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Web制作でフリーランスは目指せる!~年収や必要スキル、未経験から成るためのステップもご紹介~ - 忍者CODEマガジン

Web制作でフリーランスは目指せる!~年収や必要スキル、未経験から成るためのステップもご紹介~

キャリア(副業、転職、フリーランス)

Web(ウェブ)制作のスキルを活かし、フリーランスとして独立したいと考えている方は多いのではないでしょうか。自由な働き方ができる一方で、収入の不安定さから一歩踏み出すことが難しい方もいるかもしれません。

今回は、Web制作のフリーランスの年収や必要なスキルを解説します。未経験からでもWeb制作のフリーランスとして活躍できるまでの具体的なステップもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Web制作のフリーランスの年収

Web制作をフリーランスとして始めるにあたり、気になるのは収入面です。

フリーランス協会の「フリーランス白書2023」によると、収入が400万円以上と回答したフリーランスのうち、約5割は「クリエイティブ・Web・フォト系」に属する人々です。

したがって、Web制作フリーランスの平均年収は400〜600万円未満の水準であると推測できます。

出典:プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2023

また、Web制作の中でも職種や仕事の範囲・内容・使用する言語によって、案件の単価は大きく異なります。例えば、単純なコーディングのみを担当する場合と、デザインからコーディング、さらにはSEO(※)まで一貫して行う場合では、後者がより高額案件です。

さらに、実務経験が浅い場合は案件単価が低くなる傾向にあります。しかし、経験を積み、スキルを磨くことで高単価の案件を受注できるようになるでしょう。

※SEO…Webサイトが検索エンジン(特にGoogle)の検索結果で上位に表示されるようにするための施策です。

Web制作のフリーランスに必要なスキル

フリーランスとしてWeb制作を始めるには、必要なスキルがあります。次より、クライアントから信頼を得て、継続的に案件を獲得するために必要な6つのスキルについて詳しく解説します。

プログラミングスキル

プログラミングスキルは、Web制作のフリーランスにとって最も重要なスキルのひとつです。企業が制作会社に依頼する代わりにフリーランスに依頼する場合、コストが抑えられる一方で、技術的な不安を抱くクライアントも少なくありません。

そのため、一定のプログラミングスキルがあることを証明できれば、クライアントから信頼を得られます。

「HTML」「CSS」「JavaScript」などの基本的な言語のほかに、ライブラリ(※)やフレームワーク(※)の知識、バックエンド開発の主な使用言語である「PHP」や「Python」などのスキルが求められます。

※ライブラリ…必要な機能を集めた道具箱のようなもので、必要なときに自分のコードに簡単に取り入れて使えます。
※フレームワーク…アプリの土台や骨組みのようなもので、その上に必要な機能を追加していくだけで効率よく開発が進められます。

CMSを扱うスキル

CMS(Contents Management System/コンテンツ・マネジメント・システム)を扱うスキルもフリーランスにとって不可欠です。CMSは、テキストや画像・ページのデザインやレイアウト情報などを一元的に管理し、専門知識がない方でもWebサイトの作成から更新・公開を行えるシステムです。

特に、「WordPress」は、世界中で人気のあるCMSであり、多くのWebサイト制作に利用されています。「WordPress」をはじめ、「Joomla!」や「Drupal」などのCMSを使いこなせるスキルを持っていると、幅広い案件を受けられます。

コミュニケーション力

フリーランスはクライアントと直接やり取りを行うため、コミュニケーション力が重要です。クライアントのニーズを正確に把握し、プロジェクトの進捗状況を適切に報告することで、相手との信頼関係を築くことができます。

コミュニケーションがスムーズに進むと、プロジェクトが効率良く進行し、リピート案件にもつながりやすくなるでしょう。

営業スキル

フリーランスは、自分で案件を獲得する必要があるため、営業スキルが重要です。技術力があっても、営業スキルがなければ案件を得るのは難しいでしょう。

自分を売り込むには、ポートフォリオを作成することが重要です。特に、SNSやブログなどを活用して自分の実績を広く発信することで、クライアントの目に留まりやすくなります。

