Webデザイナーを志すときに、知識や技術を身に付けるために職業訓練を受講するという選択肢があります。しかし、「職業訓練のWebデザインコースはやめとけ」という意見を耳にし、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は職業訓練でWebデザイナーの知識や技術を習得できるのか、Webデザイナーになるために職業訓練より良い選択肢がほかにあるのかなどを紹介します。
忍者CODEマガジンは、未経験からでもプロのエンジニアを目指せるプログラミングスクール「忍者CODE」が運営しているプログラミング情報サイトです。
- プログラミングの効果的な学習方法
- プログラミング用語の解説
- エンジニアのキャリアに関する情報
など、プログラミングを始めたばかりの初学者に役立つ記事を幅広く公開しています!
「職業訓練のWebデザインコースはやめとけ」といわれる理由
「職業訓練のWebデザインコースはやめとけ」といわれる理由は以下の3つです。
理由1:実践的なスキルが身に付かない
理由2:自分のペースで学べない
理由3:講師の質が良くない場合がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由1:実践的なスキルが身に付かない
職業訓練のWebデザインコースは、Webデザインの基礎スキルを身に付けるためのカリキュラムが組まれています。必要最低限のWebデザインスキルを身に付けることを目的としているため、実務に役立つような実践的なスキルを身に付けることはできません。
一方、民間のWebデザインスクールでは、現場で役立つスキルも学ぶことができます。
職業訓練のWebデザインコースは、民間のWebデザインスクールの学習内容と比べると、習得できる知識やスキルに大きな差があるのです。
理由2:自分のペースで学べない
職業訓練のWebデザインコースでは、基本的に講師1~2人に対して、生徒数十人が授業を受けるのが通常であるため、自分のペースで学ぶことができません。生徒のなかには完全初心者の方もいれば、前職である程度Web知識を培っていた方もいるため、講義の進むスピードが遅すぎると感じる方も一定数います。
民間のWebデザインスクールのようにマンツーマン指導であれば、自分の苦手範囲はしっかりと時間をかけ、分かっている範囲はスピードを上げることができます。職業訓練のWebデザインコースでは、全体の習熟度を見ながら進むので退屈になったり、逆についていけないと感じたりすることもあるでしょう。
理由3:講師の質が良くない場合がある
職業訓練のWebデザインコースの講師は、現役で活躍している方ではなく第一線を退いた方が多くいます。そのため、最新のスキルや知識をもっている講師が少なく、本当に現場で求められるノウハウやスキルを得られないことが考えられます。
民間のWebデザインスクールと比べると、講師の質が良くないと感じることがあるかもしれません。
- Webデザインを学んで自分だけのスキルを身につけたい
- Webデザインのスキルを身につけてWebデザイナーとして副業をしたい
- Webデザインのスキルを身に付けてWebデザイナーとして転職したい
そんな思いを持った方は忍者CODEのWebデザインコースがおすすめです!
忍者CODEは未経験からでもプロのエンジニアを目指せるオンラインスク―ルです。
期間制限なく動画を視聴できるので、自分のペースで学習することができます!
