給料が高くて女性が働ける仕事12選をランキングで紹介！

女性が高収入を得られる職業にはどんなものがあるのでしょうか。資格や免許が必要な職業は、専門的な知識や高度なスキルの保有を前提とした雇用で安定した高収入を得ることができます。一方で、そうした資格などは必要なく、未経験からでも挑戦してキャリアアップが可能な職業もあります。

今回は、女性が就いている職業で給料が高いものをランキング形式で解説し、高収入を得るためのポイントも合わせて紹介します。

【資格・免許など必須】女性の給料が高い仕事ランキング！
【資格不要・未経験可】女性の給料が高い仕事ランキング！
女性が給料の高い仕事へ就職するときの注意点・ポイント
まとめ

【資格・免許など必須】女性の給料が高い仕事ランキング！

資格・免許が必要となる、女性の給料が高い仕事1位～6位を紹介します（※）。いずれも高度な専門知識が高い収入に結びついていますが、就業後も常に専門分野における研鑽が求められ、労働時間も長い傾向にある職種です。

年収のデータは、厚生労働省「令和５年賃金構造基本統計調査」に基づいています。詳細は下記を参照ください。

※国内の女性の従事者が4,000人以上いる職種を掲載しています。

出典：厚生労働省「令和５年賃金構造基本統計調査の結果」

1位｜医師

医師は女性の中で最も高給な職業のひとつで、平均年収は約1,148万円です。医師法で定められた、医師だけに許される患者の診察・治療に従事します。

医師になるためには、大学の医学部を卒業し、医師国家試験に合格する必要があります。その後、研修医として経験を積み、終了後は各分野の医師として働きます。

2位｜大学教授

大学教授の平均年収は約1,036万円です。大学教授は、講義や研究、論文の執筆、学生の指導など幅広い業務を担当します。高い専門性と研究分野における業績が求められます。

大学教授になるためには、原則として博士号を取得し（著しい業績を有していれば、不要な場合あり）、教育機関での実務経験と研究実績を積むことが重要です。また、学会への参加や研究プロジェクトの推進も重要な役割です。空席ができにくく、ポストは限定的です。

3位｜法務従事者

法務従事者の平均年収は約865万円です。法務従事者とは、法曹三者（裁判官、検察官、弁護士）、そのほか司法に関連する専門的な仕事に従事する人を指します。

法曹三者になるには、司法試験を突破する必要があります。その後、司法修習を経て、裁判官や検察官、弁護士としてのキャリアをスタートさせます。

4位｜大学准教授

大学准教授の平均年収は約810万円です。大学准教授は、講義や研究、学生の指導、論文の執筆などを行います。また、研究費の獲得や学会での発表なども重要な業務です。

大学准教授になるためには、原則として修士号を取得し（必須ではない場合あり）、教育機関での実務経験を積むことが必要です。また、研究成果や教育実績が重視されます。教授職同様、ポストは非常に限られています。

5位｜歯科医師

歯科医師の平均年収は約677万円です。歯科医師は、歯科医療および保健指導に従事します。

歯科医師になるには、歯学部を卒業し、歯科医師国家試験に合格する必要があります。その後、研修期間を経て勤務医として経験を積み、開業する場合もあります。

6位｜高等学校教員

高等学校教員の平均年収は約632万円です。高等学校教員は、授業の準備や実施、学生の指導や評価、部活動の指導など多岐にわたる業務を行います。

高等学校教員になるには、教育学部を卒業し、高等学校教諭１種免許状または同専修免許状の取得が必要です。その後、公立もしくは私立の高等学校、専門学科を中心に学ぶ専門学校、定時制学校、通信制高校などで働くことができます。

【資格不要・未経験可】女性の給料が高い仕事ランキング！

資格不要で、未経験からでも目指せる女性の給料が高い仕事トップ6を紹介します（※）。担当業務に対する深い理解とスキルを武器に、高いパフォーマンスを発揮できれば、高収入の道が開けてきます。

年収データは、厚生労働省の「令和５年賃金構造基本統計調査」に基づいています。詳細は下記を参照ください。

※国内の女性の従事者が4,000人以上いる職種を掲載しています。

出典：厚生労働省「令和５年賃金構造基本統計調査の結果」

1位｜経営・金融・保険専門職業従事者

平均年収は約728万円です。経営・金融・保険専門職業従事者とは、財務会計、人事労務に関するコンサルティング、財務監査、税務指導などの仕事、資産運用や金融取引に関する助言などの仕事に従事する人です。高度な企業経営・金融・保険に関する専門的知識や実務経験をベースに業務に当たる必要があります。

経済学や経営学の知識を身につけることが推奨されますが、資格が必須ではなく、実務経験や実績が重視されることが多いです。MBA（経営学修士）などの学位や、公認会計士、税理士などの資格を持っていると、より有利に働くことがあります。

3位｜システムコンサルタント・設計者

平均年収は約561万円です。企業のITシステムの導入や改善をサポートし、効率的なシステム設計を行います。システムの要件定義から設計、導入、運用までを一貫してサポートすることが求められます。ITの専門知識と技術が必要とされ、特にプログラミングやネットワーク、データベースに関する知識が重要です。

IT関連の知識や経験が求められますが、資格がなくても実績やスキルが評価されることが多いです。システムエンジニアやプログラマーとしての経験があると有利です。また、PMP（プロジェクトマネジメントに関する国際資格）や情報処理技術者試験などの資格を取得することで、さらなるキャリアアップが期待できます。

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4位｜航空機客室乗務員（CA）

平均年収は約539万円です。航空機の客室内で乗客の安全を確保し、快適なフライトを提供する仕事です。フライト中のサービス提供だけでなく、緊急時の対応や乗客のサポートなど、多岐にわたる業務を担当します。

必須資格はありませんが、語学力、接遇スキルのほかに体力も重要です。早朝・深夜のフライト、長時間のフライトなど、過酷な勤務に対応するだけの体力維持と自己管理能力が問われます。

5位｜企画事務員

平均年収は約534万円です。企画事務員の主な仕事内容は、新商品・サービスの企画開発や売るための施策立案・実行です。具体的には、市場調査やデータ分析を行い、プロジェクトの計画を立て、実施に向けての準備や調整を行います。また、プロジェクトの進捗管理や成果の評価、報告書の作成なども担当します。

企画事務員になるためには、特定の資格は必須ではありませんが、マーケティングやビジネスに関する知識が求められます。コミュニケーション能力や調整力、問題解決能力が求められるため、これらのスキルを磨くことが成功の鍵となります。

6位｜機械器具・通信・システム営業職業従事者（自動車を除く）

平均年収は約520万円です。機械や通信、システム関連の製品やサービスを販売する仕事です。顧客のニーズを把握し、最適な製品やサービスを提案することが求められます。

特定の資格は必要ありませんが、営業職としてのスキルを磨き、顧客との信頼関係を築くことが成功の鍵となります。商品知識を深めるために、メーカーの研修プログラムや業界関連のセミナーに参加するなど、仕事に対するコミットメントが業績アップに直結しやすい職種です。営業成績によってはインセンティブが支給されることもあり、高収入が期待できます。