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ポートフォリオに載せる実績がないときの5つの方法を紹介! - 忍者CODEマガジン

ポートフォリオに載せる実績がないときの5つの方法を紹介!

キャリア(副業、転職、フリーランス)

Web(ウェブ)デザインやプログラミングの分野で就職やフリーランスとして活動を目指す場合、「ポートフォリオ作品」と呼ばれる実績が必要です。しかし、キャリアチェンジや再就職を考えている初心者にとって、ポートフォリオ作品がないのが一般的です。そのため、初めての案件獲得に困難を感じることも少なくありません。

今回は、ポートフォリオ作品の重要性について解説するとともに、未経験からでも始められるポートフォリオの作成方法を紹介します。

実績がない未経験者でもポートフォリオは必要?

未経験で実績がなくても、自分のスキルをアピールするためにポートフォリオは必ず用意しておきましょう。就職や転職活動での自己PRとしてだけでなく、フリーランスとして仕事を受ける際にもクライアントとの信頼関係を築くために必要です。

ポートフォリオは、クライアントが依頼を検討する際の判断材料となり、品質を確認する手段としても利用されます。未経験者にとっては、実際の成果物とともに自身の人柄や強みを伝える自己紹介も含めることで、相手に安心感を与え、名刺代わりとして効果的に活用できます。

実績がなくても持っているスキルや積極性をアピールし、自己成長の姿勢を見せることが大切です。ポートフォリオの充実度が、今後のキャリアの幅を広げるきっかけにもなり得ます。

未経験者がポートフォリオに載せる実績をつくる方法

キャリアチェンジやフリーランスとしての独立を目指している方にとって、ポートフォリオ作品は重要です。ここでは、未経験者でも実績を積み上げられる具体的な方法を紹介します。

クラウドソーシングを利用して実績を増やす

クラウドソーシングサービスを通して実際の案件を受注することで、ポートフォリオ用の実績を築けます。具体的には「クラウドワークス」や「ランサーズ」などを利用し、まずは小規模な案件から取り組むことをおすすめします。案件を完了することで、スキルや対応力を具体的な成果として示せるようになります。

さらに、複数の案件に挑戦することで、さまざまなニーズに対応できるスキルを得られ、信頼性も高められます。余裕のある時間を使って副業として取り組むと、継続的に実績を積むことが可能です。

ワークショップやイベントに参加する

一人でポートフォリオ作品を上手くつくれるかといった不安がある場合は、グループでの制作ができるワークショップやイベントに参加してみましょう。他の参加者とともに一つのプロジェクトを作り上げることができ、自然と協力や役割分担が求められるため、チームでの実践的な経験が得られます。

このような場で学ぶことは多く、個々のスキルだけでなくプロジェクト管理スキルやコミュニケーション力の向上も図れるため、一人でつくるのとは違った魅力があるポートフォリオ作品が完成するでしょう。

スクールで行った課題をポートフォリオ作品にする

プログラミングスクールで学んでいる方は、受講中に取り組んだ課題作品もポートフォリオの素材になります。スクールの最終課題などは、実際の開発現場を想定した本格的な内容が含まれているため、ポートフォリオに載せることで実践的なスキルをアピールできます。

また、スクールの課題では、それぞれで解決すべきテーマや条件が設定されています。そのため、問題解決力や思考の過程を作品を通して示すことができます。

知り合いや友人から請け負って実績を作る

知り合いや友人から小さな案件を請け負うことも、ポートフォリオに役立つ実績を作る一つの方法です。知り合いからの依頼であれば、相談しやすく自由度も高いため、未経験者でも安心して取り組むことができるでしょう。

また、すでに信頼関係を築けていることから、納品物をポートフォリオとして使う許可を得やすいというメリットもあります。さらに、身近な関係から実績を積むことで徐々に自信がつき、次のステップとしてより難易度の高い案件にも挑戦しやすくなります。

ポートフォリオに記載すべき項目

ポートフォリオを作成する際、単に保有しているスキルをまとめるだけでなく、自身の実績や成長意欲が伝わる内容を含めることが重要です。ここでは、効果的にアピールできるポートフォリオの項目を詳しく解説します。

Webデザイナーを目指している方はこちらの記事も参考にしてみてください。

【未経験向け】Webデザイナーのポートフォリオを制作する方法は?

自己紹介

ポートフォリオの冒頭には自己紹介を入れ、読み手に自身の生い立ちや身を置いてきた環境などを簡潔に伝えましょう。学歴、職歴、資格に加えて、具体的なスキルや習得してきた知識を端的にまとめることで、読み手にあなたの経験と強みが伝わりやすくなります。さらに、連絡先やSNSのリンクも記載しておくと、採用担当者やクライアントが連絡したいと思ったときにスムーズに連絡を取りやすくなります。

また、個性を感じてもらうために、自己PR文も効果的です。例えば、「効率的なコード作成が得意」「クライアントの要望に迅速に対応できる」など、他者と差別化できる点を盛り込み、あなたが持つ強みを伝えましょう。採用担当者が「この人と一緒に働きたい」と思えるような印象を与えることが可能です。

作品の説明

ポートフォリオに掲載する作品には完成品だけでなく、制作に至るプロセスや背景を加えることで作品の理解度が高まります。例えば、各作品について「どのような技術を使ったのか」「制作途中でどのような問題に直面したのか」「その問題をどのように解決したのか」といった詳細を加えることで読み手に詳細な情報を提供できます。

さらに、作品作成にかかった時間や、そのプロジェクトで培ったスキルについても言及しましょう。時間管理やタスク管理が得意であることも、ビジネスにおいて重要なスキルとみなされます。そのため、プロジェクトを効率良く進めるためにどのような工夫をしたかについても記載すると良いでしょう。自身が保有するスキルが「どのように現場で役立つか」がより明確に伝わります。

これまでの学習の軌跡

継続的に学習していることを示す情報は、成長意欲をアピールする上で有効です。例えば、参加したワークショップやセミナーについて、その内容や得られた知見を具体的に書き出してみましょう。参加してきた勉強会や交流会、受講したオンライン講座などがあれば、あわせて記載しておくと、実際にどのように成長を続けているかが伝わります。

今後、習得する予定のスキルについても触れると良いでしょう。「現在はバックエンド(※)技術に注力しているが、フロントエンド(※)の理解も深めていく予定」など、学習計画を記載することで、将来的なビジョンが明確な人材としての印象を与えられます。採用担当者にとっても「成長の余地がある」と評価されやすいポイントです。


フロンドエンドとは、ユーザーの目に直接触れる部分のこと
バックエンドとは、データの処理や保存を行う、ユーザーの目には触れない部分のこと

まとめ

ポートフォリオに実績がない場合でも、工夫次第で効果的に自分のスキルをアピールできます。クラウドソーシングで小さな案件を受けたり、スクールの課題やワークショップでの成果を活用したりすることで、実績を作れます。また、自己紹介や学習の軌跡を記載することで、成長意欲や人柄を伝えることも大切です。

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