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Javaの学習ロードマップ大公開!必要な準備から学習方法まで詳しく解説 - 忍者CODEマガジン

Javaの学習ロードマップ大公開!必要な準備から学習方法まで詳しく解説

学習方法

Javaは、世界中で広く使用されているプログラミング言語であり、特にWeb(ウェブ)アプリやモバイルアプリの開発において重要なスキルです。初心者がJavaを効率的に学習し、実際のプロジェクトに活用できるようになるためには、体系的な学習ロードマップに沿って学習を進めることが求められます。

今回は、Javaを学び始める前に必要な準備から、具体的な学習ステップについて詳しく解説します。

Javaを学習する前にすべき準備

Javaを学習する前に、しっかりとした準備を行うことが重要です。

準備1|学習する目的を決める

Javaの学習を始める前に、まずは学習の目的を決めましょう。

JavaはWebアプリ開発、モバイルアプリ開発、システム開発など、さまざまな用途に活用できるため、学びたい内容も目的によって変わります。例えば、Webアプリを作りたいのか、モバイルアプリを作りたいのかによって、必要な知識やスキルセットも異なります。

目的をはっきりさせることで、モチベーションが維持しやすくなり、学習の方向性が定まります。

また、目的を決める際には、ひとつに絞ることがおすすめです。複数の目的を設定すると、学習すべき内容が多くなり、中途半端になる可能性があります。まずはひとつの目標に集中し、その後、他の目標にも取り組むようにしましょう。

準備2|環境構築を行う

Javaの学習を進めるためには、まずプログラムを書くための道具やソフトを用意する(=開発環境を整える)必要があります。開発環境を整える際には、下記のソフトウェアをインストールすることが推奨されます。

・JDK(Java Development Kit)

Javaでの開発に必須となるソフトウェアです。これがなければ、Javaのコードを実行することができません。

 

・統合開発環境(IDE)

効率的に開発を進めるために、EclipseやIntelliJ IDEAといったIDEを導入しましょう。これらのツールは、コードの編集、デバッグ(ソースコードのバグを見つけて修正すること)、ビルド(ソースコードから実際に動くプログラムに変換すること)などを一元管理できるため、初心者でも作業がスムーズになります

 

・Git

バージョン管理ツールとして有効なツールです。学習の段階から導入することで、プロジェクト管理やコードの変更履歴の追跡が容易になり、チーム開発にも対応できるスキルを身に付けられます。

 

開発環境をしっかりと整えることで、学習の際に生じるトラブルを最小限に抑え、学習に集中できるようになります。

Javaを効率良く学習するためのロードマップ

Javaを学習する際、計画的に進めることが重要です。下記は、Javaを効率良く学ぶためのステップです。

1.Javaの基礎知識を学ぶ
2.HTML/CSSの知識に触れる
3.オブジェクト指向について理解する
4.データベース(SQL)について学ぶ
5.ライブラリやフレームワークを学習する
6.Gitやコマンドの使い方を学ぶ
7.Webアプリやスマホアプリを実際に作ってみる

ここでは、未経験者がJavaエンジニアを目指すための具体的なロードマップを紹介します。

ステップ1|Javaの基礎知識を学ぶ

最初のステップは、Javaの基本をしっかり理解することです。プログラミング未経験の方でも、Javaの基本構文やデータ型、for文などのループ処理を学ぶことは必須です。

Javaの基本文法を覚えておくことで、次のステップもスムーズに進められるでしょう。

ステップ2|HTML/CSSの知識に触れる

Javaを学ぶ際、Web制作の現場で使われるHTMLとCSSの知識もある程度必要です。HTMLはWebページの骨組みを作り、CSSはその見た目やデザインを整える役割を果たします。

Javaエンジニアとして必要最低限のHTML/CSSの知識を短期間で学習し、実際のWebアプリ開発に応用できるようにしましょう。

ステップ3|オブジェクト指向について理解する

Javaはオブジェクト指向型プログラミング言語であるため、オブジェクト指向の考え方を理解することが重要です。

オブジェクト指向とは、プログラムをオブジェクト(部品)単位で捉え、その組み合わせでシステム全体を構築するというアプローチです。抽象的な概念なため、実際にコードを書きながら理解を深めるのが効果的です。

