Pythonは、初心者でもさまざまなプログラムを簡単に作成できる言語です。自動化ツールやゲーム、AI開発など、多岐にわたる分野で活用できる汎用性の高さに特徴があります。今回は、初心者でも作れるPythonのプログラムを5つ紹介します。
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Python初心者が作れるもの5選
Pythonは初心者でもさまざまなプログラムを作成できるプログラミング言語です。下記では、Python初心者におすすめの5つのプロジェクトを紹介します。これらのプロジェクトを通して、楽しみながらPythonの実践力を高めていきましょう。
Excel自動化ツール
Pythonを使えば、Excelの操作を自動化するツールが作れます。例えば、複数のデータをもとにグラフを自動作成したり、データを自動計算するプログラムを簡単に作成したりすることが可能です。Excelを手動操作する必要がなくなるため、時間の節約や処理精度の向上にもつながります。
さらに、次で紹介する“クローリング”や“スクレイピング”のプログラムと組み合わせれば、Web(ウェブ)上のデータを取り込みExcelに自動で反映させることも可能です。日々の業務効率化に非常に役立つツールといえます。
クローリング・スクレイピングプログラム
インターネット上からデータ収集するプログラムもPythonで作成可能です。クローリングとは、Webサイト全体の情報を自動で取得すること、スクレイピングは、取得した情報の中から必要なデータを抽出することを指します。
クローリング・スクレイピングでは、下記のような情報を収集できます。
・リンク情報:Webサイト内のリンクURL
・テキスト:ニュース記事や製品説明文などの文章データ
・画像:Webページ上の画像データ
・表形式のデータ:商品の価格・特徴・仕様などの表形式でまとめられたデータ
・ソーシャルメディアのデータ:投稿内容・いいね数・コメントなどのデータ
クローリング・スクレイピングをすれば大量の情報を効率的に収集できるため、リサーチやデータ分析に役立ちます。
ただし、クローリング・スクレイピングをした際のデータは、Webサイトの規約に基づいて適切に使用し、著作権や利用規約に違反しないように注意する必要があります。
画像検出プログラム
Pythonを使えば、画像検出プログラムの作成も簡単です。例えば、カメラで人の顔を自動で検出し、四角で囲う機能を実装できます。
また、顔だけでなく、車や建物などのさまざまな物体を検出するプログラムも作成できます。Pythonは画像処理ライブラリやその資料が充実しているため、初心者でも比較的スムーズにプログラムを実現できるでしょう。
人工知能の開発
人工知能(AI)のプログラムも、Pythonで初心者が取り組める分野です。例えば、質問に自動で答えるチャットボットや、自動翻訳システムなどがあげられます。
PythonにはAI開発に便利なライブラリが用意されており、ゼロからすべてを自分で作る必要がありません。そのため、基本的なコードを少し学べば、初心者でもAIを使った簡単なプログラムを作成できます。
ライブラリについては、後ほど詳しく解説します。
簡単なパソコンゲーム
Pythonでゲームも作成できます。Pythonには、ゲーム開発を容易にするライブラリがあり、初心者でも簡単なPCゲームを作ることが可能です。例えば、ボールを打ち返すゲームや、パズルゲーム、シューティングゲームなどがあげられます。
ゲーム作りを通して、プログラミングの基礎を楽しく学べるため、初心者におすすめのプロジェクトです。
ライブラリについては、後述する見出しで解説します。
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Pythonで開発する際に欠かせないもの
Pythonを使って開発を始める際には、いくつかの重要な要素を知っておく必要があります。初心者の方がスムーズに開発を進めるには、ライブラリやフレームワークなどのツールの活用が大切です。
これらを活用できれば、自分で複雑なコードを書かなくても、多くの機能を簡単に実装できます。ここでは、Pythonでの開発に必要なライブラリとフレームワークについて詳しく説明します。
ライブラリ
ライブラリは、Pythonでの開発に役立つ便利なコードの集まりです。ライブラリを使うことで、ゼロからプログラムを作成しなくても、特定の機能を簡単に実装できます。
例えば、データ処理やグラフの作成など、通常は複雑なコードを書かなければならない機能も、ライブラリを導入すれば短時間で実現できるのです。少しの工夫で難易度の高いプログラムを作成できるので、開発効率が大きく向上します。
フレームワーク
フレームワークは、プログラムを開発するための土台や枠組みを提供するツールです。全体の構造や規則が定義されているので、開発の効率化のほか、初心者でもコードの一貫性が保てる点がメリットです。
ライブラリとの違いは、役割にあります。ライブラリは「部品」であり、プログラムの作業効率を良くするため、必要に応じて使うものです。
一方、フレームワークは「土台」であり、プログラムの土台作りにかかる手間や時間を削減するために、最初から使用されるものです。
Webアプリケーションの開発では、フレームワークを使用することで、複雑なシステムを短期間で作成できます。Pythonでは、DjangoやFlaskといったフレームワークが有名で、初心者でも比較的簡単に扱えます。
