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Pythonにおすすめのエディタは?選び方のポイントを解説 - 忍者CODEマガジン

Pythonにおすすめのエディタは?選び方のポイントを解説

基礎知識

テキストエディタはテキストファイルを作成・編集できるソフトウェアで、Pythonなどプログラミングにも利用できます。エディタはIDEと比べて動作が軽く、日常的なコーディングに使いやすいことが特徴です。

今回は、Pythonのプログラミングでおすすめのエディタや選び方を解説します。自分に合ったエディタを選び、作業効率をアップさせましょう。

Pythonでの開発におすすめのエディタ5選

エディタには、機能や操作性など、それぞれに特徴があります。Pythonでの開発におすすめのエディタを5つ紹介します。

Visual Studio Code

Visual Studio Code(VS Code)は、Microsoft社が2015年にリリースした、世界中で人気が高いテキストエディタです。無料で利用できるオープンソースソフトウェアで、日本語化にも対応しています。

動作の軽さには定評があり、手っ取り早くPythonでのプログラミングを始めたい方におすすめです。開発を効率的に進めるための拡張機能も豊富で、追加も簡単に行えます。Pythonだけでなく、Javaなどサーバーサイド開発にも利用できます。

Visual Studio Codeのインストール方法について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
Visual Studio Codeをインストールする方法を紹介

Sublime Text

Sublime Textは、スタイリッシュで直感的な操作に向くテキストエディタです。機能拡張が可能なプラグインが豊富にあり、自分好みの本格的な開発環境を構築したい方におすすめです。高機能で、大規模開発にも対応できます。

Sublime Textのダウンロードは無料ですが、継続使用には$99 USDでライセンスの購入が必要です。なお、日本語化はライブラリの導入により可能ですが、完全ではありません。

Anaconda

Anacondaは、IDEやテキストエディタ、Python用のライブラリなどがまとまった、機械学習やデータサイエンス向けのプラットフォームです。

導入時にライブラリやツール類が一括でインストールされるので、さまざまなツールを試してみたい方に向いています。

有料のツールですが、学生や従業員200人以下の企業に所属する方が個人使用する場合では、無料で利用できます。

Jupyter Notebook

Jupyter Notebookはブラウザ上で動くテキストエディタで、特に機械学習やデータサイエンスに向いていることで知られています。前項で紹介したAnacondaに含まれていますが、単独でも利用可能です。

コードをセル単位で実行してすぐに結果が確認できることが特徴で、テスト的にPythonプログラムを作成したい場合に役立ちます。無料で利用できるほか、日本語パッケージのインストールにより日本語対応も可能です。

Notepad++

Notepad++は、プログラミング用の機能が追加されたWindows用の無料エディタです。

メモ帳をベースに開発されているので、動作が非常にシンプルで軽く、使いやすいのがメリットです。標準で日本語に対応しており、別途日本語化を行う必要はありません。

プラグインの利用により、エディタ上でPythonの実行が可能です。また、Pythonのほかにも幅広い言語を扱えて、小規模の開発に適しています。

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Pythonのエディタを選ぶポイント

Pythonに対応したテキストエディタやアプリケーションには、多くの種類が存在します。その中から、自分に合ったエディタを選ぶポイントを紹介します。

利用者が多いか

多くの人に利用されているということは、そのエディタの機能や安定性が優れているということになります。また、利用者が多ければ、エディタに関する情報量も豊富なため、問題が発生したときに解決方法にアクセスしやすいこともメリットです。

初心者にとっては、身近な人にアドバイスを求めやすいのもアドバンテージとなるでしょう。

不具合が生じた場合、早期対応やバージョンアップがなされる可能性が高いことも安心材料になります。また、拡張機能などの開発も活発で、より自分に合った環境を構築しやすくなることもメリットです。

日本語対応をしているか

エディタの多くは海外製で、そのままでは日本語に対応していません。

プログラミングやエディタの扱いに慣れていない場合には、日本語に対応したエディタを選びましょう。日本語のインターフェースが使えたほうが、機能を理解しやすく、効率的な作業ができます。日本語での動作が軽快かどうかも、チェックしておきましょう。

費用はいくらかかるか

テキストエディタは十分な機能を有する無料のものも多くありますが、有料版はさらに機能が充実していたり、カスタマイズ性が高かったりします。

機能や使い勝手などを試してみて、自分の用途に適しているか、導入費用・利用料が妥当な金額であるかなど、拡張機能を含めて確認しましょう。

どんな機能があるか

テキストエディタには、コーディングを支援するハイライトや補完機能のほか、プロジェクト管理や実行の機能、デバック(※)機能などがあります。

これらは効率的に開発を行うために役立つので、自分が求める機能があるかも確認しましょう。使い方によっては、機能が拡張できるIDEのほうが適する場合もあります。

※デバッグ…コードのエラーやバグを修正すること。

サポートは充実しているか

サポート体制は、導入費用・利用料に応じて充実度が変わるのが一般的です。

無料のテキストエディタでは、ベンダーから直接サポートを受けることは難しいでしょう。トラブルや不明点などが出てきた場合には、オンラインマニュアルやユーザーコミュニティなどから情報を収集し、自分で対応しなければなりません。

有料の場合は、無料のテキストエディタに比べてサポートを受けられるケースが多く安心です。費用だけで選ばずに、サポート体制もチェックすることが重要です。

使いやすいか

エディタの操作性も重要なポイントです。操作に手間取るエディタだと、開発に集中できなくなる上、開発スピードも落ちます。

直感的に使え、自分のレベルに合ったエディタを選びましょう。

Pythonでの開発はテキストエディタ・IDEのどちらがおすすめ?

Pythonでの開発には、IDE(統合開発環境)も利用可能です。テキストエディタとどちらを選んだら良いか、それぞれの特徴と選び方を紹介します。

IDEとは

IDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)とは、エディタに加え、コンパイラやデバッガなど、開発プロセスに必要なツール一式を備えたアプリケーションです。

IDEは、プログラミングの一連の作業を1つのアプリ内で完結できるため、効率良く作業ができます。メンバーとの連携作業が可能なため、チームで開発する場合にも適しているでしょう。

ただし、IDEの動作にはある程度のマシンパワーが必要です。起動に時間がかかったり、パソコンによっては動作が重くなってしまったりすることもあります。

初心者にはエディタがおすすめ

コードの書き方を学んでいる段階の初心者には、テキストエディタがおすすめです。機能がシンプルで動作も軽く、コーティングに適しています。パソコンのスペックも求められません。

ただし、プログラムファイルの管理や実行にはIDEのほうが効率的なため、目的に合わせて使い分ける必要があります。日常的にコードを書くだけなら、テキストエディタのほうが便利です。

まとめ

Pythonのコーディングを効率的に行うには、動作が軽いテキストエディタが使いやすくおすすめです。さまざまなエディタがあるので、実際に使用感などを確認してみて、自分の使い方や目的に合ったものを選びましょう。

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