また、フリーランスで始めたての頃は実績が無いため、受ける案件を選ぶよりも、まずは多くの案件に応募することが重要です。そうすることで、収入を増やせるだけでなく経験やスキルの向上、人脈の広がりも見込めます。

「毎日3件応募しよう」「毎日10分は案件チェックの時間を作ろう」など、目標を立てて取り組んでみると良いでしょう。

問題解決力

フリーランスに限らず、Web制作には予期せぬトラブルや問題に直面する場合が少なくありません。チームで行う開発であれば、誰かに頼ることもできますが、フリーランスは自分頼みです。問題が発生した際に冷静に状況を把握し、解決策を考え、実行に移す能力が求められます。

問題解決力は、クライアントからの信頼を得るだけでなく、自分自身の成長にもつながります。問題を乗り越えることで、より複雑な案件にも自信をもって対応できるようになるでしょう。

自走力

自走力とは、自ら考え行動し、前に進む力のことです。フリーランスは、サラリーマンと違って上司や同僚に頼れないため、自分ですべてを管理し、実行する必要があります。

この自走力があるかどうかで、フリーランスとしての成功が左右されます。設定した目標に向けて、計画的に行動する習慣を身につけることが重要です。自己管理能力を高めることで、スムーズに仕事を進められるようになります。

未経験からWeb制作のフリーランスになるまでのステップ

未経験からWeb制作のフリーランスとして成功するためには、いくつかの重要なステップを踏む必要があります。ここでは、Web制作の基礎を学ぶところから、実際に案件を受注するまでの4つのステップをそれぞれ詳しく解説します。

1. Web制作の基礎を身に付ける

最初に、Web制作の基礎をしっかりと身に付けることが重要です。独学やオンラインスクールを活用して、Webデザインの基礎知識やHTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミングスキルを学びましょう。また、CMSの知識も身に付けておくと、フリーランスとしての活動がスムーズになります。

ある程度の基礎知識を習得した後は、制作会社での実務経験を積むのがおすすめです。いきなりフリーランスとして活動を開始することは可能であるものの、会社勤めを経験することでチームでの作業や、提案から保守までの一連の業務経験を積めます。

将来的にフリーランスとして、より安定した収入を得るための大きな武器となるでしょう。

2. ポートフォリオを作る

次に、ポートフォリオを作成します。ポートフォリオとは、作品を通して自分のスキルを示す作品集です。ポートフォリオがあることで案件応募時にクライアントに対して自分のスキルレベルを証明できます。

高品質なポートフォリオは、案件の受注確率を高めるための重要なポイントとなります。過去に手がけたプロジェクトや、練習用に作成したWebサイトのデザインなどをまとめ、見やすく整理しましょう。

3. クラウドソーシングを利用して実案件に挑戦する

Web制作の基礎を身に付け、ポートフォリオを作成したら、次はクラウドソーシングを利用して実案件に挑戦しましょう。クラウドソーシングサイトには、多くのWeb制作案件が掲載されており、自分のスキルに合った案件を見つけられます。

最初のうちは、高単価の案件を受注するのは難しいかもしれませんが、まずは実績を積むことを優先しましょう。条件にこだわりすぎずにチャレンジすることが大切です。経験を積み評価を得ることで、徐々に高単価案件への挑戦が可能になります。

4. ポートフォリオを更新しながら、案件に取り組む

案件を達成したら、その成果をポートフォリオに追加しましょう。常に最新の実績を反映し、自分の成長やスキルの向上をクライアントに示すことができます。定期的なポートフォリオの更新は、今後の案件受注率をさらに高められます。

まとめ

この記事では、Web制作フリーランスの年収や、活躍するために必要なスキル、そして未経験からフリーランスになるためのステップを詳しく解説しました。特に、スキルの習得やポートフォリオの作成、クラウドソーシングでの実務経験が重要です。これからWeb制作のフリーランスを目指す方は、着実にスキルを身につけ、ポートフォリオを充実させることで、安定した案件受注を目指しましょう。

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