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初心者がPythonを勉強する際の注意点
Pythonは、初心者でも扱いやすいプログラミング言語として人気がありますが、学習する際はいくつか注意点があります。
Pythonは開発が苦手な分野があることを知っておく
Pythonは多くの分野で活躍する一方で、苦手とする領域も存在します。例えば、大規模なゲーム開発やスマートフォンアプリ、金融や基幹システムの開発にはあまり適していません。Pythonの処理速度が比較的遅いため、高速処理が必要なシステムやアプリケーションには不向きなのです。
具体例をあげると、大規模な3Dゲームや複雑なモバイルアプリの開発にはC++やJavaなどの高速処理に長けたプログラミング言語が適しています。
学ぶ目的を明確にする
Pythonを勉強する前に、まずは自分が何を達成したいのかを明確にしましょう。Pythonで作りたいプログラムがある、仕事に活用したいなど、具体的に目標を設定することが大切です。
「Pythonを使ってデータ分析をしてみたい」や「エンジニアとして転職したい」などの、明確なゴールがあれば学習を進めやすくなります。
学習効率や、無駄なくスキルを習得するために、目標設定を明確に定めましょう。
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Python初心者が開発途中でつまずいたときの対処法
Pythonを学び始めたばかりの初心者が、プログラムを作成する途中で思い通りにいかず、困ってしまうことはよくあります。そんなときは、つまずいた状況に応じて対処法を考え、適切な方法で解決を目指しましょう。ここでは、初心者向けの具体的な解決方法を紹介します。
質問サイトで相談する
Pythonの勉強中に困った場合、まずは質問サイトでほかのプログラマーに相談してみましょう。例えば「teratail」というサイトは、日本のエンジニアコミュニティに特化しており、経験豊富なプログラマーたちからアドバイスを受けられます。
自力での解決には時間がかかる場合が多く、さらに問題を深刻にしてしまう可能性もあります。しかし、質問サイトを利用すれば、自分では思いつかない視点のアドバイスが得られて解決のヒントが見つかる場合があります。特に初心者は、学習モチベーションの維持のためにも早めに質問して問題を解決しましょう。
プログラミングスクールに通う
質問サイトを利用しても解決できない、あるいはさらに効率的に学びたい場合は、プログラミングスクールに通うのもひとつの方法です。初心者がプログラミングを独学する際、つまずいた部分をすぐに解決できずに、途中で挫折してしまうことも少なくありません。
スクールでは、わからないことがあればすぐに講師に質問できる環境が整っており、学習がスムーズに進むのが魅力です。
Pythonのスキルを効率良く習得するなら、オンラインプログラミングスクールの「NINJA CODE」をご検討ください。
「NINJA CODE」では「Pythonスクール」を用意しており、初心者が基礎から実践レベルまで一貫して学べるカリキュラムを採用しております。
また、無期限・無制限で利用できるチャットサポートを24時間体制で提供しており、いつでも気軽に質問できる環境が整っているため、つまずいたときも安心です。
Pythonのスキルを身に付けたい方は、下記より詳細をご確認ください。
Pythonを学んで「転職」を目指す方へ
忍者CODEが提供するPythonコースの転職支援プランでは、未経験からエンジニアへ転職するための充実したサポート体制を提供しています。また、現役クリエイターが学習のサポートをしてくれるため、学習中に分からないことがあれば、24時間無制限のチャットサポートでいつでも質問が可能です。
転職活動に関してはプロのキャリアアドバイザーのサポートを受けられ、ポートフォリオや履歴書の添削も行いますので、IT業界が未経験の方でも、安心して転職活動に臨むことができますよ!
まとめ
Pythonは初心者にとって扱いやすく、Excelの自動化やクローリング・スクレイピング、簡単なゲームなど、実用的なプログラムが作れます。これらを通じて基本スキルを身に付け、徐々にAIや画像検出などの高度なプログラムに挑戦してみましょう。
これからPythonなどのプログラミング言語の学習を始めようと考えている方、または最近学習を始めた方がいらっしゃるかと思います。
ただ、実際学習を始めるとなると
どこをゴールにしていいかわからない…
挫折してしまわないかな…
このように不安な気持ちになる方もいますよね。
たしかに、何かわからないことが出てきたとき、エラーが解決できないとき、誰かに相談できる環境がないことが理由でプログラミング言語の学習を挫折する方が多くいます。
実際にプログラミング言語初学者が挫折をする1番の理由は「不明点が発生した際に気軽に相談できる環境がない」という実態があります。
それだけ学習する環境が大事だということです。
そんな背景があるからこそ、プログラミングの勉強をする際にスクールを選ぶ方が多いのが事実です。
プログラミングスクールに通う理由は他にもあり
・効率良く学習を進めたい
・モチベーションの維持にもつながりそう
・以前に独学で挫折した経験がある
・学習者同士でつながれるコミュニティへの招待