【C言語入門】printf関数の使い方とフォーマット指定子

プログラミング言語の辞書

C言語のprintf関数は、フォーマットされた文字列を標準出力に表示するための関数です。この関数を使うことで、変数の値を指定した形式で表示することができます。

基本的な使い方

printf関数は、最初の引数に表示したい文字列とフォーマット指定子を含む文字列を取り、続く引数に表示する値を取ります。フォーマット指定子は、値を特定の形式で表示するためのものです。

主なフォーマット指定子

%d : 整数を表示します。
%f : 浮動小数点数を表示します。
%c : 単一の文字を表示します。
%s : 文字列を表示します。
%x : 16進数の整数を表示します。
例えば、整数を表示する際には%d、浮動小数点数を表示する際には%fを使用します。これにより、適切な形式でデータを出力できます。

フォーマット指定子の詳細

フォーマット指定子には、オプションでフラグ、フィールド幅、精度を指定することができます。例えば、%10dは10文字幅で整数を右揃えで表示し、%.2fは小数点以下2桁までの浮動小数点数を表示します。

エスケープシーケンス

printf関数では、特定の制御文字を表示するためにエスケープシーケンスを使用します。例えば、\nは改行を、\tはタブを表します。

このように、printf関数を使って適切なフォーマット指定子を使用することで、さまざまな形式でデータを表示することが可能です。フォーマット指定子を効果的に利用することで、出力の形式を自由に制御できます。