【こんな人なら向いている!】職業訓練のWebデザインコースを受講するメリット
職業訓練のWebデザインコースが向いているという方もいます。ここでは、職業訓練のWebデザインコースを受講するメリットについて解説いたします。
基礎のITスキルを身につけることができる
職業訓練のWebデザインコースは、ITスキルの基礎を身に付けられる講義内容です。今までPCに触れる機会がほとんどなかったり、学生時代以来PCにまったく触れてこなかったりした方にとっては、基礎をしっかり学べるのでメリットがあります。
また、Webデザイナーがどんな仕事なのか、IT系の職種を広く知りたいと考えている方にもおすすめです。そのほか、IT系の知識やスキルに自信がない方が就職に際して、Webデザインの基礎を習得したという証明になるため、アピールの仕方によっては採用試験で役立つこともあります。
就職や副業の選択の幅が広がる
職業訓練のWebデザインコースを受講することは、Webデザイナーになりたいという意思表示になり、未経験から勉強したという自己アピールになります。
また、IT系の知識を身に付けただけでも職業選択の幅が広がるはずです。Webデザインの知識やスキルは、Webデザイナーだけではなく、事務職や広報職などでも重宝されます。PCの基本操作からステップアップを試みて、就職や副業の選択の幅を広げたいと考えている方にとっても、職業訓練のWebデザインコースの受講は意味があるといえます。
職業訓練からWebデザイナーを目指すためのポイント
実際に職業訓練のWebデザインコースを受講する場合、どのような点に注意すべきなのでしょうか。ここでは、職業訓練からWebデザイナーを目指すためのポイントを解説します。
授業内容をあらかじめ確認しておく
職業訓練のWebデザインコースを受講する前に、講義全体を通して何が学べるのかを事前にしっかりと調べておきましょう。例えば、実際に訓練校を見学に行って講義の雰囲気や講義を受けている生徒をみるだけでもイメージが付きやすいです。
訓練校の雰囲気を知ることで、安心感がもてたり学習へのモチベーションが上がったりします。講義を受けた後に想像していた内容と違ったという後悔を避けるためにも、あらかじめしっかりと確認することが大切です。
わからないことはできる限り自分で調べる“くせ”をつける
一般的に、職業訓練校でのサポートは手厚いとはいえません。サポートがあまり望めないため、わからない箇所は都度自分で調べていくことが求められます。
そのとき学んでいることを理解できずに次のことを学んでも、理解できない箇所が増え続けるだけです。わからない部分をしっかり解消した上で、新たな知識を入れていくことが重要になります。
わからないことはできる限り自分で調べる“くせ”をつけるようにしましょう。自分で調べても理解できない部分は、受け身にならず積極的に講師に質問し、自ら学びにいくことが大切です。
スキルアップのため勉強を継続する
Webデザイナー業界では常に新しい技術やトレンドが生み出されています。そのため、Webデザインのトレンドの変化に合わせて自身もアップデートしていかなければ、訓練後にWebデザイナーとして活躍するのは難しいものです。
また近年では、illustratorやPhotoshopだけでなく、コーディングスキルをもってサイト全体のデザインから構築できることを「デザイナー」と呼ぶことが当たり前になってきています。
Webデザイナーになる前から、常にスキルアップのために勉強をするという姿勢をもつようにしましょう。職業訓練校に通えば十分なスキルを習得できるとは考えずに、自分で学ぶという意識が大切です。
本気でWebデザイナーを目指すならスクールがおすすめ!
職業訓練のWebデザインコースから、Webデザイナーを目指すことができないわけではありません。
しかし、「Webデザイナーになる」という目標が明確であれば、民間のWebデザインスクールがおすすめです。Webデザインスクールであれば、基礎から実践スキルまで体系的なカリキュラムで学べ、一人ひとりの理解度に合わせて学習を進められます。
また、未経験からWebデザイナーを目指すなら、転職(就職)サポートを手厚く行ってくれるマンツーマン指導のスクールが安心です。Webデザインの知識やスキルを習得した後、Webデザイナーとして転職(就職)をするというゴールまで描けるスクールを選びましょう。
本気でWebデザイナーを目指すなら、実践的かつ体系的に学べるカリキュラムが自慢の「NINJA CODE」をご検討ください。オンライン学習のWebデザインコースでは、Webデザイン未経験から転職(就職)するまで一気通貫でトータルサポートいたします。
専任メンターとキャリアコンサルタントが、転職(就職)後も現場で通用するスキルを習得できるように徹底サポートすることにより、あなたの理想のキャリアを叶えるお手伝いをいたします。
まとめ
今回は、「職業訓練のWebデザインコースはやめとけ」という意見について解説いたしました。職業訓練のWebデザイナー講義を利用すれば、受講料を抑えてWebデザイナーの基礎的な知識や技術を習得できるメリットはあります。
しかし、Webデザイナーとしての専門性を身に付けるためには不十分な場合があるので、まずはスクールの無料体験でWebデザイナーが自分に向いているか試してみてはいかがでしょうか。