロパティはフォントのサイズを指定しています。

CSSはHTMLと組み合わせて使用することで、ウェブページの見た目やスタイルを自由にカスタマイズできます。基本的なスタイルの指定方法やプロパティの使い方を学ぶことで、魅力的で個性的なウェブページを作成することができます。


CSSでのフォントのカスタマイズについての解説はこちら!

【CSS初心者向け】フォントスタイルのカスタマイズ方法を解説!
この記事では「CSSでのフォントのカスタマイズ」について解説をしています。テキストのフォント(書体)、サイズ、太さ、色、装飾などを調整することで、テキストの表示を個別にカスタマイズすることができます。フォントスタイルのカスタマイズは、ウェブデザインやコンテンツの魅力を高めるために重要ですのでしっかり身につけましょう!

CSSの基本構文

CSSの基本構文は以下のようになっています。

  • セレクタ
    スタイルを適用するHTML要素を指定します。タグ名、クラス名、IDなどが使用されます。
  • プロパティ
    要素のスタイルの属性や特性を指定します。例えば、色やサイズなどのスタイルプロパティがあります。

  • プロパティに適用する具体的な値を指定します。色の場合は「red」や「#FF0000」などの表現があります。

CSSのclassセレクタについての解説はこちら!

classセレクタの基本の使い方を初心者向けにわかりやすく解説
この記事では「CSSのclassセレクタ」について解説しています。classセレクタは、CSS(Cascading Style Sheets)で要素にスタイルを適用するためのセレクタの一つであり、classセレクタを使うことで、特定の要素や複数の要素に同じスタイルを適用することができます。

スタイルルールの適用方法

CSSのスタイルルールは3つの方法で適用することができます。

  1. インラインスタイル
    HTML要素の属性としてスタイルを直接指定する方法です。CSSで要素ごとに個別にスタイルを指定することができます。以下はインラインスタイルの例です。

    <p style="color: blue; font-size: 18px;">これは青色のテキストです。</p>

    インラインスタイルは特定の要素に直接スタイルを適用できるため、優先度が非常に高く、他のスタイルルールよりも優先されます。ただし、多くの要素に対して同じスタイルを適用する場合は、他の方法を使用する方が効率的です。

     

  2. 内部スタイルシート
    内部スタイルシートは、HTML文書内の<style>タグを使用してスタイルを定義する方法です。<head>要素内に<style>タグを配置し、その中でスタイルルールを定義します。以下は内部スタイルシートの例です。

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <style>
        p {
          color: blue;
          font-size: 18px;
        }
      </style>
    </head>
    <body>
      <p>これは青色のテキストです。</p>
    </body>
    </html>

    内部スタイルシートはHTML文書内にスタイルを定義するため、特定のページに対してのみCSSが適用されます。ただし、複数のページで同じCSSを使用する場合には、外部スタイルシートを使用する方が効率的です。

  3. 外部スタイルシート
    外部スタイルシートは、別々のCSSファイルとして作成し、HTML文書からリンクして使用する方法です。CSSファイル内にスタイルルールを定義し、HTML文書の<head>要素内で<link>要素を使用してCSSファイルを指定します。以下は外部スタイルシートの例です。

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <link rel="stylesheet" href="styles.css">
    </head>
    <body>
      <p>これは青色のテキストです。</p>
    </body>
    </html>

外部スタイルシートは複数のHTML文書で同じCSSを共有するために使用されます。また、CSSの修正や管理が容易で、HTMLとCSSが分離されているため、メンテナンスがしやすくなります。

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これからHTMLやCSSなどプログラミング言語の学習を始めようと考えている方、または最近学習を始めた方がいらっしゃるかと思います。

ただ、実際学習を始めるとなると

1人で学習を進められるかな…
どこをゴールにしていいかわからない…
挫折してしまわないかな…

このように不安な気持ちになる方もいますよね。

たしかに、何かわからないことが出てきたとき、エラーが解決できないとき、誰かに相談できる環境がないことが理由でプログラミング言語の学習を挫折する方が多くいます。

実際にプログラミング言語初学者が挫折をする1番の理由は「不明点が発生した際に気軽に相談できる環境がない」という実態があります。

それだけ学習する環境が大事だということです。

そんな背景があるからこそ、プログラミングの勉強をする際にスクールを選ぶ方が多いのが事実です。

プログラミングスクールに通う理由は他にもあり

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・モチベーションの維持にもつながりそう
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このように「確実に!」「効率良く!」といった声もよく上がります。
やはり途中で挫折してしまったり、どこを目指しているのかわからなくなったりした場合、「プログラミングを学習することは難しい」と認識してしまい、その後のスキル習得を諦めてしまう可能性が非常に高くなります。
このようなことから、社会人で時間もそこまでないため短期間でスキルを習得したい人や独学で進めるのが不安な人が効率性や確実性を求め、プロの講師に相談できる環境が用意されているプログラミングスクールを選択するのがわかります。
「転職をしたい」「副業で稼げるようになりたい」という理由でプログラミング言語を学び始めたとき、わからない箇所を飛ばしてそのままに放置して学習を進めたとしても、目標とする転職や副業が実現するほどのスキルが身につかなければ多くの時間を費やして何も得られないという結果になります。
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