ステップ4|データベース(SQL)について学ぶ

次に、SQLの基本を学びましょう。SQLはデータベースを操作するための言語であり、Javaエンジニアとしてはデータベース操作の基礎的な知識が不可欠です。特に、データの検索や更新、削除などの操作方法を習得し、実際のプロジェクトで使えるスキルを身に付けましょう。

ステップ5|ライブラリやフレームワークを学習する

Javaには多くのライブラリ(よく使われるソースコードをまとめたもの)やフレームワーク(Webアプリやシステムを開発する際の基本的な枠組み)が存在します。これらを活用することで、開発効率を大幅に向上させることができます。

特に、Javaエンジニアとしては、Springなどのフレームワークや、頻繁に使用されるライブラリの基本的な使い方を学び、効率的な開発ができるようになることが重要です。

ステップ6|Gitやコマンドの使い方を学ぶ

Gitは、バージョン管理システムとして広く利用されているツールです。ソースコードの変更履歴を記録しているので、「いつコードを変更したか」「最新バージョンはどれか」を把握することができます。

Webシステムの開発では複数人で進めることが一般的なため、JavaエンジニアとしてGitを使ってプロジェクトを管理するスキルは必須です。

また、Gitを扱う際は「コマンド」の概念も重要です。コマンドとは一定のルールに基づいた文字列によって、コンピューターを操作することを指します。コマンドを使いこなすことで、開発作業をより効率的に進められるようになります。

ステップ7|Webアプリやスマホアプリを実際に作ってみる

基礎知識を学んだ後は、実際にWebアプリやスマホアプリを作成してみましょう。これによって、学んだ知識を実践的に応用し、スキルを定着させることができます。自分でプロジェクトを進めながら、Javaエンジニアに必要な実践的なスキルを習得していきましょう。

初心者におすすめの学習方法

Javaの学習を効率的に進めたいと考えている初心者には、まず自分の学習スタイルに合った方法を選ぶことが重要です。独学で進めるか、あるいはプログラミングスクールに通うか、それぞれにメリットとデメリットがあります。

ここでは、独学とスクーリングの2つの学習方法について紹介します。

独学

独学でJavaを学ぶ場合、書籍、オンラインのプログラミングサイト、アプリ、動画などさまざまな媒体を活用することができます。これらの教材を使えば、自分のペースで学習を進められるため、忙しいスケジュールの中でも調整できます。さらに、独学はコストが抑えられる点も魅力的です。

しかし、独学は一人で学習を進めなければならないため、途中で行き詰まりを感じることがあるのも事実です。挫折を防ぐためにも、TechCommitやTECH PLAYなどのコミュニティを活用し、わからないことをすぐに質問できる環境を整えておきましょう。

スクーリング

もし独学に不安を感じるなら、プログラミングスクールに通うこともひとつの手段です。スクールでは体系的にカリキュラムが組まれているため、より効率良くスキルを身に付けることができます。

オンラインプログラミングスクールの「NINJACODE」なら、挫折しにくい環境を提供しており、オンラインで現役のクリエイターに無期限で質問できるチャットサポートがあるため、学習中の不明点をすぐに解決することが可能です。

また、「NINJACODE」では「Javaスクール」を設けています。Javaの基礎知識から、業務管理システムやECサイトの開発まで、実践を見据えたカリキュラムを組んでいるため、即戦力として活躍できるスキルを習得できます。

Javaを効率良く学びたい方は、ぜひ「NINJACODE」までお気軽にご相談ください。

>>Javaスクール

まとめ

Javaを学習する際には、目的を明確にし、開発環境を整えることが重要です。初心者でもステップを踏んで基礎から学ぶことで、効率的にスキルを習得できます。具体的には、Javaの基本知識、オブジェクト指向、SQL、フレームワークなどを順に学び、最終的に実際のアプリ開発へとつなげます。自分に合った学習スタイルで、Javaの習得を目指しましょう。