【Python入門】関数の基礎について解説

プログラミング言語の辞書

Pythonの関数は、一連の命令をまとめて再利用可能にするための基本的なプログラム単位です。

関数の基本概念

Pythonでは、defキーワードを使用して関数を定義します。関数は一度定義すれば、何度でも呼び出して使用することができます。

引数の種類

Pythonの関数は、以下のような様々な引数の指定方法をサポートしています。

位置引数: 順序に従って値を渡します。関数呼び出し時に指定した順序で引数が割り当てられます。
キーワード引数: 引数名を指定して値を渡します。順序に関係なく、引数名で値を指定できるため、コードの可読性が向上します。
デフォルト引数: 引数にデフォルト値を設定します。呼び出し時に値を省略すると、デフォルト値が使用されます​。
可変長引数: 任意の数の引数を受け取ります。*argsはタプルとして位置引数を受け取り、**kwargsは辞書としてキーワード引数を受け取ります。

関数の戻り値

関数はreturn文を使って値を返すことができます。戻り値が不要な場合は、returnを省略するか、return Noneとします。また、関数を適切に使うことで、コードの再利用性が高まり、プログラムの保守性が向上します。